2016年4月15日 

■ヤマハがインド市場で110㏄ストリートモデル「Saluto RX」を発売

 ヤマハ発動機株式会社は、インド向け新製品の110ccストリートモデル「Saluto RX (サルート アールエックス)」を2016年4月下旬から同市場で発売すると発表した。

「Saluto RX」は、“次世代110ccストリートモデル”として開発した製品で、優れたコストパフォーマンスとスポーティな外観が特徴。新開発の110cc“BLUE CORE”エンジンは、燃焼室形状の最適化、シリンダーフィンの効率的配置と冷却を考慮した設計、様々なロス低減の積み重ねや点火時期の最適制御などの相乗効果により、ヤマハの従来モデル比で約13%の燃費向上を実現しているという。また随所に軽量化技術を織り込み、装備重量で98kgとなるクラス最軽量(2016年3月現在、ヤマハ調べ)となっており、軽快な操縦性の実現に貢献している。スタイリングは、上級モデルの「Saluto」とデザインリンクを持たせたフロントマスクや、タンクからシートにかけての抑揚感ある滑らかなラインが特徴。軽快さと乗りやすさ、タンデムでの余裕の乗車感を表現している。

「Saluto RX」は年間1,600万台規模のインド市場の約6割を占める最大需要領域(100cc~125cc
モーターサイクルカテゴリー)に投入するモデル。今回の「Saluto RX」の発売により、2015年導入の125ccモデル「Saluto」とあわせラインアップの充実を図り、需要の中心であるインド地方部への事業展開を強化するとしている。

 メーカー希望小売価格は、46,400インド・ルピー(デリー店頭小売価格、4月15日現在日本円にして約7万2千円)、販売計画台数は、6万台(発売から1年間/インド国内)。

■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/