MBHCC E-1
西村 章

第93回 第15戦 日本GP Here Comes The Feeling

 レースに限らず勝負事というものは何によらず、偶発的な要素の介在を可能な限り削ぎ落としてゆくことが勝利に近づく鉄則なのだろう。だが、どうしても排除しきれない種類の偶然に対しては、時宜に応じてそれをうまく利用できるかどうかが勝負の大きな分かれ目になるのであろうな……、というようなことを強く感じさせる、今回の日本GPはそんなレース展開になった。
 ドライコンディションで推移した金曜午前の走り出しから土曜の予選までは、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ MotoGP)が優勝候補最右翼で、一発タイム、アベレージともにライバル勢に勝る速さでポールポジションを獲得した。とはいっても、今回の場合は特別に彼ひとりだけがずば抜けて速い、というわけではなく、予選タイムだけを見れば2番手のバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)とふたりが他のライバル勢各選手を圧倒している状態で、ロレンソとロッシの予選タイム差は0.081秒という僅差だった。だが、このごくわずかに見える差がじつは非常に分厚い壁なのではないか、と思わせるほど、ロレンソは高い安定感を発揮していた。
 ウェットコンディションで始まった決勝レースでも、序盤から圧倒的なペースで独走状態に持ち込み、「あのまま最後まで路面がフルウェット状態だったら、おそらく自分が勝っていたと思う」とレースを振り返った彼の言葉はけっして負け惜しみでもなんでもなく、<あくまでも実現しなかった事実>を淡々と語っただけ、ともいえるだろう。それくらい、ドライでも、フルウェットでも、ロレンソは速かった。しかし、じっさいにはその速さがかえって仇となり、レース中にどんどん乾いてゆく路面状態でフロントタイヤが早く摩耗してペースを大きく落としていった。やがて、安定した速いペースを維持しながら後方から着々と追い上げてくるダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)にオーバーテイクされてしまうのは、その数周前からの両者のラップタイム差を見れば、もはや歴然としていた。ロレンソはその後、ロッシにもパスされて3位でレースを終える。
 優勝を飾ったペドロサは、土曜の予選で2列目6番手。2011年と2012年にツインリンクもてぎを連覇しているとはいえ、今年のレースがドライコンディションで推移すれば、かなり厳しい戦いになっていたであろうことは想像に難くない。決勝日午前にフルウェット状態で行われた20分間のウォームアップセッションではトップタイムを記録したものの、レースがウェットで終始した場合、彼に勝つチャンスがあったかどうかについては、さあ、はたしてどうだっただろう……。
 というのも、ペドロサはサイティングラップまでハードコンパウンドのリア用ウェットタイヤを使用し、決勝のグリッドで周囲が全員ソフトコンパウンドを装着しているのを見て、自分もソフトに換えた、という経緯があるからだ。
「序盤はフィーリングがあまり良くなかったので慎重に行った」ことも序盤のタイヤ温存にもつながった効果は大きいだろうが、以後はライン上が乾いてゆく路面に対応して最も巧くマネージメントし、誰よりも安定性の高いラップタイムで前との差を詰め、鮮やかなオーバーテイクを繰り返してトップに立った。
 これまでのペドロサは、どちらかといえばロレンソと同様に<先行逃げきり>のような勝ちパターンを得意としていた。だが、前戦アラゴンGPではロッシと接近戦のバトルを繰り広げて2位をもぎ取り、今回の日本GPではひたひたと追い上げて、ひとりまたひとりと処理してゆく力強い戦いかたで勝利を収めた。
 今シーズンが始まる前の話になるが、HRC副社長の中本修平はペドロサの特徴として「ダニの場合は、セットアップでマシンの性能を80%以上使える状態になると、手のつけられない速さを発揮する。けれども、相手も70%、ダニも70%、という状態だと3位や4位で終わってしまう場合が多い」と話していたことがあった。この中本副社長の言葉を踏まえ、改めてここ2戦のペドロサの戦いかたを見てみると、セットアップの満足度が低い状態でも臨機応変な走りで最善の結果を得るスタイルにも対応し、ライダーとして今まで以上の強さを獲得しつつある、そんなようにも思えるのだが、どうだろう。


