エム・エス・エルが提唱する、これからの二輪社会を変えられるのは『軽々二輪』だ!

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『軽々二輪』編集長日帰りツーリング編
150から200クラスの軽二輪、全14機種を高速道路も使って一気に乗り比べ。

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 『軽々二輪』編集長日帰りツーリングは、高速道路と一般道を約半々に試乗する約250㎞のルートが設定されていた。「さすがに高速道路は怖いんじゃない!」の風評を検証、払拭するためにも実際に体験を--ということで練馬から高崎まで高速道路を走行。そして下道、ワインディングを通って榛名山へのコースだ。
 
 Kawasakiバイクの販売実績トップクラスの正規販売店、MSLゼファーやケイズ・スタイルなどを展開する(株)エム・エス・エルの藤木社長の提唱する『軽々二輪』のメリットとは、
(1)車両価格が125㏄クラスとほぼ同じか、少し高いくらいで手が届きやすい。
(2)燃費が抜群に良い。125㏄クラスと変わらない。リッターあたり35km~50㎞。
(3)取り回しが良く、重たさがない。
(4)車両によっては、150~200㏄とは思えないほどの快適さで高速も走れる。
(5)ワインディングでもアクセルを大きく開けて走れる楽しさがある。
(6)デザイン的にスタイリッシュなものが多くなってきた。アジアンモデルのイメージが少ない。
(7)高速を使ったロングツーリングもOK。
(8)安全性、ブレーキ等も十分(タイヤは国内モデル程度のものを装着すればコーナーの走行ももっと安心)。
「以上のことがこれからバイクを購入しようとするとき、ビギナーの若者、女性ライダー、リターンライダー、年配ライダー、ビッグバイクライダーのセカントバイクとして、幅広い層に支持されるものだと思います」(藤木社長)。
 
 そして、それを実現するには、
(1)ユーザーにしっかり告知、バイクを知ってもらう。
(2)アフターパーツ、オプション等の楽しみ。
(3)アフターサービス、補修用パーツの供給の早さ、アフター保証がしっかりあること。
(4)全国の販売網、アフターサービス網がある。
 という条件をクリアする体制作りを進めているという。この(1)番目の”まずはどんなバイクがあるかを知ってもらうこと”の第一歩が、今回の試乗会イベントだったということだ。

 
「現在カワサキブランド商品はK’s-STYLE店が全国に120店舗ほどあり、今年末までにはカワサキ200店舗、ホンダ、ヤマハ、スズキ合わせて500店舗の取り扱い拠点を目指しています。そして2020年までには、この『軽々二輪』カテゴリーが形として存在できることを目指します」(藤木社長)。
 

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関越自動車道入り口すぐそばのエム・エス・エルが集合場所に。簡単なスケジュール等のレクチャーを受けてすぐに出発。試乗車は『軽々二輪』14車種14台が用意されていた。事前に車種の勉強をしてこなかったのでいきなりの試乗に若干焦る。全車種に一度は乗ってみてくださいということで、くじ引きでスタート時の車種を選び、高速のサービスエリアごとに次のモデルに乗り換える方式。 休憩を兼ねてサービスエリアで乗り換え。事前に割り振られた番号のシールを目安に次の車種に。初対面の車種も多くてどのモデルだろうかと探してしまうのも、普段の感覚と違って楽しい。乗り換えごとに車両の試乗アンケートを記入しなければならなかったので結構忙しい。

 実際に高速道路を走行して気が付いたのは、風の強い日はいざ知らず、試乗当日のように小雨が降ったりやんだりする天気でも何ら問題なく周りの流れに乗れるということ。さすがに追い越し車線に出るときは若干緊張するが、法定速度プラスαで流れている日中なら不都合や、不安は無いといえる。合流車線でも十分な加速を見せてくれるし、これなら実用上なんら意識することなく高速道路が利用できる。
 

