2015年12月17日 

■ホンダCBR250R、フォルツァSiのリコール(平成27年12月17日届出)

 対象車両は型式JBK-MC41(通称名:CBR250R)の車台番号MC41-1401613~MC41-1402313(製作期間:平成26年4月18日~平成26年5月8日)の701台、型式JBK-MF12(通称名:フォルツァ Si)の車台番号MF12-1003378~MF12-1003433(製作期間:平成26年4月26日~平成26年4月30日)の56台、計2型式、計2車種、計757台。

 不具合の部位(部品名)は「始動装置(スターターマグネチックスイッチ)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「エンジンの始動装置において、スターターマグネチックスイッチの防水用シール剤の充填が不適切なため、シール剤がスターターマグネチックスイッチのヒューズを組付ける端子内部に浸入するものがある。そのため、使用過程で端子内部に浸入したシール剤が軟化してヒューズ端子の接圧が低下し、接触抵抗が増加して発熱し、そのままの状態で使用を続けると、ヒューズ組付部が溶損して導通不良となり、エンストして再始動できない、または、スターターマグネチックスイッチの回路が短絡して火災に至るおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、スターターマグネチックスイッチを点検し、良品に交換する。また、ヒューズカプラーを点検し、溶損している場合は、ワイヤーハーネスを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819