こんにちは。G2連邦・大統領のピンキー高橋です。2012年ももう２月。今年も残りあと10ヶ月を切りました。時間の経過は早いですね～。ページ更新が遅く感じるのもそのためです。時の過ぎゆくままにこの身を任せている私にとって、ホント酷です。

　前回、このページで触れた後輪駆動スポーツカー・トヨタ86が２月２日、マスコミ関係者はもちろん一般者も招き、幕張メッセでお披露目（86 Opening Gala Party）が行われたそうです。その模様はインターネットで配信されている動画で見ました。

　レーシングスーツを身に纏った豊田社長、東京モーターショーのプレスブリーフィングの時といい元気ありますね。会場にはマツダでロードスターやRX-7といった世界を代表する後輪駆動スポーツカーの開発主査を務めた貴島孝雄さん（現・山口東京理科大学工学部　機械工学科　教授）がサプライズゲストとして登場。「カーメーカーの壁を越えてスポーツカーを楽しむカルチャーを広めよう」という提案に賛同されたそうです。中々粋な演出じゃないですか！　最近、このような二輪の新車発表イベントが少なくなっただけに、何だか羨ましく思えます。

　クルマの楽しさを会場の人々と共用しようというのがこのイベントの目的。私、個人的にトヨタ86に対して興味ございませんし、ここ数年国内で発表された中でも欲しいな～と思わせるクルマはありません（約７年も前に登場した現行NC型マツダ・ロードスターは今も欲しいクルマです）。が、このイベントの模様を見てて、ちょっとだけですがクルマに乗って遊びたい気分になってしまいました。まぁ色々と大変だとは思いますが、二輪業界にもこんなキッカケがあるといいですね。

　ところで、さらにもっと前にこのページでも触れたことがあった、昨年のモーターサイクルショーに出展予定であったホンダのカスタマイズコンセプトモデル「ジョルノ・スポーツスタイル」が「ジョルノ・スポルト」 としてカタログにラインナップされました。いわゆる“ステッカーチューン”のスクーターなのですが私、このバイク結構好きです！　50ccのG1（原付一種）ですけど……。G2連邦に予算があれば、若手ライダー育成のためにジョルノ・スポルトを使ったワンメイクレースなんぞ開催してみたいと思った次第でございます。

　昨年の忌まわしい東日本大震災がきっかけで、手頃かつ機動性が高く、普通免許でも運転できる原付一種の販売台数が皮肉にも伸びているらしいじゃないですか。最近はめっきりG1を取り上げる媒体も少なくなったので、各メーカーの代表車を集めた「春のG1グランプリ」なんてのもやってみたいですね。

　さて、昨年同様にG2連邦主催「2011 G2 オブ・ザ・イヤー」を開催いたします。まさにその名の通り「2011年を代表する原付二種を選出しよう」というものです。ごらんの通り、ここ１年の間に発売されたモデルの中から５機種をノミネートさせていただきました。こう見ると、2011年はマニュアル・ミッションのニューカマーが多かったんですね。ちなみに昨年のG2オブ・ザ・イヤーの大賞に選ばれたのはカワサキKLX125/ D-TRACKER 125でした。

　選出はもちろんワタクシ、Pinkie高橋。ピンク党とイエロー党の複数党は存在するものの、連立政権によって野党の存在しない事実上“独裁国家”となるG2連邦なので仕方ありません。

　では次回、結果発表をお楽しみに！