“木の葉は緑”
桜吹雪に花いかだ。春は駆け足で北上しています。
桜が終わる頃にはケヤキやモミジやすべての木々は新緑の季節を迎えています。
タケノコも真っ盛り。次から次へとニョキニョキ生えてくるのでタケノコ退治も大変です。
ふと地面を見れば雑草のオンパレード。
草刈ならぬ草むしりで根絶やしにしているハズが、一向に効果ないんですわ。ヤレヤレ。
てなわけで今年のゴールデンウィークは久々に大型でして、人によっては10連休! です。サテ、ナニヲシマスカナ?
大地震と大津波と原発事故に遭って被災した北関東や東北エリアで親戚の手伝いやボランティアに励む方も多いのかと思います。
残念ながら高速道路乗り放題・1日¥1000は見送られてしまいましたが、ガソリンスタンドも道路も徐々に復旧していますので、なんとか現地には到着しそうです。
現地の友人から「今のうちに見ておいたほうがいいよ。」なんていうお誘いもありましたが、夏以降に再会を約束してモノを送っておきました。
義援金もネットと女子高生の街頭募金に付き合ったりしたくらいですが、少しはモヤモヤが減少しています。
んで、ゴールデンウィークの予定として決め込んだのがボロいバイクのプチレストア。
いえね、3月のヤフオクって異常に空いてたんで、`85年式のヤマハTY250R(38V)なんぞをポチツと入れておいたらライバルが現れずに安価で落札しちゃった個体。
横浜市内からの購入でしたからグロスでも超安値。ちょっとリング音が出ていたり、キャブレターが詰まりぎみなんで軽く手を入れようかと。
DIYイジリ派は連休前にパーツを入手出来るようにバイク屋さんにGO!
TY250Rは`91年まで進化を続けたマシンですし、いろいろと遊べそうです。
チョット大きくて重くてキックが踏みづらいのも事実なんですが、家の周りには竹薮セクションやら崖っぷちセクションがあるので、2ストの排気煙を撒き散らしながら突き進む のです。
連休前にパーツが手に入らないと意味がないので交換パーツの洗い出しをば。
絶版部品が多いんですけど、消耗品に関しては代替パーツはそれなりに揃うと思うんで一気に組み上げて裏山トライアルな んぞやるべえかという魂胆です。
■ハラ キュウゾウ
モノサス装備なんで走破性は26年前の世界選手権クラス。めざすはナンチャッテ・ジル・ブルガ仕様ですかね。
まぁ、オレらの場合、コンペティションは最初から考えていないし、転ぶと痛い岩場とかヒューム管とか急斜面なんていうのは危ないだけなんで、足をベタベタ着きながら、登って下れればオッケーてな感じですからド素人マル出しで行きます。
この`80年代半ばは、トライアルマシンにもモノサスが装備されて走破性が一気に高まり、トライアル専門誌が創刊されて情報量も大幅に増え、ビデオを見ながらテクニックをマスターする時代になっておりました。
でも、当時は53万円が払えなかったし、TLR200での山岳アタックツーリングがメインでしたからナンバー付きがターゲットだったりしました。
同時にファンティックやアプリリアやベータなどの外車攻勢が始まっておりまして、また、専門誌の解説や独特のノリについていけなかったのもナンダカナーと遠巻きにしていた理由カモ知れません。
元々トライアルマシンは古いバイアルス→TY125→TY250→TLR200へと正常進化をヒジやヒザのスリ傷や打身捻挫などで体験しておりますし、シンプルな車体構成や無駄のないデザインが気に入って `90年代のガスガスやスコルパは所有しておりました。
が、丁度` 80年代空冷モノサスは食べていなかったので、この際ですからチト走らせてみます。
ダイナミックではなくクネクネトライアルになってしまいそうですが、目標はめざせ! 2L消費です(笑)。
- 未だに原発事故は収拾せず。放射能も老い先短いジジイにはカンケーないよと言われながらも出来れば食品や水からの体内被爆はしたくないと考えるワガママなお年頃。でもタバコ吸ってるワナ。5月8日は川越で開催のジャパンVET(ベテランレース)にギャラリー&応援で参戦予定。
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