ヤマハ

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ヤマハ発動機 代表取締役社長 柳 弘之 挨拶内容

本日はご出席ありがとうございます。

ヤマハ発動機は、現在、そして将来にわたり、ヤマハと関わる世界中の人々に、その期待を超えて感動を提供する仕事をしたいと考えています。そうしたヤマハブランドの使命感・プライドを表現する言葉が“Revs your Heart”です。エンジンの回転を上げるかのように、人々の心を昂ぶらせたい、という思いを込めた言葉です。

ヤマハ発動機には、ビジネスの方向感を示す3つの軸、「豊かな生活」「楽しい移動」「人・社会・地球にやさしい知的技術」があります。私たちはこの3つの座標軸の中で、ヤマハらしい「広がるモビリティの世界」をつくり続けることに挑戦します。そして、人々の心を昂ぶらせたいと思います。

そのヤマハらしさとは、3つの要素、「独創的なコンセプトを提案する」「卓越した技術を実現する」「洗練された躍動感をデザインで表現する」ことを追究し続けることです。3つの要素を開発・製造現場でつくり込むモノ創り、また市場現場でコミュニケーションするマーケティングから、ヤマハらしさが創り出されます。

今回は、「広がるモビリティの世界」を提供する、ヤマハらしい商品をプレゼンテーションします。“Smart Power Vehicle”、“Sports Motorcycle”、“Leaning Multi-Wheel”、そして研究開発車両の“4 Wheel”等です。

最後になりますが、現在、官民が一体となって2020年に国内二輪車需要100万台という目標に向け取り組んでいます。そのために、原付二種免許の取得容易化や、都市部の駐輪場増設などの要望を続けるとともに、当社もお客さまに魅力的な商品を提供し続けてまいります。

 
BOLT Cafe(参考出品車/試作車)

スリム&コンパクトな車体に950ccの空冷V型2気筒エンジンを搭載する「BOLT」をベースにした、カスタマイズの提案モデル。さまざまなカスタムスタイルに対応可能なシンプルかつ自由度の高い「BOLT」ならでは。本体のBOLT(写真下左)もいよいよ国内正式発売が決定した。XVS950CU BOLT、XVS950CU BOLT-Rともに12月10日発売で、ABS付モデルは2014年1月20日からの発売となった。

■全長×全幅×全高:2,210mm×780mm×1,190mm■エンジン:空冷4ストロークV型2気筒SOHC4バルブ、総排気量:942cm3 ■燃料供給:フューエルインジェクション ■変速機形式:常時噛合式5段

 
PES1(参考出展車/試作車)

電動ならではの特性に加え、既存のモーターサイクルファンにも違和感のない操作感と、Passionを感じる新感覚の走りを実現するEV二輪のコンセプトモデル。こちらStreetスポーツの「PES1」と、下のDirtスポーツの「PED1」ともにフレームを兼ねるモノコック構造のパワーユニット(ヤマハ・スマートパワー・モジュール)を共有し、EV特有の環境性能に加え、AT/MTモードの切り替えや簡単に交換可能な着脱式バッテリー、スマートフォンを活用した各種情報サービス機能などを備えている。

■全長×全幅×全高:1,918mm×640mm×1,000mm■原動機種類:DCブラシレスモーター■蓄電池形式:リチウムイオンバッテリー■変速機形式:マニュアル/オートマチック切替■車両重量:100kg以下

 
PED1(参考出展車/試作車)

上のStreetスポーツタイプの「PES1」に対して、こちらがDirtスポーツタイプの「PED1」。フレームを兼ねるモノコック構造のパワーユニット(ヤマハ・スマートパワー・モジュール)は「PES1」と共有し、EV特有の環境性能に加え、AT/MTモードの切り替えや簡単に交換可能な着脱式バッテリー、スマートフォンを活用した各種情報サービス機能なども同様に装備。

■全長×全幅×全高:1,900mm×758mm×1,205mm■原動機種類:DCブラシレスモーター■蓄電池形式:リチウムイオンバッテリー■変速機形式:マニュアル/オートマチック切替■車両重量:85kg以下

 
EVINOとEKID(参考出展車/試作車)

写真奥:EVINO。近距離移動の手頃なコミューターとして、必要な機能は備えつつ、購入しやすい価格帯での提供を目指したEV スクーターの提案モデル。レトロポップなスタイルで人気の「Vino」をベースに、環境性能に加え、繊細なモーターの制御によるスムーズな加速や、前後荷重の最適化を図り、低速でもすぐれた操縦性能を確保している。また、充電環境にも配慮した着脱式バッテリーや回生充電システムを装備している。