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YAMAHA EXCITER150。「クラッチ付なので普段のバイクと一緒で安心。思ったよりもよく走って、アンダーボーンでもスポーツが楽しめそう」。 SUZUKI BURGMAN200。「車挌がフルサイズ250並みで余裕の走り。ちょっとお尻はボリューム有り過ぎ?」。
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Honda CB190R。「高速道路で短距離しか乗れなかった。もっと長く乗ってみたいと思った気になるモデル。昆虫を思わせるスタイル?」。 SUZUKI GIXXER150SF。「良くも悪くもGSR250の弟分。大柄のボディは安心感がある。走りもマイルドで初心者にお勧め。レバーまわりにアジャスターが欲しいかな」。
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この他試乗した車種名を紹介しておくと、HondaがCBR150R、バリオ150、YAMAHAがYZF-R15、N-MAX155、M-SLAZ、KAWASAKIがNinja 150RR、Ninja 150SS、パルサー200NS、KLX170BF、そしてKIMCO RACING 150。各車の紹介は後半のサーキット編で。

 日帰りで14車種の乗り比べはちょっとキツかったが、初めて乗る機種が多かったのでなかなか得難い機会が持てた。いわゆる“タイカブ”スタイルのモデルが思った以上にスポーティだったり、この時代に新車で買える新鋭2ストロークマシンに懐かしさがこみあげたりと、エム・エス・エルさんありがとうございました。
 
(レポート:小宮山幸雄)
 

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『軽々二輪』桶川スポーツランド走行会編
クローズド・コースでも『軽々二輪』は面白い!

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 エム・エス・エルが日本の二輪業界、そしてユーザーに提唱する『軽々二輪』は、原付二種と同等のコンパクトさ、軽さによる取り回しの良さ、手頃な車両価格、そして高速道路を走ることができる行動範囲の広さなどが特徴。150~200ccのそんなモデル達を、短い時間ながらミニ・サーキットで体験する機会に恵まれた。簡単ながらファースト・インプレッションをお伝えしたい。
(※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます)
 

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YAMAHA M-SLAZ

エム・スラッツはタイ・ヤマハが生産、2015年12月より現地販売開始されたモデル。プラットフォームはYZF-R15をベースとする。斬新なスタイルに走りを意識した倒立フォーク、LEDヘッドランプなどを採用するストリート・ファイターだ。今回、乗ったバイクの中で個人的に一番楽しく感じた1台。ハンドル位置が近く、シートストッパーもあってポジションは狭めだが、身長173cmの私にはフィット。エンジンのフィーリング、パワー感、ミッションのつながり具合がとても気持ち良かった。

●全長×全幅×全高:1,955×795×1,065mm●軸間距離:1,350mm●最低地上高:164mm●シート高:805mm●車両重量:135kg●エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ・149cm3 ●ボア×ストローク:57.0×58.7mm●圧縮比:10.4●最高出力:16.3PS/8500rpm●最大トルク:15Nm/7500rpm●トランスミッション:6段リターン●始動方式:セル●ブレーキ:(F)ディスク (R)ディスク●燃料タンク容量:10.2L●タイヤサイズ:(F)110/70-17M/C54S (R)130/70-17M/C62S●生産国:タイ ●価格:399,000円(税別)

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Kawasaki KLX150BF

日本でも販売されているKLX125と基本骨格を共用しながら、アセアン諸国では日本の125ccのようにメリットの大きい排気量(150cc)を搭載。フロントに21インチ、リアに18インチというフルサイズのトレールバイクと同じ径のタイヤを履く仕様が「BF」だ。KLX125と同じコンパクトで軽い車体なので獣道とかにも入っていけそう。自動車専用道路を走ることも出来るのでより遠くへ足を伸ばすことも可能。まさに”日本市場にあるといいな”的バイク。燃料供給はキャブで、計器類はアナログメーターを採用するシンプルな仕上がり。試乗車のエンジンは170ccにスープアップされたものだった(価格:税別448,000円)。KLXにとって今回のようなサーキット試乗はちょっと酷。ストリートやラフで乗ってみたいと思った。