#26

#99
今回でキャリア通算50勝目。 ロッシとのポイント差は18に……。

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 2年連続チャンピオンのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は4位でフィニッシュし、ランキング首位のロッシとのポイント差が86点になった。残り3戦で獲得が可能な最大ポイントは75点。ということは、今回のレース結果をもってマルケスの3年連続タイトル連覇の可能性は計算上でも潰えた、ということになる。とはいえ、本人は「いやもう数戦前から可能性はなくなってるけどね」と、すでに割り切ってはいたようだけれども。
 さて、そのマルケスだが、来日する前週にトレーニングで左手第五中手骨を骨折し、プレートを挿入して固定する手術を実施している。そのため、今回の彼のマシンは左のハンドルバーのグリップを肉厚にする対策が取られていた。
 初日のタイムは、トップのロレンソから0.761秒差の7番手。走行後に、このハンドルバーの効果をさっそくマルケスに訊ねてみた。
「すごく助かっているよ。今の手の状態では充分に力を入れることができないので、ブレーキングポイントではとくに助かっている。もちろん、痛みはあるけど、そんなに悪くない。午後の走行では朝より腫れが大きくなったので、少しキツかった。今日、無理をすると明日以降がさらに厳しくなるから、今日は100パーセントでは攻めなかったんだ。今日は痛み止めを使わずに走って、明日も使わないと思うけど、決勝レースではラクに戦うために使うことになるだろうね」
 そんな状態でも土曜の予選でフロントロー3番グリッドを獲得したのはたいしたものだし、日曜の決勝レースも、あの路面コンディションと体調を考えれば4位という結果は、まずは上々というべきだろう。とはいえ、ライダーという人種は可能な限りいつでもさらに上を目指すものだろうから、決勝を終えて一段落したマルケスに、レースでは何が厳しかったのか、と改めて質問してみた。
「正直、ウォームアップからあまりいい感じじゃなかった。ふつうなら雨でも速く走れるしフィーリングもいいんだけど、今週は雨のセットアップがあまりよくなくて気持ちよく走れなかった。ウォームアップからレースにかけてセットアップを大きく変更するわけにもいかないので、それでも少しは変えてみたけど、やっぱりレースでは苦労をすることになってしまったよ。今回は4位でよしとすべきだけど、もっといい結果にしたかった、というのが本音だね」


#93

#93
この瞬間もきっと手は疼いていたのでしょうねえ。 スペシャルハンドルバーでやんす。

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 ケガといえば、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)も負傷を抱えた状態で、今回の日本GPを迎えていた。部位は左肩の脱臼で、負傷した時期はアラゴンGP直前、と少し時間が経過しているものの、今回のレースウィークもある程度の痛みは残っていたようだ。その状態でも金曜は3番手タイム。土曜の予選では2列目5番グリッドを獲得した。
 土曜の予選終了後には「まあ、この痛みにはもう慣れっこだけど(笑)、日曜は鎮痛剤を使用してレースに臨むよ」と話していた。ところが、その決勝レースでは、鎮痛剤の効果を発揮するまでもなく、11周目の90°コーナーでオーバーランし、そのままマシンを止めてリタイアした。何があったのか、レース後の彼に状況を訊ねてみたところ、
「レース序盤から、エンジンが全然走らなかった。朝のウォームアップでは速く走れたし、トップスピードもグリップも車体もすごく良かった。いいレースをできそうだと思ったんだけど、決勝になって突然問題が出てきた。ウォームアップよりも20km/hくらい遅くて、スロットルを開けても全然回らないので、マッピングを変えてみた。でも状況はまったく改善しなくて、10周走った頃にエンジンが止まってしまったんだ……」
 チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは5位でレースを終えた。序盤はロッシの直後につけて表彰台圏内が見える場所を走っていたものの、やがて少しずつ距離を開かれて、終盤にはマルケスにもオーバーテイクされてしまった。
「序盤はいい感じで乗れていたんだ。いっぱいいっぱいだったけどスムーズに走っていたし、フロントタイヤを使いすぎないように、ブレーキもあまり強くかけすぎなかったしね。24周は長く厳しいレースになると思ったので、パワーを使いすぎないように途中からマップをソフト側にしたんだ。で、前がどうなるか様子を見ながら走行していたんだけど、8周あたりでいきなりフロントタイヤが終わってしまった。バレンティーノと同じように走りながらついていってたのに、まさかこんなに早く終わるとはね……。5位という結果は、悪くはないけど、あまりハッピーでもないよ」
 刻々とラインが乾いてゆく路面変化への対応が難しかったということなのだろうか、と訊いてみると、ドヴィツィオーゾはやや渋い表情でうなずき、
「……まあ、そうだね。水量があれば話はもっと違ってきたと思うけど、それにしてもなんで8周目あたりの序盤であんなふうになってしまったのかはわからない。皆が同じようにタイヤが終わっていくのなら理解できるけど、僕たちの場合はちょっと速すぎだよ」
 イアンノーネのケースといいドヴィツィオーゾの場合といい、ドゥカティのエンジンはホンダに勝る動力性能を備える反面、現状はいくつかの大きな課題もまだ抱えている、ということなのかもしれない。


