2015年8月25日 

■「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を実施、整備不良率は約12.4%に

十国峠レストハウス(静岡県田方群)でのタイヤ安全点検風景。

  住友ゴムグループの二輪車用タイヤ販売会社であるダンロップモーターサイクルコーポレーションは2012年より毎年、8月19日の「バイクの日」前後に二輪車用タイヤの安全点検を実施。

 安全点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝チェック、タイヤ表面の損傷、摩耗度合いなどを調べる外観点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布。ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求するというものだ。

 3回目となる今回は全国6ヶ所で実施、564台の車両の点検を行なった。結果、タイヤにかかわる整備不良率は全点検台数のうち70台(約12.4%)に。その内訳は(重複含む)タイヤのヒビ割れが33台(5.9%)と最も多く、以下偏摩耗が19台(3.4%)、残溝不足が15台(2.7%)、損傷が3台(0.5%)で、タイヤの整備不良は約8台に1台の割合で確認されている。

 ダンロップでは今回の点検結果を踏まえ、今後もライダーに安全で正しい使用方法や管理方法などをお知らせしていくという。

RIDERS NAVI
http://ridersnavi.com/