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てなわけで7月は「値上げpart3」ですね……。 すでに食用油やパン、マヨネーズ、ハムソーセージなどの食料品が2〜8%ほど値上げされています。いまどき定価販売っていうのは少ないので小売価格ではそれほど実感はないのですが、ちょっと値段が上がってたりしています。 今は1ドル=¥100ぐらいになってますので、円安により輸入品である原材料の価格が上昇、政府の小麦売り渡し価格の値上げによる小麦価格の上昇が主な原因です。同じく輸入品である飼料代=エサ代も上がってきているので秋には牛乳代も上がるとか。ガソリン価格は比較的安定していますが、秋にはジワジワと上昇する気がします。電気料金は大手14社がいずれも過去最高の料金になったそうですが、これは原発が停止しているせいで、LNGなど火力発電用の燃料費がドドーンと乗っかってきているからですね、原発1基を動かすと100億円/年ぐらい浮くそうなんですが、背に腹は代えられないというジレンマなんでしょうね。 為替の変動による輸入品の上昇は、外国製の製品にも及んでいます。ルイヴィトンなどの高級ブランドなどでは、値上げすると消費者が喜ぶという変な伝統がありますもんで、これは○○○なんかもそうなんですけど、安いと買わない(笑)。そうそう、iPadも値上げしちゃいましたね。 あんまり「値上げ」「値上げ」って言うとショボンとなってきますので、その多くは「値上げ」ではなく「価格改定」と言ってますねぇ。
バイク関係では、7月から「部品価格の一部」が「価格改定」されております。そう、今やバイクのパーツの多くには『輸入品』が使われているからです。中国や台湾、タイ、インドネシアやブラジル産のパーツがアチコチに使われておりまして、これらの『輸入品』は、当然為替の影響を受けますので、「値上げ」おっと「価格改定」されています。 元々、バイクやクルマや家電品などの輸出をメインにしていたメーカーさんは、1985年9月のプラザ合意での急激な円高(当時1ドル=¥235だったのが、1年後の1986年には、なんと半値の1ドル=¥120に下落)。こりゃたまらんとばかりに東南アジアを中心に海外に進出して海外生産を加速させていきました。国内産業の空洞化やリストラは、バブル後ではなく28年も前から続いているのです。まぁ、人件費の安さにジャパンクオリティを加味して、なんとかやってきた訳です。地価高騰による国内のバブル景気をよそに、しっかりと足固めをしてきた日本の製造業です。まぁ、マーケットに近いところで造って売るのは効率もよろしいですから。同様に部品メーカーも海外に進出して海外生産を加速。国によっては部品にもかなり課税されますので、日本で造って持ち込むよりも現地で生産した方が安く済みます。現地の日本法人によるジャパンクオリティの部品ですから一応、安心です。
今じゃ、国内生産のバイクやクルマ、家電品でもパーツは輸入品っていうのは珍しくありません。だから円安という為替の変動で輸入される部品価格も「価格改定」せざるをえませんです、ハイ… |
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空梅雨とはいえ雨が続いたりして植物にとってはいい季節。ちょっと見 ない間にドンドン成長しちゃうんですね。てなわけで雑草退治第二弾。 こさぎり(小枝切り)もして日照と風通しを良くしてあげたり。もう少 し先延ばしすると花芽も切っちゃたりで来春は花が少なめになるので、 いつやる? そういえばMacのディスプレイが… |
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