2015年12月3日 

■ホンダVFR1200F、VFR1200X のリコール(平成27年12月3日届出)

 対象車両は型式EBL-SC63(通称名:VFR1200F)の車台番号SC63-1000020~SC63-1001061(製作期間:平成22年3月2日~平成22年12月9日)の1,042台、車台番号SC63-1100001~SC63-1100326(製作期間:平成23年1月20日~平成24年1月17日)の326台、車台番号SC63-1200011~SC63-1200177(製作期間:平成24年2月20日~平成24年10月31日)の167台、車台番号SC63-1300001~SC63-1300206(製作期間:平成24年11月6日~平成27年7月13日)の206台、型式EBL-SC70(通称名:VFR1200X)の車台番号SC70-1000005~SC70-1000115(製作期間:平成26年2月20日~平成27年9月2日)の111台、計2型式、計2車種、計1,852台。

 不具合の部位(部品名)は「動力伝達装置(プロペラシャフト)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「プロペラシャフトのヨークジョイント部において、ベアリング抜け防止のかしめ圧及びベアリングを保持するハウジングの形状が不適切なため、走行時の摩擦による熱や高い負荷によりベアリング内部が磨耗するものがある。そのため、そのままの状態で走行を続けると、ヨークジョイント部が破損して、最悪の場合、走行不能となったり、プロペラシャフトがスイングアームと干渉し、リヤホイールがロックするおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、プロペラシャフトを対策品に交換する。ただし、対策品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として、全車両、プロペラシャフトを点検し、ヨークジョイント部の作動不良が確認されたものについては、プロペラシャフトを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819