2016年9月2日 

■THE444・空冷編「青春のエア・セレナーデ」 その3 Kawasaki編

『1975年に行われた免許制度の改正によって主戦場となった中型クラスであったが、CB400FOURが生産を終了した後は2気筒車と2スト車が覇権を争っていた。そんな1979年4月15日に発売されたのが4気筒エンジンを搭載したZ400FXであった。同時開発された輸出仕様Z500と共通のボディはワンクラス上の車格であったが、走行性能をスポイルしかねない大きさや重ささえ、Z1000MKⅡ、Z750FXのいわゆる角Z系の雰囲気を醸し、大排気量車に憧れる中免少年達の心をがっちりと掴んだ。クラス初のDOHC4気筒エンジンは、当時当たり前の手法であった輸出仕様のボアダウン仕様ではなく、Z1とZ2の関係のように400専用のボア、ストロークで新規開発されたことからも、いかに力の入った新型車であったことが解ろう。』
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