2015年5月11日 

■ドゥカティジャパンが500台限定のディアベル・チタニウムを受注開始

 このディアベル・チタニウムは、ボローニャのクラフトマンシップの粋を集めたスペシャル・バージョンで、チタニウム、カーボンファイバー、最高品質の仕上げに加え、専用デザインが採用されている。昨年11月に開催されたEICMA(ミラノショー)で発表されて以来、大きな注目を集めていたモデルで、今回、500台の限定でリリースされた。

 数多くの専用装備が施されたディアベル・チタニウムだが、ディアベル・ファミリー共通のダイナミックなパフォーマンスは受け継ぎながらも、その名の通り高い強度と軽量性を両立させたチタニウム・パーツが多用されているのが特徴だ。チタニウム製の堂々としたタンクカバー(サイドおよびセンター)やヘッドランプ・カバーには、専用のストライプが配置され、さらに化学的なサテン処理が施されて、見る角度によって色の陰影がさまざまに変化する。

 ディアベル・チタニウム用にデザインが見直され、幅広くなったパッセンジャーシート・カバーは、チタニウムとカーボンファイバーの組み合わせ。 よりワイドでパワフルなイメージになったエアインテークにもカーボンファイバーが採用され、さらにシャープでアグレッシブな印象を演出している。ラジエーター・カバー、マイクロスクリーン、フロントおよびリア・マッドガード、フロントスプロケット・カバー、フィラーキャップ・カバーもカーボンファイバー製だ。 シートには、両サイドにレザーインサートを備えた手縫いのアルカンターラが採用されている。ダーク・クローム仕上げのフレームがディアベルの美しいラインを強調する一方で、ハイグレードなマットブラック・セラミック・コーティングが施されたエグゾースト・パイプは、ディアベル・チタニウムのスタイリング上のもう一つのキー・ポイントとなっている。
 

 
 日本公道仕様のエンジン諸元は、最高出力が82.0kW(112hp)/6,500rpm、最大トルクは117.0Nm(12.5kg-m)/6,250rpm。日本仕様のシート高は750mm(ローシートを標準装着)。希望小売価格は8%税込で3,349,000円。導入予定時期は、2015年7月予定。

■ドゥカティジャパン http://www.ducati.co.jp/