2016年9月9日 

■ホンダ・グロム、ズーマーXの改善対策(平成28年9月8日届出)

 対象車両は型式EBJ-JC61(通称名:グロム)の車台番号JC61-1000003~JC61-1202305(製作期間:平成25年5月15日~平成27年8月25日)の13,921台、型式EBJ-JF52(通称名:ズーマーX)の車台番号JF52-1000004~JF52-1004239(製作期間:平成25年4月24日~平成27年6月26日)の4,236台、計2型式、計2車種、計18,157台。

 不具合の部位(部品名)は「燃料装置(燃料ポンプ)」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「燃料ポンプ内の樹脂製インレットカバーの材質が不適切なため、製造時に使用した試験油に長時間浸漬されると、使用過程において、当該インレットカバーが膨張し、インペラと干渉することがある。そのため、干渉部の抵抗が大きくなり、干渉部から生じた磨耗粉がインレットカバーとインペラ間に噛み込むと、最悪の場合、燃料ポンプが停止してエンストし、再始動できなくなるおそれがある」というもの。

 改善対策の内容は「全車両、燃料ポンプユニットを対策品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

 本件は、平成26年10月16日付け届出番号「451」にて改善対策届出を行ったものであるが、新たな原因が判明したため、対象を拡大し届出するもの。

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819