VMAX OWNERS MEETING  2016. 9. 03 YAMAHA VMAXオーナーが八ヶ岳の麓に集合

YAMAHA


オリエンタルリゾートへと向かう

 1985年に輸出モデルとしてデビューした初代VMAX(1200cc)がフェードアウトして、2009年に市場からの大きな要望で再デビューを果たしたVMAX(RP22J 1680cc)はヤマハの至宝と呼ばれ、そのモンスターマシンぶりがオーナーの満足感をくすぐる至高のモーターサイクルとして愛され続けている。そのモンスター・オーナー達が毎年集うVMAX オーナーズ・ミーティングが、夏の突き刺すような日差しに深緑が清々しい八ヶ岳の麓、山梨県北杜市にある「オリエンタルリゾート八ヶ岳高原 フォレストガーデン」で開催され集合した。
 「オリエンタルリゾート八ヶ岳高原 フォレストガーデン」は八ヶ岳(最高峰の赤岳2,899 m)の裾野に広がる緑の宝庫、大自然に囲まれたリゾートだ。「中央自動車道」の小淵沢インターチェンジを降りて「八ヶ岳高原ライン」を北上した清里への途中右側に入った森の中にある高原リゾート施設だ。「八ヶ岳高原ライン」は清里へ向かう高原ルートとして左に「八ヶ岳」を望みながら走る清涼感いっぱいの観光ルートでVMAXオーナー達も会場を目指して走る途中は、高原の別荘地を抜ける道の澄んだ空気を受けながら快適な走行を体験したことだろう。

オリエンタルリゾートへと向かう別荘地内は交通量も少なく快適だ。


リゾート内の高原道路
リゾート内の高原道路を快走するオーナー達は朝の澄んだ空気を満喫していた。


参加者達は、ソロやグループでと思い思いに「フォレストガーデン」にやってきた


参加者達は、ソロやグループでと思い思いに「フォレストガーデン」にやってきた


参加者達は、ソロやグループでと思い思いに「フォレストガーデン」にやってきた
参加者達は、ソロやグループでと思い思いに「フォレストガーデン」にやってきた

 会場に到着したVMAXオーナー達は会場入り口のプレートの前で、主催者に記念写真を撮ってもらい専用の駐輪場へと愛機を運んでいた。受付時間前の午前9時過ぎから前日も近くに宿泊したというゆったりオーナーから、午前2時に出発してきたという早起きオーナーまで次々とその疲れも見せずに柔かな笑顔を見せていた。途中、別荘地内というロケーションがルートを解りづらくしたのだろうか、道に迷ったというオーナーも無事の到着に笑みがこぼれていた。


参加者はプロのカメラマンに記念写真を撮影してもらう



入り口で看板を見て到着の確認をする参加者
入り口で看板を見て到着の確認をする参加者。


到着後VMAX専用の駐輪場に整然と駐輪する
参加者はプロのカメラマンに記念写真を撮影してもらう。 到着後VMAXオーナー専用の駐輪場に整然と駐輪する。

到着後受付を行うVMAXオーナーとお迎えするスタッフの方々

受付をする〇〇〇〇さんと〇〇〇〇さん

アシスタントの柳原ゆうさんと霧島聖子さん
到着後受付を行うVMAXオーナーとお迎えするスタッフの方々。 受付をする成島さんと菊地さん。 アシスタントの柳原ゆうさんと霧島聖子さん。

 到着間もないにもかかわらず、休む間も惜しんで駐輪場に停められたマシンを物色、それぞれが気になるマシンのオーナーを見つけては、容赦ない質問をぶつけているオーナーもいれば、旧知の仲間を見つけて再会を喜び、お互いの近況を報告し合うオーナー達。千差万別ではあるけれどVMAXという絆で固く結ばれていた。
 会場では参加者の受付が済むと、参加の証である記念品を受け取り、本日のメインイベントの一つである「ランチ・ミーティング」までの間のひと時を仲間との歓談や、木陰で休息するオーナーなどゆったりとした時間が会場を包んでいた。しかし、その間も散発的に参加者が到着し、会場入り口では個別撮影が続けられ、到着するオーナーとのマシン談義は駐輪場でも続けられていた。



駐輪場でもマシン談義をするオーナーさん


会場レストラン前でランチを待つ参加者さん
駐輪場でもマシン談義をするオーナーさん。 会場レストラン前でランチを待つ参加者さん。

 ランチ・ミーティングはVMAX生みの親とも言えるYAMAHA MC事業本部の牧野浩氏の発声からスタート。続けて、VMAXを始め数々のヤマハモーターサイクルのデザインを手がけたGKダイナミックス常務取締役の一条厚氏の挨拶、参加者オーナー代表の乾杯の発声の後、宴は始まった。バイキング形式のランチに参加者の食欲は絶好調。各々陣取ったテーブルでVMAXを肴にマシントークとモンスターマシンを操るライダーの爆食いがあちらこちらで炸裂していた。



