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添乗員ヨッティのバイクツアー裏レポート その22「定番中の定番、BMWで行くヨーロッパ・アルプスツーリング の巻」



世界各地でバイクツーリングの旅を催行する道祖神
その定番中の定番と言えばヨーロッパツーリング
長い歴史のあるコースだけに
参加された方もたくさんいらっしゃることでしょう
初心者からベテランまで安心して楽しめる
道祖神イチオシのツアーでもあります
定番だからこそ抜かりなく
道祖神とはそんな旅行会社です

 全く新しい新企画のツアーを出すこともあれば、定番コースを毎年続けているツアーもある。「BMWヨーロッパ・ワインディング」はその1つ。でも、たかが定番、されど定番。長い歴史の中で不動の地位をキープするには、それだけの理由がある。日本では「絶景道ツーリング」がブームですが、本当の絶景はここにある!

 道祖神のツアーで1番オススメは何ですか? と聞かれたら迷わずこのツアーだと即答するだろう。日本ではありえないスケールのでかい峠が次から次へと連日続く。万年雪を抱くアルプス山脈を縦横無尽に駆け巡るのは至福のひととき。
 でも今回は出発前から、ひとつの懸念があった。あの世界を代表する自転車レース「ツール・ド・フランス」とバッティングしていたのだ。スケジュールを確認すると、レース日程と道祖神の日程は微妙にずれており、ぎりぎりニアミスと判明、胸をなでおろす。しかし、おそらく周辺道路は混雑してツアーにも影響があるに違いない。そんな思いで日本を出発した。


1まずはクラウゼン峠
まずはクラウゼン峠。

 さて、ツーリングが始まると天気は最高。青い空、緑の山、真っ白な万年雪と氷河のコントラストが素晴らしい。順調にツアー日程をこなしていたが、やがてスイスからフランス国境に近づくと「レースのため交通規制」の看板があちこちに目立つようになり、コース沿線にキャンピングカーが並び始める。どうやら明日、この道がレースの舞台になるらしい。

 道路脇の空きスペースがあればキャンピングカーがあり、人々は気持ちよくバーベキューなどをしている。この「キャンピングカー」を使うところが、このレースの観戦スタイルのようだ。キャンプ場でもなんでもないただの空き地、トイレはもちろん水道もない場所で彼らはいつから「場所取り」しているのだろう? 峠を上るにつれ、その数と密度は増していき、スタート地点と思われるエリアはまるでMotoGPのパドックみたいな状態だった。ヨーロッパ人ってこんなにキャンピングカーを持っているのか? と驚く。まるで「一家に一台キャンピングカー」と思えるくらいの光景。
 翌日、シャモニーからモンブラン・トンネルに向かうと大渋滞。トンネル手前でUターンを決断。全長10km以上あるトンネルの中も渋滞していたらバイクは悲惨だ。急きょ迂回ルートを探し、遠回りになるが気持ちよさそうな峠ルートを選ぶ。が、しかし、そこもまたレース開催前日だったらしい。道路脇には延々とならぶキャンピングカー、選手を応援する横断幕、その前で朝からバーベキューしている観客。ひょっとしたらトンネルの大渋滞もレースの影響だったのかもしれない。
 レースそのものは見なかったけど、世界を代表する自転車レースの裏舞台を見たような気がして、これはこれで面白かった。今回のツアーの珍事件である。


2昼食は峠の茶屋でホットドッグ
昼食は峠の茶屋でホットドッグ。

3そしてスステン峠
そしてスステン峠。

4峠にはバイクがたくさん!
峠にはバイクがたくさん!。

アイガー北壁を眺める
アイガー北壁を眺める。

6ツール・ド・フランスのため交通規制の看板

8やがてキャンピングカーはびっしりと並ぶように・・
ツール・ド・フランスのため交通規制の看板。 やがてキャンピングカーはびっしりと並ぶように……。

 さて、このツアーのタイトルは「アルプス2大峠越え」。いったいどの峠と峠が「2大」であるのか? ツアー前半に上ったクラウゼン峠にスステン峠も素晴らしい絶景だった。でもこれはツアータイトルの「2大」には含まれていないらしい。そのことに気付いたときに、アルプスの峠ってすげー! って思い知ることになる。
 旅の後半、ヨーロッパ・アルプスの峠として最高の高さを誇るイズラン峠(2770m)、そして有名なステルビオ峠(2760m)を越える。これこそが2大峠なのだが、すでにお腹いっぱい状態で、感覚がマヒしている。1番や2番はもうどうでも良い。気持ちよく毎日が走れれば、それで良い。今回のツアーは天候に恵まれ、毎日絵葉書のように美しい中を走ることができた。


9ルートの途中でモンブランやユングフラウ観光もできます

10イズラン峠に向かう道
ルートの途中でモンブランやユングフラウ観光もできます。 イズラン峠に向かう道。

11ヨーロッパアルプスの峠で最も高いイズラン峠

12さすがツール・ド・フランスの国のキロポスト
ヨーロッパアルプスの峠で最も高いイズラン峠。 さすがツール・ド・フランスの国のキロポスト。

13かの有名なステルビオ峠ではちょっと曇りました
かの有名なステルビオ峠ではちょっと曇りました。

14夕食は毎日ボリュームたっぷり

15来る日も来る日も絶景の峠
夕食は毎日ボリュームたっぷり。 来る日も来る日も絶景の峠。

 定番でありながら、毎年少しずつルートを変えているこのツアー。道祖神として最も力を入れているコースであり、ぜひ走っていただきたいコースである。来年ももちろんやります!


16天空の世界へ毎日ご案内
天空の世界へ毎日ご案内。




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