2015年12月14日 

■カワサキW800のリコール(平成27年12月14日届出)

 対象車両は型式EBL-EJ800A(通称名:W800)の車台番号EJ800A-001092 ~ EJ800A-015859(製作期間:平成22年12月17日~平成24年12月28日)の3,629台(①②)、車台番号EJ800A-015855 ~ EJ800A-026781(製作期間:平成24年12月28日~平成27年12月4日)の2,344台(①)、計1型式、計1車種、計5,973台(①5,973台 ②3,629台)。

 不具合の部位(部品名)は「①電気装置(電気配線) ②原動機(スロットルボディホルダ)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①電気配線の配索設計が不適切なため、電気配線がフレームの突起部と干渉していることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、電気配線の被覆が摩耗して芯線がフレームと短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある ②スロットルボディホルダの耐熱性が不足しているため、エンジンからの熱により硬化することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、振動により亀裂が発生し、亀裂部から空気を過剰に吸入してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「①全車両、当該電気配線を点検し、損傷のあるものは補修または交換を行うとともに、保護カバーを追加し、配索を変更する ②全車両、スロットルボディホルダを対策品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:カワサキモータースジャパンお客様相談室 
TEL:0120-400-819