Hi-Compression Column

B仙人生活!

カウンター攻撃? 退行現象?

てなわけで先月号の続き(笑)。21世紀っていうのはやっぱスゲエですね。こうしている間にもエロ動画サイトでは立体映像の3D映像化が進んでいるハズです。 ウヒ、ウヒヒヒ、やっぱ3Dダワなぁ。人間の欲望なんてエロにはかなわないもんです。

そんなこととは関係なく、今、自分で勝手に熱くなっているのが80年代後半モノ。

家庭内仕分けで整理の方向性が打ち出されたものの、「世の中に逆らって」という姿勢がアダとなったのか、この2カ月で4台も増えてしまった。かつての高額なモデルが二束三文だったので思わず買っちまったワケです。

内訳は、ハスクバーナ240WR(86/不動)、RM125(87/実動)、クラミットERー2(88/実動)、おまけにKTM400スーパーコンペ(95/並行/実動/検切)といった具合。

全部オフ車で、実動とはいえエンデューロマシンやモトクロッサーなどの登録できないコンペ仕様ばかりです。ハッキリ言ってバカです。

このうち2台は知人から譲り受け、2台はヤフオク徘徊中にポチッと押したけどライバルが1人も現れなかった奴です。多分に仕分けされちゃったモデルたちです。

業者や転売目的の方々にも見向きもされなかったようで、いわゆる不人気車というよりも個体数が少なすぎて記憶に残らなかったというモデルたちです。

いずれも程度は中上でしたが、ゴム関係やシール関係など細かいところが経年変化によりボロボロになっております。パーツリストはおろか情報も少ないために部品の手配すらままならないので手がかかるモデル。

でも、昭和の末期、バブル期の作品が多いので、試しに当時の価格で計算してみたら4台で250万円ぐらいしたようでビックリ。まぁ、4台で50ccスクーターの新車価格よりも安かったので、マァ、納得です。

ガラクタとかゴミ呼ばわりされて、捨てる手間もメンドーなので車庫の奥に埋もれてたマシンが多いのですが、検品→点検→部品発注→無いのが多いゾ→スズキRM用は一発で入ったので支払いにアタフタ、てな具合いです、フーッ。

こんなのばかりが増えて行くんですが、今回は知人が仕分けで捨てるというコス○コで売っていた簡易テント(なんと3m×6m)を手に入れたため。置き場があると満杯にしたくなってしまう悪いクセは相変わらず治っておりません。


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■ハラ キュウゾウ

(実は本名)
ハラキュウ
こちらでははじめましてでこんにちわデス。なんだかんだで38年くらいバイクに親しんでいますが、ロードは一向にうまくならないんでオフ車中心です。
イイ歳してオフロードイベントなんかに参戦していますが、最近はジジイ化が加速して80年代後半のモデル(結構過激)が多くなっている1956年型。

さすがに超簡易テントなもんでソヨソヨと風が吹いただけで大きく揺れる。こりゃヤバイってんで単管とクランプとロープで補強。床が無いので地面が剥き出しでドクダミやビンボーヅタが繁茂している始末。整備は電源の関係もあって別の場所でやるので、雨が降るとメンドーなので見にも行かなくなってしまうのも悪いクセ……。


  • ph03
    ph02

ホントはマトモな公道用モデルでも買えばいいんですけど、都内はバイクが棲みにくくなっているようですし、この先3年で新車価格をドドーンと値下げ攻勢をかけてバイクの復権を、なんていうニュースが流れたり(つうことは海外生産の加速とコストダウンだべな→で、買い控え)で、バイクの棲み良い環境っていうのはなかなか構築できません。一度、環境が悪化すると元には戻れないもんです。空気や水や食料にゴミ、さらには家庭環境やバイク環境、出版環境なども一緒です。

マ、すでに中高年の中の上ぐらいまで進んでしまったので購買層にはカウントされていませんし、昭和のバイクで1年に1台づつトドメを刺して潰しても4年は持ちます。

業界のためにナントカスルのは、走れる環境と停められる環境造りなんでしょうけど、政治力はないし、多くの方々と同様にボヤキとタレコミとイジメをヤルしかないのかなぁ。

マ、そこまでヒマじゃないので不器用にカウンター切りながら走って楽しむのがヨロシイかと。

仙人の日々交々
仙人扱いですが山奥に住んでいるわけでもなく、IKEAとららぽーとはどちらも1km以内。でも、タヌキとハクビシンとアライグマには時々遭遇してしまうという里山の麓で、稼げないので必然的に昭和40年代前半の暮らしに……

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