#29

#04
日本GPを終えて現在ランキング4位。 近いようで遠い表彰台……。

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 スズキにとって、今回のもてぎは復帰後初のホームGP。当然、気合い満々の状態でウィークに臨んだことだろう。ただ、片方のライダーの調子がいいときにもう片方がいまひとつになってしまうのが痛し痒しで、両選手そろって上々の走り、とはいかないのが、なんとも悩ましいところだ。
 今回のレースウィークも、初日からアレイシ・エスパルガロが悪くない走り出しでセッションを進めていったのに対して、マーヴェリック・ヴィニャーレスは問題含みのスタートになった模様。
 エスパルガロは初日6番手で、「悪くない走り出しになったんじゃない?」と訊ねると、機嫌の良い笑顔でうなずいた。
「そうだね。僕はいつももてぎで苦戦するけど、今日は楽しく乗れた。ハード側のタイヤでも悪くない。長いストレートの最後の方では少しスピードが厳しいけど、アラゴンのレース後に電子制御を見直して、加速もだいぶよくなったんだ。今回のレースは、活動休止後のスズキにとって非常に重要なレースで、浜松から大勢の人たちが来ているので、彼らのためにもがんばっていいレースウィークにしたい。パーツ類の大きなアップデートは無いけれども、スズキの人がたくさんここに来て応援してくれることが、なにより大きなモチベーションになっている。それが馬力向上よりも、今の僕たちの力になっているんだ」
 一方のヴィニャーレスは、この日14番手に沈んで苦戦気味。どんな問題を抱えているのか訊いてみたら
「2、3戦ほど前から電子制御に問題があるんだ」
との返事。片方の選手が良くなれば片方は課題含みのようで、なかなかうまくいかないものである。
「シーズン中盤まではとてもいいかんじで乗れていて、ブレーキもハードにできていたのに、今は思ったようにブレーキできないし旋回できない。バイクを止められないからリアが流れてしまって、走りたいラインをトレースできないんだ」
 と話していたヴィニャーレスだが、土曜のセッションでは前日よりもうまくまとめる方向で進んだ気配で、予選は10番手だったものの、金曜よりも状況は改善しつつあると語った。
「アラゴンではアレイシから1秒差だったけど、今回は0.1秒だからだいぶ良くなっている。その意味ではまあ、悪くないかな」
 しかし、雨の決勝レースではトップテン圏内を争っていたレース中盤に転倒し、リタイア。うまく行かないものである。エスパルガロは11位でチェッカー。序盤は上位グループを走行し「をを、これは!!」とも思わせたが、
「イアンノーネを抜いてマルケスもパスできた。その矢先にフロントタイヤのグリップが落ちてきてブレーキングで挙動が大きくなり、止まりきれずにオーバーランしてしまった……」
 これで大きく順位を落としてしまった兄エスパルガロだったが、その後もあきらめずに追い上げて最後は11位でチェッカー。見るからにがっかりした表情の彼に、レースを振り返ってもらう質問をするのは酷な気もしたけれども、次のフィリップアイランドは好きなコースだと話し、
「昨年は表彰台も狙えたと思うけど、他の選手に接触されて転倒し、結果を残せなかった。でも、今年はきっといい走りをできると思うよ」
 と、期待をつないだ。健闘を祈りたい。


