右肩が痛いなー。って感じたのが去年の8月でした。疲れてんのかなー? って思って体が痛くなるといつもお世話になるカイロ整体へ行ったら『たんのうが弱ってるよ。下痢してない? 油もの食べたくないでしょ?』って言われました。ズバリその通りなんでビックリ。そしてカイロ施術を受けると次の日には痛みがひきました。
だけどまた右肩が痛くなったのがカイロ施術から一ヶ月くらいの時かな? 朝ベッドから起きる時には右手を持たないと痛くて起きられない程の激痛になり、またカイロ整体へ駆け込みました。そこで『やはりたんのうが弱ってるよ。病院で検査してみて。たんのうからの関連痛で右肩に痛みが来てる』って言われました。
船で毎日太い綱をひっぱり、重たいワイヤーや力作業ばかりの仕事なのに、肩が痛いと正直馬力は出ないし、心も折れそうになるし、早く痛みをなくしてバリバリ稼がなければって思い市内の内科にて超音波検査をお願いしたのが去年の10月でした。検査してみたらたんのうに『石』が大きいのが二つ、小さいのが数個あると言われました。胆嚢結石、胆石症になっていたのです。
すぐに砕いたり石を取り出すのかな? って何も知らないおれは先生に聞いたら『たんのうが化膿するまで手術しなくても大丈夫』と言うのです。そんなもんなのか? なんて感じましたが、右肩の痛みには神経痛の痛み止め薬をもらい経過を見ながらたんのうが化膿したら手術しようと決まりました。
たんのうの『石』って、石だけを取り除くことはやらずに、たんのうごと切除してしまうみたいです。おれに言わせれば臓器ぶん投げて大丈夫なの? なんですけど。衝撃波で石を砕く方法、薬で石を溶かす方法、たんのうを切除する方法があるみたいで、手術なんて嫌だなーって思いながら日々暮らしていました。
年が明けてまた海上で作業作業の毎日がはじまり、痛み止めが効かなくなり右肩に針で刺されるような痛みが続きました。もうダメだ! って思いまして病院へ診察に行ってどうにか助けてーって泣きを入れました。病院からは手術でたんのう切除を勧められました。おれ的には臓器をぶん投げるのは嫌で、無駄な臓器なんかないはずだし、たんのうが無くなったしわ寄せが他の臓器に行くような気がして手術はしたくなくて。
衝撃波で結石を砕く方法をお願い致しますと申し出たら、岩手県の病院では出来ないと言われまして、衝撃波治療が出来る宮城県の東北大学病院を紹介され、そちらへ治療をお願いに向かいました。早く痛みをなくして稼ぎたいのです。6人しかいない船で一人欠けたら大迷惑だし、息子は産まれたばかりだし、日給月給だし。
自宅から300キロ離れた病院へと助けてーって紹介状を持って出向き、診察してもらったら、石のある場所が悪くて衝撃波治療が出来ないと。たんのうの中の石には衝撃波治療は出来ない、胆管だったら良かったのにって。なんだそりゃ! 地元の病院ではそんな説明なかったのにっ!
東北大学病院からの帰り道300キロは寂しい道中でした。相変わらず右肩は痛みます。ただ、薬で石を溶かす治療をしてみたら? と言われ地元の病院に相談してみろとの助言をもらいました。ですが薬で石を溶かせる成功率は1年間毎食後に薬を飲み続けて30%だと言われました。
帰宅し再度地元の病院に相談へ行き、薬で治療する選択をしました。たとえ3割しか効果がなくても、手術は最終戦だ! との考えがありまして。だって、バイクだって主要パーツ1つをぶん投げてしまったらバランス崩すじゃないですか。おれだって同じだろって思って。薬を飲み続けても駄目なら最終戦で手術でもいいべって。
先月から薬を毎食後2錠飲み続けています。食生活もハニーに助けられて改善しています。運動大嫌いだけど、風呂に入る前の30分を運動時間として継続中です。薬で右肩の痛みが劇的に良くなりました! もう針で刺されるような痛みがない! これだけでも大満足です!!!
体が丈夫なのが自慢だったのになー。今まで健康診断で何一つ不安要素や、再検査などなく生きてきて、『健康的なデブ』が自慢だったのに……仕事は10日も休んでしまうし、手術にはリーチだし、39年間の不摂生がおれをロックオンしやがりました。胆石症の主な原因は食生活とストレスだそうで、どちらも身に覚えがありすぎますっ!(笑)
地元の浜のレストアをしながら、自分の体のレストアもしなければっ!!! 体があっての日常ですねぇ~。家族のために、自分のために、変えられることには全力で変える努力をしています。
六県ローラーデブ輪、体内にも『ロック』魂にも『ロック』を持ち合わせておりますっ! まだまだ仕事も鉄馬も転がり続けてやるぜぇ~っ! ロックイズマイライフ♪皆様も健康第一、作業には安全第一でっ!