●全長×全幅×全高:2,070×950×1,115mm●軸間距離:1,340mm ●最低地上高:295mm●シート高:870mm●車両重量:118kg●エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ・144cm3 ●ボア×ストローク:58.0×54.4mm●圧縮比:9.5 ●トランスミッション:5段リターン●始動方式:セル/キック ●サスペンション:(F)シングルφ33mm 倒立フォーク  (R)ユニトラック、5段アジャスタブルプリロード●ブレーキ:(F)シングルφ240mmペタルディスク、ツインピストン  (R)シングルφ190mmペタルディスク、シングルピストン ●燃料タンク容量:6.9L ●タイヤサイズ:(F)2.75-21 45P  (R)4.10-18 59P●生産国:インドネシア ●価格:398,000円(税別)

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HONDA CBR150R

エンジンは低速からトルクがあり、高回転までストレスなく回り、知らぬ間にスピードが乗っている。が、車体がしっかりしており、安定感もあり不安はない。今回、乗ったバイクの中で扱いやすいながらも一番速く走ることができたような気がするバイク。2016年モデルはヘッドライトをはじめとするLED灯火類を採用、カウルデザインやシャシーなどにも改良の手が入っている。

●全長×全幅×全高:1,983×694×1,038 mm●軸間距離:1,311mm●最低地上高:166mm●シート高:787mm●車両重量:135kg●エンジン:水冷4ストローク単気筒 DOHC4バルブ・149.1cm3 ●ボア×ストローク:57.3×57.8mm●圧縮比:11.3 ●最高出力:12.6kW(17.1ps)/9,000rpm ●最大トルク:13.7Nm(1.40kgf・m)/7,000rpm ●トランスミッション:6段リターン●燃料タンク容量 :12L ●タイヤサイズ:(F)100/80-17 52P  (R)130/70-17 62P ●生産国:インドネシア●価格:399,000円(税別)

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SUZUKI GIXXER150SF

ネイキッドのジクサーのカウルバージョン。ライディングポジションがややアップライトなバーハンドルを採用するなど、小さなGSX-S的モデルと言える。リアタイヤはラジアルを採用。実際にポジションもラクで、エンジンの仕上がり含めトータルバランスが高く、ツーリングなどでも威力を発揮しそうな1台。そして何より、車両価格が驚き!

●全長×全幅×全高:2,050×785×1,085mm●軸間距離:1,330mm●最低地上高:160mm●シート高:780mm●車両重量:139kg●エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ・154.9cm3●ボア×ストローク:56.0×62.99mm●最高出力:14.8ps/8000rpm●最大トルク:14Nm/6000rpm●トランスミッション:5段リターン●始動方式:セル/キック●サスペンション:(F)正立フォーク (R)モノサス●ブレーキ:(F)ディスク (R)ディスク●燃料タンク容量:12L●タイヤサイズ:(F)100/80-17 (R)140/60R-17●生産国:インド ●価格:267,593円(税別)

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Kawasaki Ninja150RR

社外チャンバーに交換。最近、街中ではほとんど聞かなくなった2スト・サウンドに興奮を覚える。低速からトルクもあり扱いやすい。全体的にフラットトルクで、高回転からはさらにカン高いサウンドと共に軽い車体を加速させる。車体、足周りもしっかりしており、軽快なフィーリングと安定感が兼ね備わった印象。

●全長×全幅×全高:1,930×720×1,095mm●軸間距離:1305mm ●最低地上高:145mm ●シート高:770mm ●車両重量:134kg ●エンジン:水冷2サイクル単気筒・149 cm3●ボア×ストローク:59.0×54.4mm●圧縮比:6.9 ●最高出力:29ps/11,000rpm ●最大トルク:20N・m/9,000rpm ●トランスミッション:6段リターン●始動方式:キック ●サスペンション:(F)33mm正立テレスコピック  (R)モノショックサスペンション ●ブレーキ:(F)ディスクブレーキ・ツインポート  (R)ディスクブレーキ・ツインポート ●燃料タンク容量:10.8L ●タイヤサイズ:(F)90/90-17 49S (R)110/80-17 57S
●生産国:インドネシア●価格:522,500円(税別)

