8年前、小学1年生だった娘さんを交通事故で亡くされた、東京都青梅市の鈴村さんご夫妻に、私・柳原三佳がインタビューした動画が「社団法人交通事故被害者家族ネットワーク」を通じてアップされました。
　この事件は、加害者が運転していたのが900ccの大型バイクだったということもあり、逆の意味でライダーの皆さんに注意を喚起したいと思い、かつてミスター・バイクの連載で何度か執筆させていただきました。

　
　鈴村さんは先月、ずさんな捜査を行った警察（東京都）と検察（国）に対して、国賠訴訟を起こされました。
　なぜ被害者のご両親がここまでの仕打ちを受けなければならないのか……。
　とにかくもう、信じられないようなお話が次から次へと飛び出します。
　ずさんな交通事故の捜査で苦しんでおられる方に、この動画をぜひおすすめいただければと思います。
　1時間20分にわたる長いインタビューです。お時間のない方は、まず53分あたりをご覧ください。検察が、被害者のお父さんと被疑者の名前を間違えて『不起訴通知』を送りつけてきたとんでもない出来事、また、鈴村さんが検察に提出した黒いフロッピーが、黄色のフロッピーになって返送されてきたという恐るべきエピソードが語られます。