乾杯で盛り上がる参加者の皆さん。コップの中身はノンアルコール
乾杯で盛り上がる参加者の皆さん。コップの中身はノンアルコール。

 ランチメニューはバイキング形式の焼肉で、用意された肉や海鮮、野菜にデザートと豪華、ライダーならずとも舌鼓を打つ見た目にも満足できる内容だ。



挨拶をするヤマハの牧野浩氏。本当に短めのご挨拶でした


GKダイナミックスの一条厚氏も続いてご挨拶
挨拶をするヤマハの牧野浩氏。本当に短めの挨拶でした。 GKダイナミックスの一条厚氏も続いて挨拶。


Gランチのバーベキュー


Gランチのバーベキュー


Gランチのバーベキュー
ランチのバーベキューでは、思い思いに仲間と飲み、食べて、喋って楽しい時間を満喫していました。

用意されたランチは食欲を誘う肉や野菜のバーベキューバッフェ

用意されたランチは食欲を誘う肉や野菜のバーベキューバッフェ

 ランチの間には恒例のビンゴ大会が催され、参加者達は食事の途中にもかかわらずビンゴカードに夢中になっていた。商品では「VMAX PARKING ONLY プレート」が人気で限定2枚の争奪戦は殺気立っていた。
 日常の喧騒を忘れて恍惚の一時を満喫できるこのミーティングによって、オーナー達のVMAXへの愛着とオーナー同士の絆の醸成が、会を重ねるたびに深まっていくのだろう。
 当日、牧野氏が本年60歳の誕生日を迎えられたとのことで、サプライズのお誕生ケーキも振舞われてミーティングはますますの盛り上がりを見せていた。


用意されたランチは食欲を誘う肉や野菜のバーベキューバッフェ
用意されたランチは食欲を誘う肉や野菜のバーベキューバッフェ。チョコやアイスのデザートも付いていました。

60歳を迎えられた牧野氏の誕生祝い

ビンゴ賞品のVMAXパーキングのプレートが当たって喜ぶオーナーさん

ビンゴ賞品のVMAXパーキングのプレートが当たって喜ぶオーナーさん

ビンゴ賞品のVMAXパーキングのプレートが当たって喜ぶオーナーさん
左は60歳を迎えられた牧野氏の誕生祝い。中2枚はビンゴ賞品のVMAXパーキングのプレートが当たって喜ぶオーナーさん。

参加者全員揃っての記念撮影
ランチ後は参加者全員揃っての記念撮影。今回初参加は15名のオーナーの方々でした。



デザートツーリングで清泉寮まで八ヶ岳高原道路を走る参加者

 ランチが済むと「フォレストガーデン」の中庭に集まっての記念撮影が催された。参加者全員が集まっての記念写真にはミーティングに参加した証と情熱が写し込まれ、オーナー達の珠玉の笑顔が印象的だった。撮影が終了したところで中締めとなり、この後「八ヶ岳高原ライン」を走り「清里 清泉寮」までの「デザートツーリング」と称するプチツーリングが催され、揃って快走した。
 「清泉寮」でも緑の牧場に皆が集まり、再度記念写真を撮影していた。高原の青空の下、老若男女を問わず子供に帰ったようなオーナー達が周りの観光客も気にせずにはしゃいでいたのが印象的だった。

デザートツーリングで清泉寮まで八ヶ岳高原道路を走る参加者。
オーナーさんに聞いてみました

中島敏彦(ナカシマトシヒコ)さん

岩永史郎(イワナガシロウ)より子(奥様)さん
●中島敏彦(ナカシマトシヒコ)さん(奥様)●46歳●会社員●大阪府泉南市から参加●2016年購入●午前2時に自宅を出発、休憩はとったけれど不眠で会場まで駆けつけた。奥様もMT-25のオーナーライダーで、普段の楽しみはご主人とランデブーツーリング。 ●岩永史郎(イワナガシロウ)より子(奥様)さん●59歳●会社員●岐阜県可児市から参加●2010年購入●ミーティングには5回目の参加で以前参加の仲間との再会を期待している。VMAXはそのスタイルと走行安定性、加速感が気に入っており、存在感があって良い。


櫻井宏之(サクライヒロユキ)ヒトミ(奥様)さん

佐藤和郎(サトウカズロウ)さん
●櫻井宏之(サクライヒロユキ)ヒトミ(奥様)さん●49歳●会社員●静岡県裾野市から参加●2015年購入●VMAXのスタイルに惚れ込んで購入したが運転もしやすい。ミーティングには奥様とタンデムでの参加だが、奥様もドラッグスターを操るヤマハライダーだ。 ●佐藤和郎(サトウカズロウ)さん●52歳●愛知県春日井市から参加●2012年購入●ミーティングには一人で参加申込をしたのだけれど、会場には知った顔がいたという。購入した折、黒を赤にしたのだけれど、黒赤にした現在のカラーが気に入っているとのこと。


村松真行(ムラマツマイク)さん

黒田愛(クロダアイ)さん
●村松真行(ムラマツマイク)さん●33歳●消防士●静岡県静岡市から参加●2016年購入●静岡県の周辺を自分のペースで自分の好きな所に行くことが好きという。根っからのヤマハ党でヤマハのオフロードからビッグバイクとして憧れていたVMAXに乗り換えた。 ●黒田愛(クロダアイ)さん●看護師●富山県富山市から参加●2016年購入●ドラッグレースに参加しているというつわものライダー。60周年記念モデルでもある愛機には彫金のエアダクトやカラーの変更、ニトロ加給などオリジナリティ溢れる仕様にしている。



●寺下昌利(テラシタマサトシ)さん


清泉寮で記念撮影
●寺下昌利(テラシタマサトシ)さん●52歳●自営業●神奈川県横浜市から参加●2010年購入●エルメスVMAXを意識してオリジナル塗装されたそうで、ドラッグレースに傾注している。ミーティングには3回目の参加で、レース仲間も来ているとのこと。 清泉寮で記念撮影を終えて、はしゃぐオーナーの皆さん。

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