2015年11月24日 

■“先進のライディング体験”を提供、スマートフォン・アプリ「ムルティストラーダ・リンク」

 モーターサイクルとしての機能のみならず、Bluetoothテクノロジーを標準装備するなど大きく進化を果たし注目を集めている新型ムルティストラーダ(松井勉さんの試乗レポートはコチラ)。スマートフォンなどと相互通信、「ドゥカティ・ムルティストラーダ・リンク・アプリ」を使用することで、これまで以上にインターネットとの接続性を高めた先進のライディング体験ができるモデルである。

 Bluetoothを介して走行前、走行中、走行後のデータを車両から収集しており、マシンの状態(燃料レベル、ライディングモードの使用率、走行距離)をチェックしてアップデートしたり、過去のツーリングや走行ルートに関する詳細情報を含んだログを記憶させたりすることが可能に。また、走行中の最大バンク角を記録し、リアルタイムおよび直前のコーナーでのバンク角を表示。地図上で、どこの場所で最大バンク角が達成されたのかをユーザーはチェックできる他、エンジン・パワーや走行速度の最大値、平均値なども確認できるようになっている。

 走行終了後はツーリングに関するすべてのデータと情報を保存、合計走行距離や各トリップ距離、記録されたルートの数やそれまでの燃料消費量といった情報をユーザーが任意でアップデートでき、これらの情報を友人とシェアすることも可能に。

  ムルティストラーダ・リンクは現在、iOS向けとして提供され、Android向けとしても近々対応予定だという。

ドゥカティ・ムルティストラーダ・リンク(英語)
http://www.ducati.com/multistradalink.do