2015年1月26日 

■ヤマハは新開発の水冷“BLUE CORE”エンジンを搭載した
グローバルモデル「NMAX」をインドネシア市場で発売

 ヤマハ発動機は、2000年末から欧州を中心に展開し好評を博しているスクーターブランドの“MAXシリーズ”テイストのボディに、BLUE CORE思想に基づく新開発の155cc水冷エンジンを搭載したスポーティスクーターの新製品「NMAX(エヌマックス)」を2015年2月からインドネシアで発売すると発表した。

 製造はインドネシアのグループ会社PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行い、ヤマハの中期経営計画(2013年~2015年)の“事業規模拡大”を担うグローバルモデルとして、インドネシア国内だけでなく、アセアン・先進国市場など世界各国での販売も視野に入れているという。

 排気量530ccの「TMAX」を筆頭に、400cc、250cc、125ccのXMAXなどをラインナップするMAXシリーズのニューフェイスとなる「NMAX」は、シリーズのDNAを受け継ぐスポーティな走りとスタイリング、および実用性を調和させ“Global Prestige City Commuter”のコンセプトのもとで開発されている。

インドネシア市場向けモデル、「NMAX」。
インドネシア市場向けモデル、「NMAX」。

 主な特徴は、1)“BLUE CORE”思想に基づき開発されたVVA(※可変バルブシステム=Variable Valve Actuation)搭載の新型水冷エンジン、2)スポーティで俊敏な走りを支える軽量・高剛性の新フレーム、3)自然なハンドリングに寄与する専用開発の13インチタイヤ、4)スポーティな走行性能を支えるABS(ヤマハのアセアン向けスクーター初)、5)MAXシリーズを感じさせる独創的なスタイリングデザイン、など。

 ちなみに現地でのメーカー希望小売価格は、2,740万ルピア(1月26日現在、日本円で約25万7千円)、販売計画は発売から1年間、インドネシア国内で12,000台を予定している。

■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/