グランドマジェスティ YP400G 735,000円(5月20日発売)

★ヤマハ　グランドマジェスティ YP400G 車両解説

まさに一クラス上の余裕の走りと高級感で人気の400マジェがカラー設定を変更

グランドマジェスティが初登場したのは2004年3月。しかし国内でグランドマジェスティの名を持つ最初のモデルは実は250だった。

もともとヨーロッパ向けに発売されていたマジェスティ400を、国内のマジェスティシリーズの強化策として、「扱いやすさはそのままに、一層の郊外ツーリングでの快適性、高速道路での余裕の走り、タンデムでの快適性などの要求を向上させ、ワンクラス上の操縦安定性と快適性を具現化するモデル」（グランドマジェスティ YP250G発売時のリリースから）としてリリースされたのだが、エンジンは400のままではなく、国内では経済性の高い軽二輪枠の250として発売された経緯がある。

ただ、新開発のDOHC4バルブ、F.I.エンジンをこれまた250スクターでは初といえるアルミ製フレームに搭載するとはいえ、マジェスティとの差別化は難しく、やはり本格的な“上級車種”を求める声が強なっていった。そして250の登場から1年足らずの2005年3月、ヨーロッパ向けと同一の400版が発売開始されている。

今やグランドマジェスティといえば400版のみで、当然のごとくマジェスティの兄貴分として認識されるが、スタート当初は250版と400版が併売されていたのだ。

その後250版は2006年3月に’06年モデルが発売されたのを最後にラインナップから消えていった。400版の方は’06年モデルの後も、2007年3月、2008年3月、2009年6月と毎年「上質感に磨きをかけ」たモデルをラインナップ。2010年はお休みで今回の2011年モデルの発売へと発展してきている。

今回のマイナーチェンジでは、カラー設定の変更のみで、ガンメタの新色と白系の継続色をあわせて2色の設定となった。

★YAMAHAプレスリリースより　（2011年5月19日）

重厚感・高級感のある新色を採用
「グランドマジェスティ YP400G」
2011年モデルについて

ヤマハ発動機株式会社は、400ccの水冷4ストロークF.I.エンジンを搭載し、優れたツーリング性能と高品質感で人気の「グランドマジェスティ YP400G」のカラーリングを変更し2011年5月20日より発売します。

新色は、重厚感・高級感のある「ダークグレーメタリックB」（ガンメタ）で、落ち着きのある継続色の「ブルーイッシュホワイトカクテル1」（ホワイト）とあわせ、これまでと同じ2色の設定です。また両色とも、フロントフォークをシルバー色に変更し、カラーリングのコーディネイトを図りました。

2005年3月から発売の「グランドマジェスティ YP400G」は、タンデムを含め、市街地から長距離ツーリング用途まで様々なシーンでの上質な走行性が人気を集めています。2009年には仕様変更を行い外装デザインなどを変更、さらに洗練されたスタイルとしています。

名称

「グランドマジェスティ YP400G」

発売日

2011年5月20日

メーカー希望小売価格

「シグナス-X XC125SR」

735,000円 (本体価格700,000円、消費税35,000円)

メーカー希望小売価格（リサイクル費用含む）には、 保険料、税金（除く消費税）、登録などに伴う諸費用は含まれない。

カラーリング

■ダークグレーメタリックB（新色/ガンメタ）

■ブルーイッシュホワイトカクテル1（継続/ホワイト）

販売計画

200台（年間、国内）

★主要諸元