第6回
自己中だって、いいじゃない。
(2010.12.6更新)
先生も走る、師走を迎えて、世間ではじりじりと年末商戦に向かっていきます。
街を歩いてふと思うのですが、ここのところ、携帯電話の様相が変わってきたと思いませんか?
・NTTドコモ店頭
「ギャラクシー」・・・銀河?
・KDDI店頭、
「未来へ行くなら、アンドロイドを待て」・・・人造人間と未来へ逃避行、うぷぷ。
・ソフトバンク店頭、
「ガラパゴス」「デザイア」・・・ 独自進化に欲望?
なんだか「素敵な世界にご招待!」的な、魅惑のキーワードが増えているのです。
年末に向け盛り上がっている「スマートフォン」という種類の電話。
スマートって、何なのでしょう。
日本語的には「すっきりした新機種」的に聞こえてしまうのですが、ネーミングとしては、「賢くてすばやい高機能な電話」となるそうです。
「スウォッチ」と「メルセデス・ベンツ」がアートしちゃう、車の「Smart」みたいに、ハイソな語源ではなさそうですねぇ。
ところで、先ほど出てきた「ガラパゴス」も、人気急上昇中のキーワードだとか。
ガラパゴス諸島の生物は固有種で稀少種なのは周知の事実なので、それにあやかろうという、イメージ戦略なんでしょうか?
その一方で、世界のIT界では、日本の、特に先進的な電子製品は、「辺境の島国根性的な機能」と、揶揄される場合が多いのですが。近年では特に、携帯電話が真っ先にこんな感じに言われるようです。
理由は、世界的に、搭載されていないマニアックな先進機能が多い、事だとか。
それはそれ、良い物はいいし、楽しければいいのではないかと思います
ということですが、いちおう世間(世界)知らず風な汚名も着せられているみたいなので、ここは一発、世界の先進携帯電話機に目を向けてみようじゃなイカ!と、思うわけです。
海外の携帯電話といっても、物凄くメーカーも種類もあるので、有名どころだけでご勘弁を。
まずはNokiaの2010年9月発売「X5-01」。
これ、でかそうなのですが、畳むと7センチ角くらいになっちゃうので、逆に、小さっ!、の反応が正しいモデル、キー、打てるんでしょうかね?
次は世界のソニー、携帯電話のブランドはSony Ericsson。
去年に発売された「XPERIA Pureness」
これ超ーっ、かっこいい!
何が凄いって、メール書きながら向こうが、見えるなんて、とっても画期的。んー、欲しいっ!
あー、でも、値段500ドルくらいしますよ。
- 電気先生
その次はお隣台湾Acerの「DX650」です。
表を見てみると、普通のタッチ液晶。なんだか手の中に納まりそうな感じですね。
うんうん、裏は、っと。
え?ええええー。
キーパッドだけありますね・・・うん。
ま、深く考えず次いきましょ。次。
一瞬ゲーム機かと思ったT-Mobileの「Sidekick LX 2009」。
これはこれは、漢らしい、と思いました。
次はAlcatelの「OT-808」、これも7センチ角、って感じです。
コンパクトなのに、フルキーボードをつけてしまうのって、流行っているのでしょうか?
でもお洒落です。これは。
最後に、一度みたら忘れられない電話を紹介します。
東芝の「G450」
機能は、「電話機能&MP3プレーヤー」。
とても、ご立派かと。
こんなの店頭にあったら、真っ先に手にとってしまいますよねぇ。
ということで、見ると個性たっぷり趣味たっぷりな、海外の電話。
海外へお出かけの際は、SIMカードを手に、ぜひぜひ携帯ショップを訪ねてみてくださいね。(笑)
それではまた自戒、じゃなく次回。
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