「Bright Up Stairs (ブライト アップ ステアーズ)」 ホンダの「コージェネ」って知ってますか?
Co とGeneration をくっつけた造語で、Coとは「共に」とか、「二つの」という意味合い、Generation は「発電」や「生み出す」などという意味ですね。なのでコージェネレーション=コージェネは、二つの発電、なんていう意味をもったネーミングです。
なんでこんな話から入るかって、このコージェネに使われているエンジンがとても頭が良いからです。いや、頭がいいのは設計した人か。 これ考えた人、マジ、Bright Up Stairs!! |
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2階部分が明るい! というわけですね。2階とは頭、すなわち脳みそです。Bright Up Stairs とは、頭が良い、という意味の言葉ですが、頭が良いというとなんだか味気ない気がします。西の方の言葉でいう「コージェネのエンジンはカシコが作ったな」といったニュアンスでしょうか。このカシコとは「賢い人」を指しているわけですが、東の方ではあまり使わない表現かもしれません。 他にもBright Up Stairsな話に出会うことがあります。例えば英国の「左折可」ルール。イギリスでは例え信号がある交差点でも、左折はいつしてもOKなのです。もちろん右からくる車が優先ですが、何も来ていないような時は赤信号でも左折が許されています。確かに、直進や右折は左方からくる車も気にしなければいけませんし、それもOKにしてしまったらそもそも信号の意味がないですが、確かに左折なら例え赤信号でもわりと安全にできますね。このルールができてからは、青信号だからといって減速せずに交差点に突っ込んでくる車が減ったといいます。例え青信号でも横道から左折車が出てくるかもしれないわけですから、やっぱり慎重になるのでしょう。効率が良くなっただけでなく、危機予知能力も上がったという結果で、これはなるほどと思いました。このルール導入した人、Bright Up Stairsですね。
語源は正直わかりませんが、Up Stairsが賢さを指すのなら、1階部分は心に当たるのでしょうか。心も明るく、頭も明るければいいですね。心が暗く、頭だけ明るいとずるがしこいことを考えてしまいそうです。 |
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