前回の過去形から一転し、今回は近未来に行ってきました。
　以前から気になっていたのに、なかなか見に行けなかった山梨のリニア実験線です。ぶらりと行っても走っているとは限りません。山梨県立リニア見学センターかJR東海の公式ホームページで走行テストの日取りを確認しましょう。　

　
　当日は、五月晴れのいい天気になりました。バイクで走るには最高の季節ですね。
　10時過ぎの緩めのスタートで、競馬場とビール工場をながめつつ、中央フリーウェイを大月ICで出て、国道20号線を少し東京方面に戻ったら国道39号線を富士山方面へ左折すると、ほどなく山梨県立リニア見学センターの看板が見えてきます。
　ものすご～く広い駐車場にバイク駐めたら、トンネルをくぐり3分くらい歩けばわくわくやまなし館です。

　ここは1階が特製リニアグッズなどを扱う売店、2階は山梨県の観光情報コーナー、そして3階は実験線が見渡せる展望室になっています。しかもなんと無料という太っ腹です。迷わず3階へGO！
　モニターでリニア車両の位置を確認します。おっ、さっそく動き出しました。
　えっ？　反対に動いて遠ざかっていきます。と、思ったら一番端まで戻ってから本気モードで走行開始。見る見るモニターのスピード表示が上がり　あっという間に500km/h！　その時前方のトンネルにライトの光が。
　来た！　カメラの連写モード全開！！　おおおおおおっ、すげー！！！！　500km/hで移動する物体を初めて間近で見ました。その感想は「はえー！」の一言。MotoGPマシンもF-1マシンも勝負にならないくらいの速さで、ちょっとでも気を抜くと見逃してしまいます。これに人間が乗って大阪まで1時間？　正直ちょっと怖いくらいのべらぼうな速さです。驚きました。
　わくわく館のさらに奥には、どきどきリニア館があり、浮遊体験走行するミニリニアや超電導の仕組みなどリニアの詳しい解説などを見ることができます。こちらは有料(一般420円　子供200円)です。間抜けにも財布をバイクに忘れてきたので、次回の楽しみとなりました。

　リニアの興奮冷めやらぬうちに、次のポイントに向かいます。どうがんばっても500km/hは出ませんから、アクセルの開けすぎには十分注意してください。　　　

　すぐ近くの、富士急行線が見渡せる鉄ちゃんお決まりの撮影ポイントに到着。フジサン特急をしばし待ちます。
　列車接近の音とともに、来た！　おそ〜い(笑)。
　リニアと比べてはいけませんね。運良く新型8000系をゲットして、鉄分補給を済ませたら、次は自分への栄養補給です。

　車の少ない裏道を通り、国道139号線を河口湖方面へ。更に進み、県道71号線、樹海ロードの緑のトンネルの抜けると今回のもう一つの目的地、朝霧高原イーハトーブの森です。ここは以前からバイク関係の撮影などでかなりお世話になっているのです。

　天気と条件が揃えば目の前に雄大な富士を眺めながらいただく食事が最高です！　
　自分の定番はカツカレー（セットにすればサラダ、ドリンク付きで1,000円）で、お腹も心も大満足です。

　帰りは、自分の定番道である秋山街道をひたすらトコトコ走って17時前には帰宅できました。今回もＣＢ250Fよく走ってくれました。燃費は41km/L！　次回はどこに行きましょう？