e-Let’s/e-Let’s W 312,900円/396,900円(1月9日発売)

★スズキ e-Let’s/e-Let’s W 車両解説

レッツ4シリーズをベースにした新型電動スクーターを発売

いよいよスズキからも電動スクーターが一般向けに市販開始される。特徴としては、現行のガソリンエンジンモデルのレッツ4シリーズの車体をベースとしたことで、余計なコストアップを抑え、アフターサービス面での互換性などのメリットも享受することが可能となった。

具体的には、レッツ4のユニットスイング部分をモーターに置き換えて、バッテリーと制御系をメットインスペースに収納、という単純明快な構成だ。車体周りを一から開発する無駄が無く、パワープラント部分を除けばこれまでの技術を引き継ぐことが出来るという実にリーズナブルなコンセプトだ。

また、シート下の収納スペースには、バッテリー1本と充電器を搭載するのが基本的な構成で、スペアバッテリーをプラスしてバッテリーを2本搭載する事も可能だ。この予備のスペアバッテリーが標準装備されてくるのがe-Let’s Wタイプだ。

充電も一般家庭用の100Vコンセントから可能で、充電器を搭載していればいつでもどこでも充電が可能という安心感がある。一充電でバッテリー1本搭載の場合、30kmの走行が可能。

カラーはスプラッシュホワイト1色。。
カラーはスプラッシュホワイト1色。

★SUZUKI プレスリリースより (2011年12月12日パブリシティー)

新型電動スクーター
「e-Let’s/e-Let’s W」を発売

スズキは排出ガスゼロの高い環境性能と、日常の買物や通勤などで便利に使用できる実用性を兼ね備えた新型電動スクーター「e-Let’s /e-Let’s W」を発売する。

「e-Let’s /e-Let’s W」はそれぞれ車体色をスプラッシュホワイト1色設定とし、2012年1月9日(月)より発売する。

主な特長
・「レッツ4バスケット」の車体をベースに、回生充電が可能な高性能インホイールモーターとリチウムイオンバッテリー、充電器システムを搭載。
・出力を制限しバッテリーの消費を抑えるエコモードと、フル出力のパワーモード、二つの走行モード切替が可能。
・室内電源で充電ができる脱着式バッテリーを採用。
・充電器もしくはスペアバッテリーが積載可能なシート下スペースを装備。
・充電は家庭用の100V電源を使用し、一充電で30kmの走行(30km/h定地走行時)を可能としている。
・既存50cm3スクーターの車体寸法、重量を継承した軽量、コンパクトで扱いやすい車体。
・バッテリー残量、パワー・エコモード、速度、ツイントリップなどを表示するフル液晶多機能メーターパネルを装備。
・日常の使用に便利な大型バスケット、デジタル時計を装備。
・センタースタンドがけが楽な大型グリップ付のリヤキャリアを採用。
・「e-Let’s W」はスペアバッテリーを標準装備。
商品名
e-Let’s (EMS-01L1)
メーカー希望小売価格
312,900円(消費税抜き298,000円)
発売日
2012年1月9日
車体色
1色
スプラッシュホワイト
商品名
e-Let’s W (EMS-01BL1)
メーカー希望小売価格
396,900円(消費税抜き378,000円)
発売日
2012年1月9日
車体色
1色
スプラッシュホワイト

スペアバッテリー メーカー希望小売価格 84,000円 (消費税抜き 80,000円)重量7.6kg
※「イーレッツ ダブリュー」には、スペアバッテリー1個が標準装備
専用充電器 メーカー希望小売価格 47,250円(消費税抜き 45,000円)重量2.3kg
※専用充電器は車両に標準装備

★主要諸元

車名型式 ZAD-CZ81A
e-Let’s(イーレッツ)
発売日 2012年1月9日
全長×全幅×全高(m) 1.665×0.600×985
軸距(m) 1.150
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.695
車両重量(kg) 72〔80〕
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
一充電走行距離(km) 30.0(30km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 1.8
原動機型式 Z801
交流同期電動機
バッテリー種類 リチウムイオン電池
バッテリ電圧/容量/充電電源 50.4V/14.2Ah(5h)/AC100V(単相)
定格出力(kw) 0.58
最高出力(kW[PS]/rpm) 1.7[2.3]/2,050
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 15[1.5]/350
キャスター(度) 25°50′
トレール(mm) 62
タイヤサイズ 80/90-10 35J
80/90-10 35J
ブレーキ形式 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング
フレーム形式 パイプアンダーボーン

※〔 〕内はe-Let’s Wのバッテリー2個搭載時のデータです
 ※一充電走行距離は定められた試験条件での数値です。実際の走行は、この条件(気象・道路・車両・運転・整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて走行距離が異なります
 ※主要諸元は道路運送車両法による型式指定(認定)申請書の数値です。(シート高/装備重量・一充電走行距離の( )内を除く