2016年7月26日 

■ホンダがインドネシアで新型のスポーツモデル「CBR250RR」を発売

 Hondaのインドネシアにおける二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(本社:ジャカルタ)は、新型の250ccスポーツモデル「CBR250RR」を発売すると発表した。

 このCBR250RRは、販売の主要国であるインドネシアで生産が行われ、同国で生産するHondaの二輪車としては、最大排気量のモデルとなる。2016年末からインドネシアでの発売が計画されており、その後、日本国内向けにも発売されるという。

 新型CBR250RRの最大の特徴は、新開発の直列2気筒エンジンの搭載だろう。クラスナンバーワンの出力性能を目指して新開発された水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ、250ccエンジンで、市街地での扱いやすさに加え、サーキットでのスポーツ走行にも対応できる、高回転域までスムーズに吹け上がる出力特性を実現しているという。なお、スロットル・バイ・ワイヤシステム、選択可能な3つのエンジンモード設定などによって、ライダーの意思に合わせてリニアにパワーが引き出せ、上質で安定感のある加速フィールも獲得している。

 車体は、CBRシリーズのDNAをもとに開発された、力強さと速さを直感させるスタイリングで、ヘッドライトにはCBRシリーズのアイデンティティを継承するデュアルLEDを採用。低く構えたロングノーズから、高く跳ね上げたテールまで先鋭的なウェッジシェイプで構成。

 フレームは、新設計の鋼管トラス構造で、強さとしなやかさを両立させている。スイングアームには、アルミ製ガルアームタイプを採用。右側のアームを「への字」形状とすることで、エキゾーストパイプの張り出しを抑え、車体のスリム化とバンク角を確保している。サスペンションは、フロントに剛性が優れた倒立タイプを、リアには5段階にプリロード調整が可能なプロリンク・サスペンションを採用。またブレーキは前後にABSをタイプ設定。ブレーキディスクはフロントφ310mm、リアφ240mmの大径ウェーブディスクを装備するなど、卓越した走りを支える構成としている。

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