2015年8月21日 

■日本のモーターサイクル文化のリスタート! 「走ろう東北! MFJ東北復興応援ツーリング2015」10月17日より開催

発表会場にて、風間深志プロデューサーと日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)・大島裕志 会長。「MFJ東北復興応援ツーリング2015」は国際モーターサイクリズム連盟(FIM)の公認を取得した日本初のツーリング・イベント。今回はプレ・イベントとして行なわれ、2016年4月からはさらに本格的な活動を行なっていくという。

 パリ~ダカール・ラリー参戦やエベレスト登攀、北南極点到達、そしてSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー) の企画などでお馴染み、ラリーストであり冒険家である風間深志氏がプロデュース、一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が主催する「東北復興応援ツーリング2015」は、バイク乗りの楽しみの原点とも言える「ツーリング」を通じて社会貢献をできないか? という発想から生まれたプロジェクトだ。

 内容は、東日本大震災発生から4年が経過し、被災地への関心、応援意識が薄れつつある昨今、改めて東北沿岸部の復興サポートを目的に現地までツーリングしようというもの。が、現地で食事をし、お土産を買い、ガソリンを入れるといった行為は、今でも多くのライダーが実行していることだ。

レースの開催や参加ライセンスの発給など、モータースポーツのイメージが強いMFJだが、20年ほど前まではツーリング・イベントなどを開催していたという。一般ライダーと希薄となっていた繋がりを、MFJの競技委員も務める風間氏が今回のプロジェクトでは橋渡し的役割も担っている。

 「東北復興応援ツーリング2015」は、バイクユーザー(ツーリングライダー)がまず「MFJ BIG HEART CLUB」に事前登録するところから始まる。そして10月17日から11月30日までの期間、青森県・岩手県、宮城県、福島県の沿岸部を中心にツーリング。対象エリアの「道の駅」、地元スタッフがリストアップした「みちのくスポット」を訪れた証のスタンプを集めることに加え、参加者任意の訪問先(ガソリンスタンドで給油、理髪店で散髪、ボランティア活動など)から署名や捺印をもらい、様々な体験したこと、感じたことを活動レポートとして「東北応援の旅・ツーリング2015実行委員会」に提出、という流れに。

 尚、実行委員会はプロデューサーの風間氏を中心に総合的な審査を行い、その中から最優秀東北応援ライダーを決定。12月19日(土)のMFJランキング表彰式の場で表彰(5名)される。

 参加定員は500名(定員になり次第締め切り)、参加者の登録料は2,000円(税込/1名)となっている。また参加特典として①ツーリング活動手帳②BIG HEART CLUBカード③車両貼付用ステッカーが送られる。

 参加希望者はMFJオフィシャルホームページ(下記参照)より申し込み。受付期間は2015年8月21日(金)から11月20日(金)までとなっている。

 また、10月17日(土)にはキックオフセレモニーが「石巻市サン・ファンパーク」(宮城県石巻市渡波字大森30-2)にて開催される。

東北復興応援ツーリング 2015WEBサイト
http://www.mfj.or.jp/touring/