2016年10月12日 

■「タイトルは諦めてない!」 今週末、ヤマハの戦いに注目!!

5名のヤマハ・ライダーを中心に、ミーティングの最後に記念撮影(※写真をクリックすると、なぜ皆さん上を向いているのかわかります)

 週末にツインリンクもてぎで行われるMotoGP第15戦「日本グランプリ」を控えた10月12日、ヤマハは「YAMAHA MotoGP FAN MEETING 2016」を開催。ファンやスポンサー各社を招待した。

 会場にはヤマハのMotoGPライダーであるホルヘ・ロレンソ、バレンティーノ・ロッシ、ポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミス、そして中須賀克行が登場。彼らはファンからの質問に答え、プレゼント抽選会や記念撮影で来場者を大いに喜ばせた。また、ヤマハ発動機 技術本部の辻 幸一 MS開発部長が日本グランプリの見どころなどについて熱いスピーチ、ミーティングの興奮を最高潮の状態で締めくくった。

 さて、MotoGPは日本グランプリを含めて残り4戦。ライダース・ランキングではロッシが2位、ロレンソが3位につけており、ポイント的には厳しい状況にあるものの「まだ、タイトルは諦めてない!」と辻部長。YZR-M1を駆る5名のライダーに注目だ。


●Movistar Yamaha MotoGP
ホルヘ・ロレンソのコメント
「今日は、イベントに参加してくれてありがとう。またこんなに情熱的なファンのみんなに会えて本当にうれしいよ。日本グランプリでは、皆さんに最高の走りを見せたいと思っているので、ぜひ、ヤマハ、そして僕たちヤマハライダーを応援して欲しい」

バレンティーノ・ロッシのコメント
「毎年、日本グランプリは僕にとって特別なレースなんだ。いつも大きな喜びを感じていて、今回は特に、こうして多くのファンと会えてとてもうれしいよ。週末はいよいよ本番だけど、もてぎで皆さんのことを待っているからね。ヤマハライダー、そして僕自身のベストを尽くので応援よろしく!」

●Monster Yamaha Tech 3
ブラッドリー・スミスのコメント
「今日はこんなに多くのヤマハファンに集まってもらい、ヤマハライダーのみんなと、こうしてイベントに参加できてとてもうれしく思っている。今週末の日本グランプリで、またヤマハファンのみんなに会えることを楽しみにしているんだ。もてぎで会おう!」

ポル・エスパルガロのコメント
「僕自身、いつも日本グランプリをとても楽しみにしているんだけど、今日は、このようなイベントに参加でき、こうしてファンの皆さんに会えて、さらにうれしいよ。今回はMotoGPだけど、この夏の鈴鹿8耐のようにいい走りを見せたいと思っているので、ぜひ応援してね!」

●YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
中須賀克行のコメント
「今日は多くのファンに集まってもらって本当にありがたいですね。日本グランプリに参加できることはうれしいし、MotoGPライダーの高いレベルを間近で感じることも楽しみです。また、ライダーとして多くを吸収でき、スキルアップにもつながると考えています。ぜひ週末は、ヤマハの活躍を楽しみにしていてください!」



左よりP.エスパルガロ、J.ロレンソ、中須賀克行、V.ロッシ、 B.スミス。ロッシと中須賀を除く3名は今シーズン限りでヤマハを離れることになるが、最終戦までは“ヤマハ・ファミリー”として全力サポートを受ける。 ファンから集められた中から代表質問がそれぞれぶつけられ、5人は答えた。ちなみに写真はロレンソへの質問。


やはりこの人は人気者。2018年シーズンまでヤマハで戦う。 ヤマハで3度タイトルを獲得したロレンソ、日本でブルーのウェアを纏った彼の姿は今週末で見納め!?
プレゼント抽選会では幸運な人に各選手のサイン入りグッズやヤマハ発動機60周年記念ブック、ヘッドフォンなどが渡った。 ミーティングに来場したファン全員が5人の選手と記念撮影。 最後に、辻 幸一 MS開発部長のスピーチ。日本グランプリは地元GPだが全18戦の中の1戦として全力で戦うのみ! と。