■全長×全幅×全高:1,675mm×645mm×1,005mm■原動機種類:DCブラシレスモーター■蓄電池形式:リチウムイオンバッテリー

写真手前:EKIDS。「EVINO」の EVパワーユニットをモジュール化して搭載した、キッズ用入門バイクの提案モデル。モーターの制御により、二輪車に初めて接する子供にも扱いやすいやさしいフィーリングが特徴。また、ガソリンやオイルの汚れを心配することなく、クルマでの運搬や屋内での走行が可能だ。

■全長×全幅×全高:1,245mm×575mm×715mm■原動機種類:DCブラシレスモーター■蓄電池形式:リチウムイオンバッテリー

 
YPJ-01(参考出展車/試作車)

誕生から20周年を迎えた電動アシスト自転車「PAS」。次なる20年を見据え、スタイリッシュ、エコロジー、ヘルシー、エンジョイをキーワードにハードとソフトの両面から創造したコンセプトモデル。最小・最軽量クラスのドライブユニット&バッテリーにスポーティで美しい車体を組み合わせ、ハイブリッドが織り成すワクワクする走りを提供する。さらにスマートフォンと車体情報を連動させたサービス機能を備え、走る楽しさも演出する。

■全長×全幅×全高:1,700mm×430mm×1,050mm■原動機種類:センターモーター250W(クランク合力方式)■蓄電池形式:リチウムイオンバッテリー ■変速機:外装式22段(前2段 後11段)

 
TRICITY Concept(参考出展車/試作車)

新たなコミューター市場の創造を目指して開発中の3輪コミューターのコンセプトモデル。2014年モデルとして発売するという。125ccエンジンを搭載し、軽快かつスポーティな走り、扱いやすさと安定感、そして新しい楽しさと美しい外観を実現。長期ビジョンに掲げた「パーソナルモビリティのフロンティア」を具現化するモデルの一つとして、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーによるフロント2輪を採用している。

■全長×全幅×全高:1,905mm×735mm×1,215mm■エンジン:水冷4ストローク単気筒、総排気量:124cm3■燃料供給:フューエルインジェクション ■変速機形式:Vベルトオートマチック

 
MT-07(参考出展車/輸出仕様車)

ヤマハモーターサイクル伝統の軽量・スリム・コンパクトな車体に、クロスプレーンコンセプトに基づく新開発の直列2気筒エンジンを搭載したブランニューモデル。日常ユースでの楽しいコミューティングと、週末のファンエキサイトメントを兼ね備え、経験を問わず走りの楽しさや歓びを直感的に体感できるスポーツバイクとして実現。車体のアッパー部とアンダー部を相対的かつ連携して表現するダブル・デッキ・ストラクチャーデザインを採用し、ヤマハのデザインフィロソフィー“Refined Dynamism”を具現化している。

■全長×全幅×全高:2,085mm×745mm×1,090mm■エンジン:水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ、総排気量:689cm3 ■燃料供給:フューエルインジェクション ■変速機形式:常時噛合式6段。

 
MT-09(参考出展車/輸出仕様車)

軽量スリムなコンパクトボディに“クロスプレーンコンセプト”に基づく新開発の直列3気筒エンジンを搭載するスポーツモデル。低回転、低速域での力強いトルクや自由度の高いライディングポジションが日常ユースにおいても意のままに操れる楽しさを提供してくれる。ネイキッドやスーパーモタードスタイルを取り入れた“ハイブリッド・デザイン”も特徴に。こちらの写真と下左写真はアクセサリー装着車の「MT-09 STREET RALLY」。

■全長×全幅×全高:2,035mm×815mm×1,135mm■エンジン:水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ、総排気量:847cm3 ■燃料供給:フューエルインジェクション ■変速機形式:常時噛合式6段。

 
R25(参考出展車/試作車)

ワールドプレミアとして登場した250スポーツ。新開発の水冷4ストローク直列2気筒エンジンを搭載。詳細は不明だがワークスレーサーYZR-M1のDNAを受け継ぎ「走る楽しさ」を前面に押し出したモデルとか。ワンメイクレースが楽しそう。

 
MOTIV(特別出展物/試作車)

“人機一体感”がもたらすドライビングプレジャーを追求した研究開発中の四輪車。「モーターサイクルを起点とする2輪、3輪、4輪というマルチホイール化の流れで進化した新しい発想の都市型パーソナルビークル」と説明されていた。ミニカーが話題となり開発競争が熱を帯びてきた昨今、いよいよヤマハも4輪生産に乗り出すのか注目される。ちなみにF1のブラバムやマクラーレンを設計したゴードン・マーレー氏が開発に協力したとして紹介されていた。

 
VIKING EPS(特別出展物/海外生産車)

アウトドアレジャーや、農業、酪農など産業の分野でも活躍する700cc、F.I.エンジンを搭載するオフロードビークル。全速度域で滑らかな走行を可能とする“ウルトラマチック”や、悪路走破性に優れた4WDシステムを装備。3人が快適に乗車できるホールド性の高い分割シート、荷物を積みやすいフラットな荷台などが特徴。



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