HONDA CB190R

スタイル、ライディングポジション共に戦闘的なストリート・ファイター。絞りの少ないセパレートのハンドルは近め。空冷190ccエンジンは力があり、ギア比と軽い車体によって痛快。まさにストリート最強的愉快・痛快な乗り味。

●全長×全幅×全高:1,982×744 ×1,041mm●軸間距離:1,356mm●最低地上高:138mm●シート高:771mm ●車両重量:140kg ●エンジン:空冷4ストローク単気筒 OHC・184cm3 ●ボア×ストローク:61×63mm●圧縮比:9.5 ●最高出力:16ps/8000rpm ●最大トルク:15N・m/7,000rpm ●トランスミッション:5段リターン●燃料タンク容量 :12L ●タイヤサイズ :(F)110/70-17  (R)140/70-17 ●生産国:中国●価格:368,518円(税別)
 

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KYMCO Racingking 180i ABS+Motocam

シート位置に対しフロアが高めの特異なポジション。125クラスの車体に175ccエンジンは強力。気持ちの良い加速を見せる。今回試乗した他の2台のスクーターに対しセンタースタンドは擦りにくくバンク角は深め。ドライブレコーダー、ボッシュのABSを装備する。

●全長×全幅×全高:1931×731×1150mm●軸間距離:1305mm●シート高:790mm●車両重量:128kg●エンジン:空冷4ストローク単気筒・175.1cm3●最高出力:12.87kw/8250rpm●最大トルク:15.69Nm/7000rpm●トランスミッション:CVT●燃料タンク容量 :7L●タイヤサイズ :(F)110/70-12 (R)130/70-12●生産国:台湾●価格:480,000円(税別)

YAMAHA N-MAX155

今回試乗したスクーターの中ではベスト。125同様にブルーコア技術のエンジン、車体共に高い完成度。日本にはマジェスティSとのすみわけの関係でラインナップは難しいかもしれないだけに、人によっては待望の1台と言える。

●全長×全幅×全高:1955×740×1115mm●軸間距離:1350mm●シート高:765mm●車両重量:127kg●エンジン:水冷4ストローク単気筒・155cm3●最高出力:15.9ps/8000rpm●最大トルク:14.4Nm/6000rpm●トランスミッション:AT●燃料タンク容量:7L●タイヤサイズ:(F)110/70-13 (R)130/70-13●生産国:タイ●価格:369,000円(税別)

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YAMAHA YZF-R15

CBR150Rに対し玄人向けに仕上げられたような印象で、サーキットに不慣れな私には乗りにくいと感じた。サーキット走行愛好者にはたまらない1台かも。R25よりさらにスリムな車体は魅力的で、ストリート乗ったらではまた違った印象だっただろう。

●全長×全幅×全高:1970×670×1070mm●軸間距離:1345mm●シート高:800mm●車両重量:136
kg●エンジン:水冷4ストローク単気筒・149cm3●最高出力:17PS/ 8,500rpm●最大トルク:15N.m / 7,500rpm●トランスミッション:6段リターン●燃料タンク容量:12L●タイヤサイズ :(F)90/80-17 (R)130/70-R17●生産国:インド●価格:388,000円(税別)

Kawasaki PULSAR200NS

インド・バジャジとの提携によって生まれたモデル。200ccの強力なエンジンで軽い車体をグイグイ引っ張る。エンジンはトリプルスパーク(3本プラグ)を採用。

●全長×全幅×全高:1,965×810×1,055mm ●軸間距離:1,360mm ●最低地上高:169mm ●シート高:805mm ●車両重量:145kg ●エンジン:水冷4ストローク 単気筒 SOHC4バルブ・199.5cm3 ●ボア×ストローク:72.0×49.0mm ●圧縮比:11.0 ●最高出力:23.52ps/9,500rpm ●最大トルク:1.87kgf・m/8,000rpm ●トランスミッション:6段リターン●ブレーキ:(F)ペタルディスク シングルφ280㎜  (R)ペタルディスク シングルφ230㎜ ●燃料タンク容量 :12L ●タイヤサイズ:(F)100/80-17  (R)130/70-17 ●生産国:インド●価格:323,148円(税別)

