2014年11月13日 

■小型・軽量、環境性能アップの次世代ドライブユニットを2015年モデルより搭載

“GREEN CORE(グリーンコア)”思想に基づいた次世代ドライブユニット

 ヤマハが次世代の電動アシスト自転車用として開発したドライブユニットは、チェーン合力式ユニットの中で小型最軽量クラスを達成しながら、レアアースなどの使用量を大幅に削減。現行ユニットと同等の最大出力を発揮し、軽量のアルミフレームに搭載することで車両の重量をさらに低減し、ユニットの低重心設計と相まって自転車の取り扱いやすさ、デザイン性を向上させることを可能とした。

 この次世代ユニットは「軽量・コンパクト・高性能」による走りの楽しさと環境性能を高次元で具現化するスマートパワー・ドライブユニットコンセプト“GREEN CORE(グリーンコア)”に基づいたもの。
「ナチュラ」シリーズをはじめとするPAS 2015 年主要モデルより順次搭載されるほか、国内の電動アシスト自転車メーカーへの供給も行っていくという。

次世代ドライブユニットの特長
① 小型・軽量 :容積を約16%削減、重量を約20%軽量化
② 低重心設計 :重心を12mm 下げた新設計構造
③ 高性能出力 :現行ドライブユニットと同等の100N・m の最大トルクを発揮
④ 環 境性能 :レアアース35%、アルミ28%、銅線40% 使用量削減

主要諸元
名称:PAドライブユニット
電動機形式(定格出力):ブラシレスDCモーター(240W)
重量(ドライブユニット単体):3.4kg
最大トルク:100N・m
制御センサー:トルクセンサー、スピードセンサー、クランク回転センサー(トリプルセンサーシステム)