毎日のように見ているものや使っているものの変化には気づきにくいものです。
ほんのわずかな変化が積み重なっていって、なんかいつもと違うっぽい？と思ったときにはかなり変わっていた、なーんてことなどフツウに起こるもの。
日常生活には当たり前のようにあることなので、他人に言われて気づくことも少なくありません。
バイクもまた然り…なのでしょうか。

自分の足として使用しているスクーターを、ちょっとそこまでのお買い物にと人に貸しただけで「なんかヘンじゃね？」と違和感を訴えられてしまいました。
考えてみれば、普段使いで乗りまくってるわりにはきっちりとした整備なんかしたことありません。
気が向いたときにオイル交換したりタイヤ圧を調べたりするくらいです。
だって普段の足だから、そんなにひどい乗り方なんかしてない（つもりだ）し、コカしたりぶつけたりもしてないし、そもそも乗っててもなにもヘンとか感じないし。
いつでも調子のいいナイスなバイクだなーと感心していたくらいなのに、ヘンじゃね？とか言われて「ええー！？どこが？」と、びっくりしてしまうわけです。

週末だけとか月に数回のツーリングみたいに、たま〜に乗るバイクならば、ヘンなところがあったら「おや？なんか違うな」とすぐに気づくかもしれません。
良い状態しか知らないのなら、悪い状態になったらそれに気づけるでしょう。
しかし毎日少しづつの変化であれば、徐々に慣らされてしまって、よい状態だったものが悪くなっていることには気づきにくいわけです。

それは、虫歯がいつの間にか進行しているかのように。料理の味付けがだんだん濃くなって塩分過多になっていくように。おなか周りに脂身がうっすらうっすら積み重なっていくように…。
久しぶりに会った人に言われてはじめて気づくのです。「あれ、なんか太った？」…と。

…いや、本当は気づいていたのかもしれません。
なんかブレ−キの効きがビミョーに変わってきているぽい？とか、曲がるときのラインどりがブレるっぽい？とか、ふかすと音がちょっとヘン？とか…。
気づかないフリをしていたのかもしれません。
ちょっとしか乗ってないし、これでツーリングとか行くわけじゃないし、明日乗るときには戻ってるかもしれないし…（無い無い）。
見てみぬフリを続けた結果が、なんか全体的におかしくなってしまったんです。
しかも放っておいたら結構ヤバイんじゃないの、というレベルで。

日々のメンテナンスを面倒くさがらずにいれば、長いこと調子よく走ってくれるのがバイクのよいところ。
これからは面倒くさがらずにちゃんとお手入れしなければ…ッ！！

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とはいえ作った本人があまりLINE使いこなせてなかったりするんですけども。
(;´Д｀)