2016年3月4日 

■ホンダ・タクト、Dunk の改善対策(平成28年3月3日届出)

 対象車両は型式JBH-AF75(通称名:タクト)の車台番号AF75-1000037~AF75-1037814(製作期間:平成26年11月5日~平成27年9月30日)の37,776 台(①②)、型式JBH-AF74(通称名:Dunk)の車台番号AF74-1000048~AF74-1013798(製作期間:平成25年12月26日~平成27年6月26日)の13,727 台(①②)、計2型式、計2車種、計51,503台。

 不具合の部位(部品名)は「①燃料装置(フューエルトレイドレンチューブ、フューエルトレイ)  ②燃料装置(フューエルトレイ)」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①燃料タンクのフューエルトレイドレンチューブの配索及びフューエルトレイの形状が不適切なため、砂等によりフューエルトレイドレンチューブが詰まり、雨天走行や洗車時の水が燃料タンク内に浸入することがある。そのため、燃料ポンプが水を吸い込むとエンジン不調となるおそれがある。また、浸入した水の影響により、燃料タンク底部が錆び、そのままの状態で使用を続けると錆が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある  ②燃料タンクのフューエルトレイの形状が不適切なため、洗車時に入った水がフューエルトレイに溜まり、燃料タンク内に浸入することがある。そのため、燃料ポンプが水を吸い込むとエンジン不調となるおそれがある。また、浸入した水の影響により、燃料タンク底部が錆び、そのままの状態で使用を続けると錆が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある」というもの。

 改善対策の内容は「全車両、フューエルトレイの形状を修正するとともに、フューエルリッドまたはステップフロアを対策品に交換し、フューエルトレイドレンチューブを取り外す。また、燃料タンク内を点検し、水が浸入している場合は、燃料タンク、燃料ポンプ、インジェクタ、燃料ホースを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819