カメラマン 志位充一
職業はカメラマン。誰にも優しい人柄で、あらゆる方面に幅広い人脈を持つ。愛車SL230でホンモノのSL(蒸気機関車)を追いかけ回す筋金入りの撮り鉄でもある。
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第2回 「ダイアナを見に」
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写真をクリックすると違うバージョンがみられるものもありますのでお試しください。
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行きたい行きたいとずっと思っていても、なかなか行けない、行かない場所ありませんか? そんな場所の一つが栃木県の大谷石資料館でした。昔から恐がりのくせに巨大な穴が好きで、あちこち見に行きましたが、まだここには行ったことがありませんでした。ということで第2回は、私の大好きな大きな穴=ダイアナ? に行ってきました。
その前に蔵の街として売り出している栃木市へ。高速道路でびゅーんと目的地へ一直線も時間がないときにはいいのですが、下道マイスターの私は、相棒のCB250Fで寄り道しながら向かいます。
栃木市は江戸時代、日光東照宮へ向かう例幣使街道の宿場町となり、また水運の拠点としても栄えました。そのため川沿に多くの蔵が点在し、今でもいにしえの時代を偲ぶことができます。
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栃木市の観光ポスターで有名な巴波川。うずまがわと読みます! この後ろの建物が田歴史伝説館。巴波川で船からの観光もできます!
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街に到着して気になったのは、バイクの駐輪場が見当たらないこと。ここ栃木市に限ったことではないのですが、観光地も町中でもバイクを駐められる場所が少なすぎます。特に観光地は、もう少しライダーに優しくてもいいのではと思います
駐輪場がないからなのか、バイクの姿はほとんど見ません。開き直って? 邪魔にならない場所にバイクを駐めて市内観光です。しかし、やはりバイクが気になり落ち着きません。さっと見てあっさり終了、目的地に向かいます。
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大谷石資料館へは、ナビに導かれて県道を走り小一時間で到着。到着して周りの風景にまずびっくり! なんですかここは!? 中国の桂林のミニ版? 山が丸い? これがすべて大理石? と、驚き広い駐車場へ。ここはバイクも駐められるので安心です。
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入場料700円を払っていよいよ館内へ。大好きな巨大な穴へと向かいます。
表よりも中の方が寒いのです。素手で持っているカメラが冷たい。指が痛い。それもそのはず。本日の気温は2度!! 寒いわけです。これからのシーズン、薄着で出かける方も多くなりますが、ここに来るときは上着を持ってくることをおすすめします。
それにしても、想像を超える巨大な空間に、ただただ圧倒されます。いろいろな撮影に使われたそうです。そんな掲示を読みつつ奥へ奥へ。進めば進むほどそのすごさに圧倒されます。とにかく凄い! 言葉が続きません。
ずーっと見ていたかったのですが、寒さに負けて小一時間で撤収。表が温かく感じました。それでも気温は一桁ですから、いかに中が寒いかがおわかりいただけるでしょうか。
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家の石垣や石造りの蔵の材料に使われる大谷石。その切り出し場の大空洞を見学できるのがここ! まさに地下の要塞! 一年中一桁の温度でこの日は2度! 700円を払って見る価値ビンビン! とにかく凄い大きな空間!
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近所を徘徊しつつコンビニのコーヒーで温まって、下道でトコトコと家路につきました。今回の全行程は260キロ。すべて下道で燃費はリッター40キロ。一日走ってガソリン代は1000円ちょっと。今回もCB250Fはがんばってくれました。
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大谷石資料館周辺の地形は日本離れしていて新鮮! 大谷石の地蔵さん、カエル、工場の廃墟(写真は無し!)すべてが大谷石!!
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