もう6月ですね、梅雨の季節です。なんだか憂鬱です。
　梅雨とは関係ないのですが、ここのところ我が家のパソコンなどが無線のトラブルに見舞われ、先日ようやく一息ついたところです。
　題して「無線が消失事件」！
　今回は、その中でも厄介だった事案をここでちょっとご紹介。

その1　最新ＰＣ、無線が消滅事件。

　まだ買って1年くらいの、国産品のWindows8.1のノートPCですが、ここのところ無線LANの調子が悪い。どのように悪いかというと、「つながっても切れる」→次第に「つながらない」→次第に「PCの無線機能が無い！」という状況に。もーう、イライラ爆発です。「無線が無い」って何よ、初めて見たわ。
「無い！」のを探すのはひとまず置いといて、無線接続の不具合が出た場合の切り分け方法としては、
以下のようなチェックをするのがいいです。結果はというと・・・

・同じAPにアクセスしている他の端末はどうか
　　→結果：全員まったく問題なし
・PCの無線ドライバは最新か（メーカサポートから入手）
　　→結果：最新版に更新しても、現象変わらず
・PCのWindowsは最新か（WindowsUpdateで更新チェック）
　　→結果：最新版に更新しても、現象変わらず

　ここまではやるんです。ええ。

　そして残った「無い！」というのにとりかかりましょう。
　まず、「コントロールパネル」から「デバイスマネージャ」を開いて、「ネットワークアダプタ」に無線機能がぶら下がっているかを確認。

　実際にパソコンの中の部品が消滅しているはずはないのですが、エラーが出ていたり、他のLAN関係のデバイスと競合していたりというのはよくある話なので、その場合は活かしたいもの以外機能を殺す。で終了するはずなのですが、あれ？　・・・表示が無い（笑）

　何度再起動しても、無線のデバイス名が表示されないままです。
結論。→「部品が機能停止」。
　

　まじかー。そんなことあるのかよ。う〜む。
　ということで、3秒考えて奥の手を思いつきました。
　どこの家にも1個や2個、バーゲンの買い置き品があるはずです。
　ご多分に漏れず、うちにもありました。
　たしか何年か前に、ワゴンで見かけ、使う予定がないのに買ってきたやつ。
　どこぞの通販サイトでも大人気の、こういったUSB無線アダプタ。

　やれやれこんなことで役に立つとは思いませんでしたが、パッケージを開けて、USBに突っ込んで、しばし待ちます。
　最近のWindowsは本当に何もすることなく、ランプが光って、使えるようになりました。
　接続先候補が表示されたら、パスワードを入力して、接続完了。
　おおお、インターネットにつながる感動、再び（笑）。
　なんだかひどい結末ですが、PC本体を修理に出すのも面倒なので、結果オーライ。

その2　タブレットまでも、無線が消失事件。

　状況はこうです。
　先日紹介した、Androidのタブレット、我が家の無線だけに繋がらない。

　ということで、調査を始めました。
　まず我が家の無線ルーターは健在か？
　他の端末は全部インターネットにつながるので問題ないのですが、念のため電波を確認しておくことに。
　普段は、無線の設定画面に、アクセスポイント名が表示されているかどうかで判断するのですが、今回はここに何も出てこないので調べようが無い。ということで、アプリ登場です。

　インターネットにつながる他の端末で確認した結果。当然ですが、電波あるじゃないの。緑の一番でっかい山が我が家の無線。目の前で電波出しているので当然強い訳。
　技術屋さんは、無駄にこういうのを確認しないと安心しない特性があるので厄介ですね。

　となると、また部品ですか？
　いやいやそんなに頻発してたまるものですか。
　ということで、もう使わなくなった無線ルータの電源を入れて、別の電波を出してみると、なんと表示されるじゃないの。しかも繋がったし！

・・・

　うーむ。10秒悩んで、タブレット端末の中の設定がなにかおかしくなったと仮定して、初期化することにしました。再設定は面倒なのですが、仕方ない。

　ということで、タブレット端末、「購入時の状態に戻す」を実行。

　結果。状況変わらず！

　初期化完了して、最初に起動した直後の無線の設定画面に何も出てこないので、THE END（この時も、我が家の他の端末は全部平常運転）。ええっ。なんだこれ。

（中略）

　結論をいいますと、念のため我が家の無線ルータのソフトを更新したり、設定を変えたり戻したり、ああだこうだいろいろやっている間に自然復旧です。

　これはちょっと意味不明だったのですが、結果オーライです。
　また再発したときに考えましょう。

　やれやれ、意外と無駄な作業だった気がしないでもないのですが、こういう事を繰り返しているうちに、トラブルにもめげない体になっていると信じて、明日も生きるのです。

　ではでは、またー。