2015年4月21日 

■スズキGSX-R1000、二つの開幕戦を制す

 4月18・19日、フランスで開催された世界耐久選手権の第1戦「第38回ル・マン24時間耐久レース」。このレースにおいて、ヴァンサン・フィリップ、アンソニー・デラール、エティエンヌ・マッソン組によるスズキフランスのチーム、SERT(Suzuki Endurance Racing Team)が優勝を果たす。周回数は833周だった。



 SERTはスタートから1時間が経過した頃にデラールが転倒を喫するも、その後のフィリップとマッソンの力走によって5時間を過ぎた頃にトップへ。その後も2番手チームとの差を拡げ、最終的には7ラップ差の圧勝であった。また、スーパーストッククラスに出場のスズキジュニアチームLMSはクラス優勝、総合でも4位という活躍を見せた。



 一方、4月19日に鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース選手権・第1戦「鈴鹿2&4」。国内最高峰クラスの二輪と四輪レースの開幕戦となる伝統の一戦では、JSB1000クラスの決勝でヨシムラスズキシェルアドバンスの津田拓也が優勝した。