#41

#25
後半戦では毎戦ポイントを獲得。 次戦のフィリップアイランドは、さて。

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 さて、日本人選手はワイルドカードエントリーが2名。
 ヤマハからは、コーポレートカラーのストロボデザインで中須賀克行が参戦。今回の中須賀のマシンは、2016年型のプロトタイプで、ロッシやロレンソの2015年ファクトリー仕様とはスイングアームの形状などが異なっているが、さらにハッキリと見た目でわかる差異は、燃料タンクの給油口がシート後ろのリアカウルに設けられているところ。
 チーム監督の吉川和多留によれば、これらの変更は、レーススタート時のフルタンクから燃料が減っていったときのマシンの重量配分変更を小さくし、ライダーにできるだけ変化を感じさせないこと、が大きな目的のひとつなのだとか。
「とはいっても、ミシュランタイヤじゃないし、ECUソフトも今年型だから、まだわからないことは多いんですがね」
 と吉川監督は謙遜するようなはぐらかすような口調だが、マシンの仕上がりはかなり上々のようだ。ライダーの中須賀自身、
「去年の日本GPでは、テストパーツをたくさん入れた状態で走っていたけれども、今年はほとんど入っていなくて、来年用のバイクとしてバレンティーノとホルヘに、『はいどうぞ』と出せるくらいの仕上がりです。パッケージとしてほぼできあがっている、と理解してもらってもいいですよ」
 と説明をした。さらに、この2016年仕様のプロトタイプは今年型よりもブレーキの安定性が向上しているのだとか。
「燃料がからになってきたときの重量配分の変化は自分自身が乗っていても感じないし、ダウン側のシームレスに加えてこの工夫で、ヤマハの課題だったブレーキングのスタビリティは、さらに良くなっていると思います。あとは、決勝レースの結果で、僕たちの開発がしっかり進んでいることを証明したいですね」
 決勝のリザルトは8位。彼らの開発の正しさは、この数字が雄弁に物語っている。
 もうひとりのワイルドカード参戦は、HRCのテストライダーを務める高橋巧。Team HRC with NISSINからのエントリーで、チーム監督は、同じくHRCテストライダーの青山博一。ライダー、監督、そしてチーフメカニック以下のスタッフもほぼ全員が若い世代の人材で、次の日本レース界を背負う彼らの育成と経験の積み重ねが、今回の参戦の最大の目的なのだとか。高橋がMotoGPクラスのレースに参戦するのは今回が初めてで、予選は19番手とやや厳しい出足だったが、決勝レースは12位でフィニッシュしてポイントを獲得した。
 レースウィーク全体を振り返って、高橋は
「ワイルドカード参戦が250cc以来で、長い間国内だけで走ってきたので、久々にGPライダーと走ってすごくいい勉強になりました。いい経験をできたと思います」
 と、このレースウィークを振り返った。
「ドライコンディションでは、ターゲットにしていたラップタイムに到達したので、その点ではよかったのですが、決勝レースはワイルドカードの最上位でフィニッシュするという目標を達成できなかったのが残念です。今回のレースで得た経験と学んだことを、今後の全日本の走りに活かしていきたいと思います」


#21

#21
なかなか面白い工夫が随所に施されております。

#72

#72
ハルクの本田重樹氏やHRC重鎮の面々もときおり様子を覗きに来ておりました。

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 Moto2とMoto3にも軽く触れておこう。
 両クラスとも決勝は雨のレースになったが、Moto3は12番グリッドスタートの尾野きゅんこと尾野弘樹がスタートを決めて序盤からトップグループにつけた。着々と順位を上げながら3周目には2番手に浮上したが、その矢先の4コーナーで転倒。Moto2クラスでも、中上貴晶が快調に表彰台圏内を走行していたが、5周目の最終コーナーでスリップダウン。〈好事魔多し〉とは、まさにこのことである。
 Moto3の鈴木竜生は、21番グリッドから追い上げ、一時は今季ベストリザルトのシングルフィニッシュも目指せるかとも見えたが、最後は13位でチェッカー。
「21番手からの追い上げでかなりタイヤを使っちゃって、終盤はタイヤの状況とバイクの状況があれ以上攻めるにはかなりリスキーだったので、最後はレースをしっかり終えてポイント獲得することに切り替えました。自己ベストのシルバーストーンは、前がたくさん転んだ結果の10位だったけど、今回は前がほとんど転ばずに自力で順位を上げていけたので、違う意味でいいリザルトになったと思います」
 今回の鈴木はレース周回全体のタイヤマネージメントで他選手との差がついてしまった格好だが、これは今回や今後の経験で彼が学んでいくべき事柄だろう。
 さて、最後はMoto2で4位フィニッシュを果たした、マレーシア人選手のアズラン・シャー・カマルザマンである。12番グリッドのスタートから着々と順位を上げ、レース中盤には3番手を走行していたので、「これは!」とも思わせたのだが、最後の2周でサンドロ・コルテーゼにパスされてしまい、4位チェッカー。
 表彰台こそ逃したものの、アズランは自己ベストリザルトを獲得できて満足げな表情で
「サインボードで〈P3〉という表示を見たときは、かなりドキドキしたよ」
 とレースを振り返った。
「この難しいコンディションで序盤から懸命に攻めて、そこでタイヤをかなり使いすぎてしまったために、終盤はあまりグリップしなくなった。サンドロの方がタイヤを温存していて、それで最後はオーバーテイクされてしまったのだと思う」
 サンマリノGP以来、毎戦ポイントを獲得できるようになったのは、何かを会得したからなのだろうか?
「そうだねえ。バイクの乗り方がようやくわかってきたのかもしれないし、今ある範囲のセッティングで乗り方を工夫して対応できるようにもなってきたのかもね。それでリザルトを出せるようになってきたんだと思う。次のフィリップアイランドとホームレースのマレーシアも、いいリザルトを目指してがんばるよ!」
 うん。がんばってちょうだい。


