モーターサイクルショー2016 速報 メーカー自らがカスタマイズをリードする時代 カスタムの花開く

2016年3月19日(土)から21日(月)までインテックス大阪で開催された「第32回大阪モーターサイクルショー」と、3月25日(金)から27日(日)まで東京ビッグサイトで開催されている「第43回東京モーターサイクルショー」に展示された各社のニューモデル、新製品などをまとめて一気にご紹介しよう。今年もモーターサイクルショーの会場内はバイクファンの熱気にあふれていました。


■大阪モーターサイクルショー http://www.motorcycleshow.jp/
■東京モーターサイクルショー http://www.motorcycleshow.org/


honda

Concept CB Type Ⅱ(コンセプトモデル)

空冷4気筒DOHCエンジンを搭載するCB1100をベースに、ヨーロッパを中心にブームとなっている“カフェレーサー”スタイルを提案する新たなCBのコンセプトモデル。海外のカスタマイズムーブメントがいよいよ国内メーカーにも影響を与えはじめています。メーカーによるカスタマイズモデルが、実際に市販化される時代の到来のようです。昨年の東京モーターショーに展示された“Concept CB”も赤のカラーで展示されました。


Concept CB Type Ⅱ

Concept CB Type Ⅱ

Concept CB Type Ⅱ

Africa Twin Adventure Sports Concept(コンセプトモデル)

2月に発売されたばかりのCRF1000L Africa Twinをベースに、よりアドベンチャーイメージを際立たせたコンセプトモデル。XRV750 Africa Twinを彷彿とさせるカスタマイズです。前後一体式のシートの採用をはじめ、Termignoni製のアップマフラー、大型になったスキッドプレートなど、本気モードのスタイルに。


Africa Twin Adventure Sports Concept(コンセプトモデル)

Africa Twin Adventure Sports Concept(コンセプトモデル)

Africa Twin Adventure Sports Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

市街地でのライディングにもアドベンチャーのスピリットを取り入れようというアイデアをスタイルにした、まったく新しいアドベンチャーコンセプトモデル。“ニューミッドコンセプト”のNC750系プラットフォームを採用しているというのですが、インテグラとは全く異質のモデルに。


City Adventure Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

City Adventure Concept(コンセプトモデル)

CRF250 RALLY プロトタイプ(プロトタイプ)

CRF250Lをベースに、ダカール・ラリー参戦マシン“CRF450 RALLY”のイメージを取り入れたアドベンチャーモデルのプロトタイプマシン。最新のラリーマシンのコクピットを再現したフェアリング&メーター周り、独特なレイアウトで配置されたLED製2眼ヘッドライト、Termignoniのマフラーなどを採用。


CRF250 RALLY プロトタイプ

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

CRF250 RALLY(プロトタイプ)

GROM(市販予定車)

原付二種版の“FUN”バイクがフルモデルチェンジ。2013年6月に登場したグロムが、よりアクティブなイメージを強調した外観デザインを取り入れて一新。市街地走行からレジャー用途に、機動性に優れた走りを楽しめる125スポーツモデルに。“FUN”バイクからネイキッド・スポーツへと変身した。


GROM

GROM

GROM

GROM

GROM

CB1300 SUPER BOL D’OR E Package Special Edition(市販予定車)


CB1300 SUPER BOL D'OR<ABS>Special Edition

CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition(市販予定車)


CB400 SUPER BOL D'OR E Package Special Edition

CB1100EX<ABS>Special Edition(市販予定車)


CB1100EX<ABS>Special Edition

CB1100<ABS>Special Edition(市販予定車)


CB1100<ABS>Special Edition

yamaha

XSR900(国内初お披露目)

4月15日発売される“XSR900”が国内初お披露目された。「The Performance Retro-ster」を開発コンセプトに、味わいのあるレトロな外観と、先進技術によるハイパフォーマンスを合わせもつモデルだ。基本はMT-09で、TCS(トラクションコントロールシステム)やA&S(アシスト&スリッパー)クラッチなどを新たに装備。ワイズギアコーナーでは“Authentic Sports”シリーズカラーの車両も登場。