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Kawasaki Ninja150SS

ネイキッドなニンジャ。気持ち大き目なSDRといった印象。エンジンフィーリングはRRに近いもタイヤはスタンダードで、安定感は一歩譲る。

●全長×全幅×全高:1,955×710×1,035mm ●軸間距離:1335mm ●最低地上高:140mm ●車両重量:122kg ●エンジン:水冷2サイクル単気筒・149cm3 ●ボア×ストローク:59.0×54.4mm●圧縮比:6.9 ●最高出力:20.5kW(27.9ps) /10,500rpm ●最大トルク:20.0Nm/9,500rpm ●トランスミッション:常噛6段リターン ●始動方式:キック ●サスペンション:(F)正立テレスコピック (R)モノショックサスペンション ●ブレーキ:(F)ディスクブレーキ・ツインポート (R)ディスクブレーキ・ツインポート ●燃料タンク容量 :8.2L ●タイヤサイズ:(F)2.75-17 4PR (R)3.00-18 4PR ●生産国:インドネシア●価格:498,055円(税別)

Kawasaki Z150PRO

車体に対しライセンスプレートが大きいことからもお判りの通り、今年デビューを果たしたZシリーズの末弟を150にスープアップ。エンジンはちゃんと躾られており、12インチタイヤのショートホイールベースながらジャジャ馬のような印象はない。

●全長×全幅×全高:1700×750×1005mm●軸間距離:1175mm●シート高:●車両重量:780kg●エンジン:空冷4ストローク単気筒・133.6cm3●トランスミッション:4段リターン●燃料タンク容量 :7L●タイヤサイズ :(F)100/90-12 (R)120/70-12●生産国:タイ●価格:366,296円(税別)

HONDA VARIO150

PCXなどに搭載、アイドリングストップが備わる150eSPエンジンは各国の法規で優遇されるよう、日本や欧州向けの152ccと、主にアセアン諸国向けの149ccという2種のエンジンが存在。バリオ150は後者のエンジンを搭載。スリムかつコンパクトな車体に軽快感はあるが、サーキットでセンタースタンドを装着したままでは転びそうになるくらいスタンドを擦り、気持ちよく走ることはできなかった。ステップスルー構造なので、街中での使い勝手は高い。

●全長×全幅×全高:1921×683×1096mm●軸間距離:1280mm●車両重量:109kg●エンジン:水冷4ストローク単気筒・149.3cm3●最高出力:9.3kw/8500rpm●最大トルク:12.8Nm/5000rpm
●燃料タンク容量 :5.5L●タイヤサイズ:(F)80/90-14M/C40P (R)90/90-14M/C46P●生産国:インドネシア●価格:360,185円(税別)

(撮影:冨樫秀明 レポート:高橋二朗)
 

■エム・エス・エルの今後の『軽々二輪』に対する取り組み予定
2016年
●11月6日  MSLゼファー店舗イベント・紅葉ツーリング
●11月13日 軽々二輪ユーザー体験ツーリングin伊香保(15名招待)
●12月17日 桶川スポーツランドにて走行会と有料試乗会
2017年
●2月 東京帝国ホテルにて、軽々二輪フォーラム開催/二輪関係すべての団体及び各メディアへ記者発表
●2月 有楽町東京国際フォーラムにて、軽々二輪展示会
●3月 大阪、東京モーターサイクルショー出展
●4月 軽々二輪ライディングスクール等開催
※エム・エス・エル http://www.msl-japan.com/ 


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