“チューニング”
(2010.8.16更新)南無バックオフ休刊南無〜 享年23。
先日、享年35で逝ったミスター・バイク誌に続いて紙媒体がまたひとつ無くなりました。
紙屋に印刷屋に流通に本屋の売り上げが多少落ちます。でも、世の中はそんなこととは関係なく動き続けております。
ニッサン。マーチの新型がタイ生産で輸入車扱いですけど、結局、売れれば勝ち。
そこそこ売れても悪い円高や原価がお安いのでゴーン社長はまたしても年俸1000万ドル(8億超、円安なら12億も夢じゃない!)に届くのカモ。
で、今回もインターネットの大海から数多ある情報をかき分けてコチラにたどり着いたアナタ、さすがに大平洋でミミズ1000匹を探し出す達人。エライ!!(違ったか……)
んで、毎日暑いですなぁ。マ、夏は暑いほうが夏らしくていいのですが、ワタクシ、暑いときはバイクに乗りません。
そりゃ、7月末のサイタマ川越の35℃越えの炎天下の4時間耐久レースでXR80を走らせてヒトケタ入賞したりしておりますが、普段はバイクに乗りません。
コンビニまではチャリ、都内へは駐車場の関係もあってクルマか電車で移動。たまにバイクで出動しても真夜中だったりします。
夏は好きなんですが、ムシみたいに夜中に徘徊していることが多いのです。
なんかジーパンに長袖のウェアにヘルメット着用だと、それだけでクラクラしてしまうので、夏はバイクに乗る機会が減ってきます。
ついでに言えば冬は寒いし、雨の日は濡れるので乗らない事が多いのです。そんな人が増えているのも確かです。
で、暑い夏にバイクとどう関わっているのかというと、そりゃもう『水アソビ』です。
つまり“洗車”ですね。
短パンのサンダル履きでホース片手に愛車を洗車。洗剤にタワシにスポンジを用意。両手には一度洗った軍手をして愛車にホースで水をバシャバシャかける。
基本は上から下にでしてスポンジで泡立てた洗剤でシャカシャカ。
オフ車はプラスチックのパーツが多いので、スポンジ洗い。細かなところは軍手に洗剤付けて手洗い。
タイヤ関係はタワシでゴシゴシ。あとはすすぎ洗い。これだけで体温下がって気持ちよく過せます。
■ハラ キュウゾウ
マフラー出口はゴムの栓などして、上から順番に洗い上げ、すすぎのあとはタオルで水分を拭き取ります。ここまでで約1時間。意外とビスが脱落してたりするのを発見したりで収穫もあるのです。
一服してから次の作業。ワックス掛けです。
これまた半ネリや液体状のワックスを動員して順番にワックス掛け。フレームなんかにもワックスを塗っちゃいますね。
いやぁ、あのボロイのがワックス塗っただけで輝きを取り戻したみたいで気分的にもヨロシイのです。
さて、ここからが本題。皆さんの大好きな“チューニング”のお時間です。ハリキッテマイリマショウ。
んで、タイヤの空気圧を正規の数値に合わせ、クラッチワイヤーにインジェクターを介してCRC556を注入。
出口のゴムを外しておいてゴミと汚れを排出するのがポイントですな。
アクセルワイヤーには注油はしません。さらに可動部分にもピンポイントでCRC攻撃。場所によってはリチウムグリスなどを奢ります。
バラしたついでにボルト類は余った混合ガソリンで洗浄。オフ車ですとすごいところにまでドロが入り込んでいるのです。
フィニッシュはチェーンにチェーンオイルをプシュー。余分な油分を拭き取って“チューニング”がフィニッシュです。
エッ?何もやってないじゃんかーと憤る無かれ。
タイヤの空気圧を正規に合わせただけで街乗りでマシンが軽くなります。
ワイヤーやチェーンに注油しただけで動きが軽くなります。手抜きの3分間“注〜ニング”って結構効くんですワ。
- 最近サボリ気味なので修行を再開せねばなるまい(笑)。で、気になっているのが「仙人修行」まで行なっている秋田県雄勝郡東成瀬村(http://www.higashinaruse.com/top.php)。一関から混浴の須川温泉を越えた秋田県側で、東に走れば木ノ中リンゴで有名な藤沢町と気仙沼。カンコーに行きたいなぁ 〜(ボソッ)。
[第1回|第2回|第3回]
[バックナンバー目次へ]