XSR900

XSR900

XSR900

XSR900

XSR900

XSR900

XSR900

XSR900

XSR900


XSR900

XSR900 60th Anniversary(国内初お披露目)

2月23日から9月末日までの受注期間限定で販売されるヤマハの創業60周年を記念した60th Anniversary仕様車も国内初お目見え。“スピードブロック”グラフィックを採用したアルミ製タンクカバー、ゴールド仕上げのフォークアウターチューブ、ブラック塗装のヘッドライトケース、イエローのコイルスプリングを採用したリアサスペンション、そして専用エンブレムなど。


XSR900 60th Anniversary

XSR900 60th Anniversary

XSR900 60th Anniversary

TRICITY 155(市販予定車)

何気な~く、ヤマハのブースの一角に展示されていた軽二輪版の“TRICITY 155”。パラレログラムリンクなどのメカを利用したリーニング・マルチ・ホイールなどの特徴やスタイルも全くそのままで、気が付かなかった方も多いのでは。「市販予定車」として展示されてました。


TRICITY 155

MTシリーズ

MT-07/MT-25の軽さを実感できる体験コーナーなども設置。東京モーターショーのみに出展したワイズギアブースでは、実際にアクセサリーを装着した車両や車も。BOLTシリーズやYZF-Rシリーズ、125㏄スクーターワールドなどに分けて展示をしていました。


MTシリーズ

Y’S GEAR Authentic Series(ワイズギアアクセサリーパーツ装着車)

ワイズギアが「オーセンティック」シリーズと名付けて展開した、初期型RZシリーズのグラフィック・イメージを取り入れたモデル群。ド・キマリのXSR900を始め、YZF-R25、MT-25、MT-09、そしてPASもRZイメージに。これまでの“スピードブロック”グラフィックとは一味違った“特別感”。


Y'S GEAR Authentic Series

Y'S GEAR Authentic Series

Y'S GEAR Authentic Series

Y'S GEAR Authentic Series

Y'S GEAR Authentic Series

VMAX(市販予定車)


VMAX

FJR1300AS(市販予定車)


FJR1300AS

suzuki

SV650 Rally CONCEPT(コンセプトモデル)

SV650のニューバージョンをベースにカスタムしたコンセプトマシン。メーカー自身がカスタマイズの提案をするのが最新のヨーロッパ・トレンド。しかも実際にラインナップし、販売される。現在の主流といえる“カフェレーサー”とはまた一味違ったカスタマイズの方向性に注目。テールの「スズキ」の文字にもご注目。


SV650 Rally CONCEPT

SV650 Rally CONCEPT

SV650 Rally CONCEPT

SV650 ABS(輸出モデル)

2015年11月のイタリア・ミラノショーで発表したSV650のニューバージョン。水冷4ストローク90度V型2気筒エンジンをトレリスタイプフレームに搭載する基本は変わらないが、低回転時のスムーズな発進をバックアップする機能などを盛り込ませた新型EFIの採用や、60か所以上に及ぶエンジン内の改良によりパフォーマンスアップと低エミッションを実現している。


SV650 ABS

SV650 ABS

SV650 ABS

GSX-R1000(コンセプトモデル)

スズキからの正式なアナウンスはないが、ネット上では多くの“詳細情報”が飛び交っている2017年モデルのGSX-R1000。MotoGPからのフィードバックと言われる“レーシング可変バルブタイミング”機構や、“フィンガーフォロワーロッカーアーム”システムなど数々の新技術を採用して新世代へと生まれ変わった4気筒エンジンをこれまた完全新設計のフレームに搭載する。


GSX-R1000

GSX-R1000

GSX-R1000

Kawasaki

Ninja H2(参考出品)

超ド級スーパーチャージドマシンの2016年モデル。こちら公道仕様の“H2”。外観ではフレームカラーがグリーンからシルバーへと変更されるなど落ち着いた配色になった。また、メカニズム面ではアシスト&スリッパークラッチが採用されるなどの変更が行われているという。


Ninja H2

Ninja H2

Ninja H2

Z125 PRO(2016年4月15日発売)


Z125 PRO

Z250SL(市販車)


Z250SL


Z250SL