2015年4月22日 

■日本グランプリ直前、Hondaライダー表彰台独占目指す!

(右より)日本グランプリに挑む小川友幸、藤波貴久、トニー・ボウ、ハイメ・ブスト、柴田 暁。

 4月25日(土)・26日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で開催される「2015 FIMトライアル選手権 第1戦 ストライダー日本グランプリ」を前に、レプソル・ホンダ・チームの3選手が公開記者会見を行なった。

 日本に到着するやいなや会見に駆けつけた8年連続世界チャンピオンであるトニー・ボウ、今シーズン新加入のハイメ・ブストに、“フジガス”こと藤波貴久が合流。会場となった本田技研・本社ビル1Fのウエルカムプラザ青山で多くのファンを前に今シーズン、そして日本グランプリに対する意気込みを語る。


レプソル・ホンダ・チームの3選手。藤波はハイメのコメントの通訳も行なった。

 日本人初の世界チャンピオン(2004年)であり、今年、世界選手権参戦20年目を迎える藤波は昨シーズン終了直後にヒザを手術。バイクに乗ることができなかった5ヶ月間、そんな初めての出来事に不安な日々を過ごしたそうだが、バイクに乗り始めて1週間ほどで身体が動くことを確認。ホームであり復帰戦となる日本での戦いを前に、表情は明るい。これまでの20年はアッという間であり、20年目もあくまで通過点であると語る。

 前人未到の記録を更新し続けるトニー・ボウの目標はもちろん9連覇。今も高いモチベーションを持ち続けていると語る。そしてハイメ・ブスト。昨年、世界選手権への参戦条件を満たす16歳でワールドカップクラスに参戦、いきなりチャンピオンを獲得し、今シーズンよりホンダ・ファクトリーの一員に。とてもシャイな17歳はMotoGPのマルク・マルケスのようなルーキーイヤーからの大活躍なるか、要注目選手だ。

 日本グランプリには全日本を戦うホンダ・ライダー、HRC CLUB MITANIの小川友幸、柴田 暁も参戦。小川は昨年の日本グランプリで6位に入っており、今年は表彰台を目指す。柴田は先輩・小川を上回る成績を目指し闘志を燃やす。

 尚、トライアルの日本グランプリは土曜日、日曜日それぞれ決勝が行なわれる。中学生以下は観戦無料だ。

小川&柴田はウエルカムプラザ青山前の限られたスペースで大技を披露。通行人も仰天、思わず足を止めて見入ってしまう。


今大会の冠スポンサー「STRIDER(ストライダー)」は2歳から乗ることができるアメリカ生まれのペダルレス二輪車。イベント当日はキッズによるエンジョイカップも開催される。

問:ツインリンク もてぎ
TEL:0285-64-0001
http://www.twinring.jp/