2015年12月8日 

■なんと“嘘”から始まった三橋 淳のダカール・ラリーmotoクラス参戦、壮行会には多くの仲間、そしてクラウドファンディングの協力者が集まった!

12月2日、レッドブルジャパンの本社にあるレッドブルホールにて 「三橋淳ダカールチャレンジ壮行会&参戦発表会」を開催、予定を上回る150名が来場。

 キッカケはエイプリルフール、4月1日に千葉で行われたKTM試乗会でのこと。ビッグタンクマガジンの春木編集長がついた「2016年ダカールのmotoクラスは250ccに限定されることになった」という嘘に、KTMジャパンの野口英康社長がまんまと騙されたことから始まりました。

 それならこっちも大きな嘘をついてやろうと、その場にいた三橋 淳(これまでダカール・ラリーに日産、トヨタのマシンで挑戦、 5度の市販車クラス優勝を誇る世界的クロスカントリー・ドライバー)と「ダカール参戦やっちゃおうぜ!」という事になり、その場でKTM 450 Rallyを引っ張り出して三橋と野口社長との2ショット写真をとり、私・クスドーのFacebookに載せてシェアするといういたずらは大成功!

 その後の茶飲み話で「ホントに参戦したら面白いね!」と、楽しいことが大好きな三橋と社長のノリと行動力でトントン拍子にホントにダカールラリーにKTMで参戦することになったのです!



三橋 淳は2015年ダカール・ラリーの四輪市販車クラス・チャンピオンだが、アフリカが舞台だった頃のダカール・ラリーに二輪で参戦(2001~2003年)していた経歴をもつ。 会場にはボリビア多民族国の特命全権大使、エリック・ミッチェル・サアベドラ・メンディサバル閣下も来場。右はKTMジャパンの野口英康社長。

 12月2日に行われた「三橋淳ダカールチャレンジ壮行会&参戦発表会」は多くのメディアと関係者、スポンサーはクラウドファンディングの協力者など150名以上が詰めかけ、盛大に行われました(ちなみに12月2日までにクラウドで集まった協賛金は300万を超えました)。

 会場では三橋本人から参戦の経緯から開催概要、コース説明、ダカールへの意気込みなどのスピーチ、野口社長からはマシン説明が行なわれた後、場所を移しての乾杯では開催地であるボリビア大使からの挨拶と声援も。


二輪や四輪のレーサーら、多くの仲間も応援に駆けつけた。

 また、彼の参戦を応援する友人の二輪&四輪レーサー(元ロードレース世界選手権ライダーの青木拓磨氏、GT500ドライバー脇阪寿一選手、GT300参戦の土屋武士選手、スタントライダーの小川裕之氏、ガズーレーシング若手育成プロジェクトのメンバーであり、ラリースト・新井敏弘選手のご子息である新井大輝選手)、そして俳優でバイク乗りの大鶴義丹氏らも大勢駆けつけました。

 パーティーではダカール・マシンに跨ることもでき、各々写真を撮りつつダカール話に華を咲かせました。ダカールラリーは1月2日(第1ステージは1月3日)、アルゼンチンのブエノスアイレスからスタートです!

(レポート&撮影:楠堂亜希)

三橋 淳ホームページ
http://www.jun38c.com/