2015年10月16日 

■ホンダ・ゴールドウイング、ゴールドウイングF6Bのリコール(平成27 年10月15 日届出)

 対象車両は型式EBL -SC68(通称名: ゴールドウイング)の車台番号SC68-1000006~SC68-1000805(製作期間:平成23年9月24日~平成24年12月3日)の800台、車台番号SC68-1100005~SC68-1100819(製作期間:平成24年11月16日~平成25年10月9日)の477台、車台番号SC68-1200003~SC68-1200826(製作期間:平成25年8月20日~平成26年9月8日)の595台、車台番号SC68-1300004~SC68-1300786(製作期間:平成26年9月26日~平成27年9月11日)の577台、型式EBL-SC68(通称名:ゴールドウイングF6B)の車台番号SC68-1100001~SC68-1100802(製作期間:平成24年8月30日~平成25年10月3日)の342台、車台番号SC68-1200001~SC68-1200811(製作期間:平成25年8月20日~平成26年9月15日)の90台、車台番号SC68-1300001~SC68-1300767(製作期間:平成26年6月26日~平成27年9月22日)の138台、計1型式、計2車種、計3,019台。

 不具合の部位(部品名)は「制動装置(セカンドマスターシリンダー) 」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「前後輪のブレーキが連動して作動する機能(デュアルコンバインドブレーキシステム)が付いた制動装置において、制動時に前輪から後輪へ制動力を伝えるセカンドマスターシリンダーの構造が不適切なため、ブレーキホースから溶け出した亜鉛化合物とブレーキ液中の成分が反応して生成された化合物によって、ブレーキの液圧を解除するための油路が閉塞することがある。そのため、後輪ブレーキが引きずり、そのまま走行を続けると、後輪ブレーキが過熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「セカンドマスターシリンダーを対策品に交換する。また、ブレーキ配管を清掃し、リヤマスターシリンダーを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819