#76

#24
んー……。 ポテンシャルは着々と発揮しつつある。

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 というわけで以上、各人各様に様々なことがあった第15戦日本GPのあれやこれやでありました。今回は選手やチーム関係者の取材でいっぱいいっぱいになってしまい、日本GPならではの各種イベントや特設ブース等にはまったく覗きに行けなかったので、その部分のレポートはありません。ご容赦ください。そもそも、何が行われていたのかもよく知らないし。それはそれでちょっといかんのじゃないか、という気もしないではないのだが、ひとりでこれだけの数のライダーを取材するのは、自分のキャパではわりと現状でぱっつんぱっつんなんですよ。なので今後はもっと精進して、取材の器を大きくするよう鋭意努力します、はい。
 では、次回は第17戦のマレーシアGPでお目にかかるといたしましょう。


#46

#46
この天候で日曜午前のスケジュールは順延に。 三日間の合計入場者数は85,403人。

#46

#46
2016年SRS-Motoの講師陣。 アブラハム代役は宇宙人。

#5

#30
2015年Moto2チャンピオンはこの人。 スズキPL寺田覚(左)、青木宣篤(右)。

#25

#30
Moto2参戦以来自己ベストリザルト。 んー……。

 

■レースの写真は楠堂亜希さんのコラム

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■2015年 第15戦 日本GP ツインリンクもてぎ

10月11日 


順位 No. ライダー チーム名 車両

1 #26 Dani Pedrosa Repsol Honda Team Honda


2 #46 Valentino Rossi Movistar Yamaha MotoGP Yamaha


3 #99 Jorge Lorenzo Movistar Yamaha MotoGP Yamaha


4 #93 Marc Marquez Repsol Honda Team Honda


5 #4 Andrea Dovizioso Ducati Team Ducati


6 #35 Cal Crutchlow LCR Honda Honda


7 #38 Bradley Smith Monster Yamaha Tech 3 Yamaha


8 #21 中須賀克行 Yamaha Factory Racing Team Yamaha


9 #8 Hector Barbera Avintia Racing Ducati


10 #45 Scott Redding EG 0,0 Marc VDS Honda


11 #41 Aleix Espargaro Team SUZUKI ECSTAR Suzuki


12 #72 高橋 巧 Team HRC with Nissin Honda


13 #69 Nicky Hayden Aspar MotoGP Team Honda


14 #68 Yonny Hernandez Octo Pramac Racing Ducati


15 #63 Mike Di Meglio Avintia Racing Ducati


16 #19 Alvaro Bautista Aprilia Racing Team Gresini Aprilia


17 #50 Eugene Laverty Aspar MotoGP Team Honda


18 #6 Stefan Bradl Aprilia Racing Team Gresini Aprilia


19 #64 秋吉耕佑 AB Motoracing Honda


20 #24 Toni ELIAS Forward Racing Yamaha Forward


RT #44 Pol Espargaro Monster Yamaha Tech3 Yamaha


RT #43 Jack Miller LCR Honda Honda


RT #25 Maverick Viñales Team SUZUKI ECSTAR SUZUKI


RT #76 Loris Baz Forward Racing Forward Yamaha


RT #29 Andrea Iannone Ducati Team Ducati


RT #9 Danilo Petrucci Octo Pramac Racing Ducati


※第17回小学館ノンフィクション大賞優秀賞と、2011年度ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した西村 章さんの著書「最後の王者 MotoGPライダー 青山博一の軌跡」(小学館 1680円)は好評発売中。西村さんの発刊記念インタビューも引き続き掲載中です。どうぞご覧ください。

※話題の書籍「IL CAPOLAVORO」の日本語版「バレンティーノ・ロッシ 使命〜最速最強のストーリー〜」(ウィック・ビジュアル・ビューロウ 1995円)は西村さんが翻訳を担当。ヤマハ移籍、常勝、そしてドゥカティへの電撃移籍の舞台裏などバレンティーノ・ロッシファンならずとも必見。好評発売中です。

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