シビレま変圧器


第29回 「お正月といえば……写真です」

 こんにちは〜。

 1月は行く、とはよく言ったもので、気が付けば、既に2月。なんということでしょうか。

 ところで、昔カメラ(フィルム)のCMでよく聞こえてきた、「お正月を写そう」というキャッチコピーがふと頭に浮かんだのですが、最近は、写真を撮ろうと意識してカメラを提げて出かける。ということも無くなったなぁと、しみじみ感じました。

 携帯電話にカメラが付いてからでしょうか。
 カメラの性能がどんどん良くなってきて、目の前のちょっとしたスナップ写真だったらこれ(携帯)で十分なのでは? と感じて、大きくて重たい一眼をわざわざ持ち歩かなくなったような・・・

 携帯カメラも、新機種が出る度に記録画素数がどんどん増えるので、これはどこまで行くのかと思っていたのですが、画素数が増える、その反面、保存処理の負荷が増加したり、画像ファイルの容量が大きくなるのを心配していたところ、現在は1600万画素くらいのところで増加競争は一旦落ち着いたような気がします。

 最近は、カメラ機能に特化した携帯電話がほとんど見られず、というか昔ながらのシンプル機能の携帯電話自体、発売機種が減ってしまい、ちょっと寂しかったのですが、ほとんどの新機種がスマホとなってしまった現在でも、カメラ機能に関する「アプリ」が意外と大人気で、とても楽しいものがたくさんあるようです。

 もともとスマホに備わっているカメラ機能自体、たいていどの機種も、「写真を撮る」以外の細かい調整機能、設定機能が省かれていることが多いのですが、欲しい機能を持った「アプリ」をダウンロードすることで、色々とカスタマイズできるというものです。

 カメラ系アプリにはおおよそ次のようなものがあります。
①調節機能を増やしたりするもの
②撮影した写真に特殊効果を加えるもの
③撮影機能で遊べるもの

 ということで、ためしにいろいろ使ってみるとどれもこれも楽しくて、本当に飽きません。
 ちょっとここでいくつか紹介しましょう。

 最初のアプリは「Pixlr-o-matic」というもの。上の②に当てはまります。


Pixlr-o-matic

 使い方は至って簡単。アプリを起動したらまず、どの家庭にもある山手線と京浜東北線を取り出します。
 それを適当な机の上に置いて写真を一枚。


山手線

 次に、どんな味付けをするか。私はメタリックな感じのを選択。
 そして、外側のフレームを選びます。私は、昔のカメラな感じのを選択しました。

 どうです? 味があってなかなか・・・。
 という感じで、画質云々より、結果「やって楽しい、見て楽しい!」


メタリックな感じ

 
 次のアプリは「線画風カメラ」というもの。これも上の②に当てはまります。
 細かい説明は置いといて、先ほどの電車が・・・じゃじゃん。

 線の太さや輪郭を抽出する度合いなど、色々と調整できるので、ひょんなところで遊べそうです。


線画風カメラ

 次のアプリは、最近人気の漫画系カメラ。使ってみたのは「漫画コミックカメラ」です。
 いわゆる、漫画のコマみたいな写真を作っちゃおう。というアプリ。

 それではちょっとやってみましょう。まず、どの家庭にもある「ランボルギーニイオタ」を取り出して一枚撮影。


ランボルギーニイオタ

 次に、背景を選んで終了です。


背景を選んで

 この他、万華鏡風な写真が取れる「PrismScope」とか、


PrismScope

  一部分だけカラーにして目立たせることが出来る「Colorful」など、妙に楽しくてしばらく遊んでいたものもあります。


PrismScope

 写真の楽しみ方が昔は、「光学系+フィルム+技量」で、現在は、「アプリの機能+遊び心」みたいになっている気がします。まさに今風な感じ・・・。

 それでは、最後にひとこと。
「写真って、本当に良いものですね。」(某評論家風)

 それではまた〜。

電気先生
電気先生
インターネットがメジャーでなかった頃から、パーツBGやミスター・バイクBG誌などで、バイク関連の怪しげなサイトを紹介したり、紙と鉛筆で生きてきた編集部員を捕まえて、無理矢理ホームページを作らせたり、そんな暴走の果てに「乾電池何個でセルは回せるか」などという、金と手間ばっかりかかる無謀な実験をやらかしていた、電波的なPC馬鹿とのレッテルが。最近では、パソコン・携帯・スマホに飽き足らず、深夜アニメやアキバ系カルチャーにどっぷり浸かっている腐れエンジニアです。御多分に漏れず、ツイッターにも出没していますので、苦情はこちらへお寄せください→@siuyanmm


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