XJR1300にレトロレーサーイメージのグラフィックを採用した新色を追加

1994年3月発売のXJR1200に始まるヤマハのビッグ・ネイキッド。FJ1200をベースとして開発された空冷DOHCエンジンは、途中排気量が1250cm3へと拡大されたが、今も空冷ビッグネイキッドとして孤塁を守ってきている。

吸気系はフューエルインジェクション化（2006年11月発売）され、4-2-1集合マフラーにはO2センサーと三元触媒が採用されるなどのアップデートも行われて環境対応がなされてきているが、登場当時のイメージはそのまま引き継がれている。

前回のモデルチェンジといえば、2011年3月発売で’11年モデルとして登場したのがラストで、その時もカラーリングの変更のみで、よりエンスージャスティックな新グラフィック採用のブラックメタリックX（黒）と、新色のブルーイッシュホワイトカクテル1（白）が採用されていた。

久々となる今回のモデルチェンジだが、基本メカニズムや諸元に変更はなく“レトロレーサー”をイメージした新グラフィックが採用された新色が追加されたのみ。

: XJR1300。ビッグ空冷ネイキッドにふさわしい“レトロ”なイメージのグラフィックを持つ新色シルバーメタリック1（シルバー）が追加された。ブラックメタリックX（ブラック）は継続販売。

ヤマハ発動機株式会社は、1300ccの空冷DOHC4気筒エンジンを搭載したネイキッドモデル「XJR1300」に新色を設定し、2014年11月10日より発売します。

新色の「シルバーメタリック1」は、アルミ素材を連想させるシルバー塗装の燃料タンクと、ゼッケン“1”をあしらうグラフィックで、“レトロレーサーイメージ”の個性的な外観に仕上げました。ヤマハ独自の高品位塗装ミラクリエイトとあいまって、ビッグネイキッドらしい迫力と造形美をきわだたせています。

＜名称＞: 「XJR1300」
＜発売日＞: 2014年11月10日
＜メーカー希望小売価格＞: 1,112,400円（本体価格1,030,000円、消費税82,400円）
＜カラーリング＞: ・シルバーメタリック1（シルバー／新色）; ・ブラックメタリックX（ブラック）
＜販売計画＞: 200台（年間／国内）; 　; ※メーカー希望小売価格（リサイクル費用含む）には、保険料、税金（除く消費税）、登録などに伴う諸費用は含まれない。

「XJR1300」フィーチャーマップ: ・高級感あるメーター内照明（LED照明・時計独立表示パネル・盗難抑止イモビライザー装備メインスイッチ・左右固定式ハンドルロック）; ・軽量高剛性モノブロックキャリパー（前後）; ・焼結パッド（前後）; ・軽量298㎜径フロントディスク; ・空冷4ストロークDOHC4気筒1250cm3; ・サブスロットルバルブ採用FI; ・エア・インダクション・システム; ・優れた環境性能を達成する三元触媒; ・4-2-1集合マフラー; ・排気効率を向上するEXUP; ★アルミ風素材感を醸し出すシルバー塗装タンク; ★ゼッケン“1”をあしらったグラフィック; ★ブラックのテールカウル及びサイドカバー; ・LEDテールライト; ・オーリンス製サスペンション; ・軽量中空アルミホイール（前後）; 　; ★印は新色の特徴