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2013年3月4日

スズキが“ストリートファイター”GSR750の国内仕様を発売

komiyama ^4:37 PM

 GSX-R750のヒストリーをざっと振り返ると、'04年、'05年モデルのミドルクラスGSX-Rは、純粋なレーサー・レプリカとして開発されるGSX-R600と、サーキットからストリートへとパフォーマンスの比重を移して開発されたGSX-R750、とキッチリ性格分けがなされていた。この'05GSX-Rが一つの節目となり、翌'06年からのミドルクラスGSX-Rは、GSX-R600が開発の主体となり、750はそれの排気量アップ版というスタイルに変遷を受けてきている。

 GSR750 ABS開発のスタートがリーマンショックの翌年'09年頃だというのに、わざわざ'05GSX-R750のエンジンが採用されたのには理由があったのだ。もともとGSX-R750の長い歴史の中でもストリートパフォーマンスに特に力が入れられ、しかも750専用設計としてはラストとなった“K5エンジン”に白羽の矢が立ったのだろう。

 GSX-R750からの変更点の最大のポイントは、カムプロフィールと吸排気系の見直しにより燃焼効率の向上が図られたことで、徹底したフリクションロスの低減とともに、11,500rpmのレッドゾーンまでのほとんどの回転域で、ベースとなったGSX-R750よりも出力、トルクともに上回る数値を発生している。GSX-R750のレッドゾーン14,500rpmをリミッターで抑え込むことで最高出力を106PSの枠内に収めているという。

 専用で開発されたフレームも特徴的だ。GSX-R750やGSR600と異なり、アルミのツインスパーフレームではなくD字断面を持つスチール製のツインスパーフレームなのだ。このメインフレームに通常の丸断面のチューブラーフレームを組み合わせたコンパクトなフレームとなっている。足回りにはフロントにφ41mmインナーチューブとゴールドアルマイト処理したアウターチューブを持つカヤバ製の倒立フロントフォーク。リアはプログレッシブリンケージを介してカヤバ製モノショックを作動させる通常のスイングアームタイプ。7段階プリロード調節機構付だ。ブレーキはフロントにφ310mmフルフローティングのデュアル、リアはφ240mmシングルで、電子制御式ABSと組み合わせている。

[20130321_GSR750ABS_Engine.jpg]((リンク先)) [20130321_GSR750ABS_Frame.jpg]((リンク先))
GSX-R750のエンジンをベースに、カムプロフィール、吸排気系の見直し、低速域の燃焼効率向上がはかられたエンジン。低回転から強力でリニアなトルクを生み出しながらも、高回転域まで軽快に吹け上がる特性を実現したという。 スチール製D字断面ツインスパーと丸型断面のチューブラーフレームを組み合わせたスペースユーティリティの高い新型フレームを採用。
[20130321_GSR750ABS_FrontView.jpg]((リンク先)) [20130321_GSR750ABS_Image_meter.jpg]((リンク先))
ハンドルはアグレッシブなライディングスタイルを実現するパイプフレーム。ブレーキレバーは5段階の調整が可能。フレームのミッドセクションはスリムに絞り込まれ、足つき性向上に大きく貢献している。 金属調のリングをあしらったコンパクトなメーターデザイン。視認性の高いアナログ式タコメーターを採用。大型の液晶パネルにはスピードメーターをはじめ、ギアポジションインジケーター、水温計、燃料計、時計、燃費計、オドメーター、ツイントリップを表示する。輝度調整機能付。LEDインジケーターはニュートラル、ターンシグナル、ハイビーム、油圧、FI、イモビライザーの作動状況を表示。
[20130321_GSR750ABS_FuelTank.jpg]((リンク先)) [20130321_GSR750ABS_HeadLight.jpg]((リンク先))
17リットルの容量を持つフューエルタンクを採用。タンクと質感の対比が鮮やかなタンクサイドパネルを装着。 エアインテークを備えたフロントマスク。防振性に優れた新型ミラー、マルチリフレクターヘッドランプ(ハイ/ローダブルフィラメント)を採用。ヘッドライト両サイドにはブルーレンズのポジションランプを装備。
[20130321_GSR750ABS_RearBrake.jpg]((リンク先)) [20130321_GSR750ABS_FrontBrake.jpg]((リンク先))
リアブレーキはφ240mmシングルディスクに、NISSIN製シングルピストンキャリパーの組み合わせ。マフラーにはバフ仕上げのエンドキャップを装着。サテン調ヘアライン仕上げのマフラーカバーを採用。 フロントブレーキはφ310mmフローティングダブルディスクにトキコ製デュアルピストンキャリパーを装備。ゴールドカラーのアウターチューブを採用した倒立式サス。インナーチューブ径はφ41mm。
■GSR750ABS主要諸元
●エンジン:水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ●ボア×ストローク:72.0×46.0mm●総排気量:749cm3●圧縮比:12.3●最高出力: 78kW(106PS)/10,000rpm●最大トルク:78N・m(8.3kg-m)/9,000rpm●オイル容量:3.85リットル●燃料タンク容量:17リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション●変速機:常時噛合式6段リターン●フレーム:スチール製ツインスパー●全長×全幅×全高: 2,110×785×1,060mm●軸距離:1,450mm●シート高:815mm●最低地上高:145mm●重量:213kg●サスペンション:前倒立テレスコピック、後スイングアーム●ブレーキ:前φ310mmダブルディスク、後φ240mmシングルディスク、ABS付●タイヤ:前120/70ZR17 M/C58W、後180/55ZR17 M/C73W

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ソカテゴリー:新車・試乗, 特集
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