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ホンダ

HONDA ゴールドウイング SE/ゴールドウイング SE<エアバッグ・ナビ>

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 40周年記念モデルの特徴は、赤と黒を基調にしたツートーンのカラーリングで、車体色のキャンディープロミネンスレッドとグラファイトブラックの塗り分けのほか、ブラック塗装されたフレーム、前・後のホイール、マフラー、ロアーカウル、そしてブラックのシリンダーヘッドカバーに赤のエンブレムバーを採用している。

 また、40周年を記念して作られたエンブレムがフロントカウルと、リアのトップボックス後面に誇らしげに取り付けられている。シートには赤のステッチが施され、パッセンジャーシートの背もたれ部分には、40周年記念マークをエンボス加工。また、オーナーが常に目にするインストルメントパネルにも記念エンブレムを装備。そしてメインキーにも40周年記念のエンブレムが付いている。

 ちなみにこのゴールドウイング SEの発売に合わせて、オリジナルのゴールドウイングシリーズも2015年モデルとなり、SE同様のゴールドウイング40周年記念エンブレムがフロントとリアに追加され、40周年記念キーも採用されている。

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40周年記念モデルの証し。フロントフェアリングの中央と、リアトップボックス(ホンダさんはリアトランクと呼んでいる)の後面に取り付けられた“40周年記念エンブレム”。ちなみにノーマルのゴールドウイングでも2015年モデルにはこの前後の“40周年記念エンブレム”が装着されている。
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40周年の記念エンブレムが入ったオーナーキー。ノーマルのゴールドイングも2015年モデルは同じ記念エンブレム付のキーとなる。 タンデムシートのバックレスト部分には40周年記念マークをエンボス加工。
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ノーマルのシルバーに対してSEではブラック塗装のフレームを採用。前後のホイール、マフラー、ロアーカウルもブラックに。これまたブラック塗装されたシリンダーヘッドカバーには、HONDAのロゴが入った赤いパネルが取り付けられた。
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最大の市場であるアメリカでは車両購入の決定権を握る“奥方様”の指定席、タンデムシートを中心に開発されている居住空間。車を超えた快適性の評価もあながち誇張ではない。タンデムシートのバックレストには40周年記念マークをエンボス加工。リアトランクとサドルバッグを合わせた総容量は142リットル。
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■ゴールドウイング 主要諸元
●全長×全高×全幅:2,630×945×1,525mm、ホイールベース:1,690mm、最低地上高:125mm、シート高:740mm、車両重量:417〈425〉kg、燃料タンク容量:25リットル●エンジン種類:水冷4ストローク水平対向6気筒SOHC2バルブ、排気量:1,832cm3、内径×行程:74.0×71.0mm、圧縮比:9.85、最高出力:80kW(109PS)/5,500rpm、最大トルク:161N・m(16.4kg-m)/4,000rpm、燃料供給方式:電子制御燃料噴射装置(PGF-FI)、点火方式:フルトランジスタ式バッテリー点火、始動方式:セルフ式、潤滑方式:圧送飛沫併用式●トランスミッション形式:常時噛合式5段リターン、クラッチ形式:湿式多板ダイヤフラムスプリング●フレーム形式:ダイヤモンド、キャスター:29°50′、トレール:109mm●サスペンション:前・テレスコピック式、後・スイングアーム式(プロリンク、プロアーム)●ブレーキ:前・油圧式ダブルディスク、後・油圧式シングルディスク、タイヤ:前・130/70R18M/C 63H、後・180/60R16M/C 74H。●価格:メーカー希望小売価格、2,516,400円、<エアバッグ・ナビ>は3,0240,000円。

HONDA ゴールドウイング/ゴールドウイング<エアバッグ・ナビ>

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 40周年記念モデルの登場と合わせて発表されたゴールドウイングの2015年モデル。2011年10月にフロントフェアリングやサイドのエアアウトレット形状の変更などが行われて以来、現在までカラー&グラフィックチェンジのみ。今回は新たに前後にゴールドウイング40周年記念エンブレムが装備された。

 前回のモデルチェンジでシート形状の変更やサスのセッティング変更、そしてオーディオやナビゲーションの操作性向上などが行われたが、それらもそっくり継続している。カラーは従来からのパールグレアホワイトという国内専用色と、デジタルシルバーメタリック、そしてグラファイトブラック、の3色をラインナップ。

 メーカー希望小売価格は2,408,400円、<エアバッグ・ナビ>は2,916,000円。11月14日発売。

HONDA ゴールドウイング F6B

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 ゴールドウイング SEの発表と合わせて、ゴールドウイングをベースにした大型二輪クルーザー、ゴールドウイング F6Bのモデルチェンジも発表された。「さらに力強く爽快に、より快適で取り回しやすいモデル」を目標として、エンジン出力を従来の80kWから87kW(5,500rpm)に、最大トルクも161N・mから167N・m(4,000rpm)へと向上させた。

 また、この出力特性の変更に合わせて、より力強いエキゾーストサウンドを奏でる新型のマフラーを採用している。出力の増大にもかかわらず、60km/hの定地走行燃費は21.0km/Lから21.8km/Lに向上させているという。

 そしてもう一つの大きな特徴は、ゴールドウイングでは標準装備の電動リバースシステムがF6Bにも採用されたこと。ゴールドウイングよりも軽量とはいえ、車重392kgのモデルとしては必需品といえただろう。これからオーナーになろうかという方には朗報だ。

 またこちらは、国内環境では必要ないという方もいるかと思うが、高速道路ツーリングに役立つクルーズコントロールも装備された。そしてゴールドウイング本体同様、40周年記念エンブレムがフロントカウルとインストルメントパネルに装着されている。メインキーも記念エンブレム付だ。

 メーカー希望小売価格は2,214,000円。12月5日発売。


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