“ピーターパン”
(2011.1.19更新)2011年、平成23年の一発目のキーワードは“ピーターパン”でしょうか。
おっと、その前に先月のコラムでチラッと触れた高速道路の料金問題なんですけど、アップ後の12月24日に概略が発表されまして、ETC装着車が対象みたいです。
片道2000円だと結構走れますが、往復だとチト考えちゃう。従来からの大口割引などは残ったりで、結局シンプルどころか複雑になっちゃいましたねぇ。
1月14日には大臣も変わっちゃったし、始まる寸前まではヨクワカンネーてな感じです。
ETC割高ですしね。
この際、ETCと地デジ・チューナーを希望者全員に配布とかないですかねぇ・・・。
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てな訳で124万人の新成人の皆様おめでとうございます。
最近はレンタル着物で記念撮影で終わり。マニュアルとネット&ケータイ情報に縛られて若さが感じられないリクルート姿の若者が大量に集まっていたりで一種異様な感じが拭えません。
若いときは背伸びしてみるもんです。
結構いい加減に考えて世渡りしながら自分のスキルのみを上げてくなんてのは通用しないのかな?
バイクでいうと最近は壮年やら老年との付き合いが多いのですが、ことバイクの話になるといい意味で「み〜んな、バカ」です。楽しい走りや楽しい話題が次々に出てきます。
いろいろ考えてみると、皆さんハタチの頃が基準点でして、流行や装備などのファッション、走りやメンテ、好みの車種についてもハタチぐらいで固まっちゃってます。
1960年生まれの50歳ですと80年前後が旬ですからナナハンではゼッツーやCB750FourではなくCB750Fや900F、1100F。
スペンサー凄! はたまたカワサキ勢はローレプ渋い、スズキ勢はGS1000とヨシムラで決まりだったりします。
ついでにRZ250/350ですね。こんなのを話題にしてるのが50歳の皆様ですよ、ホントに。
1970年生まれでバブル世代の40歳前後ですと1990年がハタチですから最低でも水冷でして、R1ーZとかTZRの後方排気やNSRやRGVΓです。倒立フォークにへの字スイングアームに乾式クラッチのSP仕様です。
■ハラ キュウゾウ
1980年生まれの30歳前後ですと、ハタチになった2000年では排気ガス規制と平成不況でビッグスクーターやTWのスカチューン。カスタム君やレトロ・ビンテージ路線ですかねぇ。
このようにハタチが妄想と暴走と若気の至りの原点でして、バイク乗りも世代によって影響を受けたバイクは大きく異なっています。
ナツメロとかコミックの話の内容も異なります。
コレって時代の“標準化石”なんで一生引きずることになります。
“ピーターパン/シンドローム”は、一般的に「人間的に未熟でナルシズムに走る傾向を持っており、『自己中心的』・『無責任』・『反抗的』・『依存的』・『怒り易い』・『ずる賢い』というまさに子供同等の水準に意識が停滞してしまう大人」なんていう解説が付きますが、今では「ニート」や「引きこもり」よりは健全だと解釈されております。
ある年齢以上のライダーさんはみ〜んなピーターパンですが、趣味の世界では楽しくやるのが大正解。
えーっと、1956年生まれのワタクシは1976年がハタチですから、なんだろねぇ。オイルショックあったし、ビンボーな学生はTY125改175や5速になったミニトレの80やXR用ダウンマフラー付き4速XE75だったりRD250が四角くなっちまったんで中古のGT250だったりします。
ああ、蒼いゾ。回りもみ〜んな空冷の中古ばっかり。
そうそう、マッハやナナハン世代は60歳を越えてまして、過激でワルだった暴走族世代は57歳前後になってますけど、皆さん相変わらず気持ちは「ハタチのまんま」ですから、今年も楽しくやっちゃって下さい。
ウサギ歳だからラビットを流行らせるなんてしないように健康第一、交通安全でまいりましょう!
さて、アナタのハタチは何年でした?
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寒いんですけどウチのウメちゃんは年末から咲いちゃってます。
季節は正直です。ウチの150ccスクーターなんですが、キャブ清掃で調子が戻ったものの、寒さでセルが弱々しくてクイクイ、クッ・・・カチカチカチなんてことも多くなってます。
密閉型バッテリーって寿命が短い。おまけに貼ってあったステッカーを剥がしたらオリジナルの塗装もペリペリと剥がれて更にボロくなりました。
消耗品や経年変化も正直なんだわ。
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