Hi-Compression Column

バイクで行ってきました

カメラマン 志位充一
職業はカメラマン。誰にも優しい人柄で、あらゆる方面に幅広い人脈を持つ。愛車SL230でホンモノのSL(蒸気機関車)を追いかけ回す筋金入りの撮り鉄でもある。

(2011.12.26更新)

 カメラマンの志位さんは機材を背負ってバイクで撮影に行きます。バイクだからこそ行ける場所や撮れる写真があるからです。

 これから紹介する写真は、機材を担いで延々山道や森林を歩いて行ったわけではなく、基本的には、ほぼすぐ手前までバイクで自由に行ける場所です(もちろん天候などにより通行止となることもあるかもしれませんが)。

 ただし、同じ場所に行っても同じように美しい写真が撮れるかどうかは……保証しかねます。

 さあ、今度の週末、ぶらりと美しい景色を見に出かけませんか?

 で、肝心の場所ですが……北緯と東経のみを公表し詳しい場所は掲載しません。でも、ナビがあれば迷わず行けるでしょう。

 えっ? ナビをまだ持っていない?

 そんな方は、まずはGathersM専用ページで新しいギャザズMをじっくり検討してください。


トンネルの跡地


トンネル
トンネル
トンネル

東経 138.45.5


北緯 35.39.30


トンネル

 建築物が役目を終えると、ほとんどが解体されて建て替えられますが、歴史的な意義を認められ、保存されることもあります。

 建物や橋などのように見て解りやすいものはいいですが、外から見ることのできないトンネルとなると……。

 役目を終えたトンネルは、倉庫や椎茸栽培などに再利用されることもありますが、使い道がない場合、埋め戻すのも大変なので、出入口だけ塞がれ放置され、時の流れと共に自然に還っていくというのがほとんどなのです。


 数少ないトンネル遺産のひとつがここです。

 このトンネルは明治時代に作られ最近まで鉄道用として使われていたのですが、新トンネルの完成でお役御免となりました。

 その後は放置されることなくきちんと整備され、現在ではワイナリーや遊歩道として活用されており、中を歩くことが出来ます。

  山だらけの我が国はトンネルだらけなので、トンネルなんて珍しいものではないかもしれません。

 でも、山だらけの日本の交通の歴史はトンネル掘削の歴史と一心同体なのです。

 普段は気を止めず通過しているトンネル内部をじっくり観察して、先達に思いを馳せるのも一興でしょう。




前回のお店は洋麺食堂 益子店でした。ツインリンクもてぎの帰りにいかがですか?


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