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添乗員ヨッティのバイクツアー裏レポート その21「音楽とダンスと芸術の国、キューバ! の巻」



世界各地でバイクツーリングの旅を催行する道祖神
しかしバイクツアーで行きたくても
道祖神の知恵と能力でも立ち向かっても
現地の諸事情でできないことは珍しいことではないのです
バイクツアーだけではありません
旅にはいろいろな形があります
どんな形でも最高の旅をしていただきたいと
まずは、添乗員自らサルサ教室に顔を出す
道祖神とはそんな旅行会社です

今、もっとも注目されている国と言われるキューバに行ってきました。本当は道祖神でも2016年のバイクツアーとして考えていたのですが、バイクの確保ができないなどの諸事情により企画倒れ。でも、それでも今のキューバを見たい!ご存知の通り、アメリカと歴史的な国交正常化を結んだキューバ。マクドやスタバができてしまう前にキューバを絶対見ておくべきだ!という使命感に煽られて、休暇届を出して緊急調査に行ってきました。今回はバイクツアーの添乗ではなく、妻と2人で休暇旅行として行ってきたキューバの最新レポートをお届けします。


1カラフルで可愛いハバナの街並み
カラフルで可愛いハバナの街並み。

 あなたは「キューバ」と聞いて何を思い浮かべるであろう? チェ・ゲバラ。古いアメ車が走るコロニアルな旧市街。町に流れるサルサの音楽とダンス。まさにその通り! そのすべてがキューバにある。いや、首都ハバナを訪れるだけで体験できる。しかし、それは今だ。今後、町の風景が激変するに違いない。

 せっかくキューバに行くなら、やはり予習はしておきたい。某旅行会社のCMで「この国に踊れない男はいない」というコピーがあった。それは嘘ではない。キューバに限らず、メキシコ以南のラテンの国を旅するなら、踊れなければ男ではない。踊りといっても、HipHopみたいなダンスではなく、女の子の手を取り、エスコートして華麗に踊るサルサのことである。ラテンの世界において、男とは女子を楽しませるのが使命なのだ。もう一度言おう、この国では踊れなければ男ではない。というわけで、多忙な生活の中、新橋のサルサ教室に顔を出すところからこの旅はスタートした(あいにく時間がなく、あくまで顔を出しただけで、習ったとまではとても言えないのが残念……)。

 そして、ハバナに到着。ハバナと言えばクラシックカー。映画に出てきそうな古いアメ車がバンバン走っている。旧車が残っているのは、実はアメリカの経済制裁のためなのだが、皮肉なことに今ではそれが貴重な観光資源となってしまった。この旧車、普通にタクシーとして走っているので旅行者も普通に体験できる。「1時間30ユーロ」てな感じで定額制の観光タクシーも走っている。


2色とりどりの観光タクシーが並ぶ
色とりどりの観光タクシーが並ぶ。

3観光タクシーに乗ってみた
観光タクシーに乗ってみた。

4キューバといえば馬車と旧車
キューバといえば馬車と旧車。

5絵本のような町並みが続くトリニダー
絵本のような町並みが続くトリニダー。

 長距離移動にもこの古いアメ車タクシーが活躍する。トリニダーという町に行きたかったのだが、ハバナから300km以上あるこの町への長距離バスはすぐに満員売り切れとなる。しかし、そこはさすがキューバ。バスの切符が買えなかった僕の手をつかみ、「明日の朝、お前のホテルまで迎えにいってやるぜ、アミーゴ!」と言い放ち、ちゃんと翌朝遅刻せずにやってきた彼は、フロントグリルも外れたオンボロのアメ車に乗ってきた。フランス人旅行者も3人乗っている。つまり、乗り合いタクシーだ。ポンコツタクシー、市内なら味があって楽しいが、東京から名古屋までくらいの距離(しかも高速道路ではなく一般道路)をボロボロの車で行くのは、少々勇気がいる。映画のようなドキドキ感を味わえる旅路となった。


6観光列車もあるが、こんな普通列車も味があってよろしい

11長距離タクシーとは思えない風貌
観光列車もあるが、こんな普通列車も味があってよろしい。 長距離タクシーとは思えない風貌。

 そして夜。町には生演奏がそこら中で鳴り響く。たかだか東京の新橋で、会社の帰りに2、3回レッスンに通っただけでサルサは覚えられるわけがない。それでも基本的なステップはできるようになる。派手にくるくる回転するようなダンスはできないけど、妻の手を取ってブンブン手を振り回すだけのダンスだけど、年甲斐もなく、不思議と楽しかった。


7人は飲んで歌い、そして踊る

8そして人は今宵も踊る
人は飲んで歌い、そして踊る。 そして人は今宵も踊る。

9生演奏の音楽はどこでもついてくる

10そして人は夜が更けるまで踊る
生演奏の音楽はどこでもついてくる。 そして人は夜が更けるまで踊る。

 この国の人々は決して裕福ではない。でも、とても楽しそうに生きている。お金がなくても楽しく生きる方法はいくらでもある。幸せな生き方とはこういうことなのだ。
 そんなことが見えてくるキューバの旅だった。いや、そんなキューバが見られるのも、今だけかもしれない。キューバへ行くなら今のうちだぜ、アミーゴ!


12こんなスローガンが見れるのもあとわずか?

13どこにカメラを向けても絵になるハバナの街角
こんなスローガンが見れるのもあとわずか? どこにカメラを向けても絵になるハバナの街角。

14何気ない風景が絵になります

16町から空港までのタクシーもこんなヤツ
何気ない風景が絵になります。 町から空港までのタクシーもこんなヤツ。

15本場のモヒートはこれでもか!てなくらいミントが入る
本場のモヒートはこれでもか! てなくらいミントが入る。




***2016年度 ご請求下さい!***




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E-mail: bike@dososhin.com



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