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添乗員ヨッティのバイクツアー裏レポート その16「おなじみ道祖神の定番コース、マン島TTレース観戦ツアーですが」



バイク好きなら誰もが知っている
有名なマン島TTレース
もちろん道祖神の観戦ツアーも
毎年開催される定番コースです
ただし、普通のツアーとはちょっと違います
ホテルには泊まりません
レストランにも行きません
でも、そこにまた楽しさがあるのです
マン島だからできる道祖神流のおもてなし
そんな旅も道祖神なのです。

 まず、道祖神のマン島観戦ツアーとはどんなスタイルのツアーなのか? 2015年の場合、宿はホームステイをベースとしました。1軒家を借り切って道祖神ハウスとし、基本的にマン島到着後は帰国するまで自由行動! レンタカーを用意しておりましたので、添乗員が各地への移動をサポートしますが、それぞれ自分たちで好き勝手に動くのも自由です。レースの結果・詳細は各方面から発表されていますし、近々DVDも発売されますのでここでは割愛させていただくことにして、今回はツアーの「生活」に焦点をあてていきましょう。

 まず、ホームステイ。なぜホームステイなのか? もちろん、マン島にもホテルはある。しかし、ないのである。空室が。嘘だと思ったら、適当な予約サイトで検索してもらえるとわかります。例えば2016年のマン島TT開催期間中(特にシニアTT決勝前後)はすでにほとんど満室になっている。とんでもない世界だ。そこで登場するのがホームステイ。オリンピックを控える日本は今、「民泊」は法規制の面から揉めていますが、伝統あるマン島ではこのあたりの整備がきっちりできており、レース開催期間中のみ家主は友人・親戚の家に泊まって家を空け、世界中からやってくるレース・ファンを受け入れる体制を整えている。道祖神のツアーでは、このような住民の協力も感じられるツアーとなっています。ある意味、ホテルに泊まるより、ずっと思い出深い旅になるに違いない。

 食事はどうするのか? ホテルのようにレストランは併設していない。住宅地の中に泊まるのだから、繁華街からも遠い。不便じゃないか! いや、自炊という道がある。料理できない方も安心あれ。あらゆる冷凍食品がスーパーやガソリンスタンドのコンビニに売られているので、台所の電子レンジで「チン」するだけで、かなりの料理をカバーできる。定番のピザはもちろん、パスタからカレーライスまで何でも揃う。しかも、レストランで食べるよりずっと安い。夜は毎晩リビングでビールを飲みながら宴会が続くのだ。

 朝は情報収集から始まる。今はスマホ向けのマン島観戦公式アプリも充実しており、朝のスケジュールチェックは欠かせない。MotoGPとは異なり、天候や道路状況によってマン島のタイム・テーブルは目まぐるしく変わるのだが、頻繁なアプリ更新のおかげで、重要なレースを見逃してしまうことを防いでくれる。屋外でも、グランドスタンド周辺や有料スタンドではフリーWI-FIを使うことができる。

 レースは隔日で開催される。間の日はイベントが盛りだくさん。イギリス空軍のレッド・アローやドラッグ・レースなどが会場を盛り上げてくれる。ツアーでは添乗員と一緒にコースを一周するプログラムも用意しているし、機関車トーマスのモデルになったと言われるSLに乗ってプチ旅に出るのも風情があってお勧め。また、一般ライダーのフリー走行を眺めているのも楽しい。レースが終わり、コースが開放された途端にフォーン! フォーン! と飛び出していくスーパースポーツの群れは、レース本番より圧巻かも。これも実際に行かないと見られないマン島の風景の1つ。


今年のマン島ウィークは天候に恵まれました
今年のマン島ウィークは天候に恵まれました。

ホームステイの生活はこんな感じ
ホームステイの生活はこんな感じ。

冷凍チンな食事の一例
冷凍チンな食事の一例。

早朝、コースを一周してみた。一般ライダーも朝から楽しんでいる
早朝、コースを一周してみた。一般ライダーも朝から楽しんでいる。

コース開放中のホームストレートはこんな感じ

M.ダンロップの走りを体験できるアトラクション!
コース開放中のホームストレートはこんな感じ。 M.ダンロップの走りを体験できるアトラクション!

こんなレトロな列車でマウンテンコースの頂上に行けます

白熱するレースの横でヒルネする人、そしてチンチン電車
こんなレトロな列車でマウンテンコースの頂上に行けます。 白熱するレースの横でヒルネする人、そしてチンチン電車。

レッドアローズのアクロバット飛行も披露

マン島には歴史的な町も多い。ここはキャンスルタウン
レッドアローズのアクロバット飛行も披露。 マン島には歴史的な町も多い。ここはキャッスルタウン。

今年はBMWに乗ったガイ・マーティン

住宅街の中を疾走するJ.マクギネス
今年はBMWに乗ったガイ・マーティン。 住宅街の中を疾走するJ.マクギネス。

 さて、少しはレースのレポートもしておかねば。日本でも人気のガイ・マーティン、シニアTTでは4位の健闘。話題のダンロップ兄弟も今ひとつといった成績だが、マイケル・ダンロップがレース開催期間中にヤマハR-1からBMW にスイッチしたことは大きな話題となった。そんなことが可能なのか?MotoGPでは考えられない世界がここにもあった。シニアTTクラスで優勝したのは伝説の王者ジョン・マクギネス。詳細は近々発売される公式DVDをご覧下さい!
 最後に。道祖神では来年もマン島TT観戦ツアーは実施予定です!



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