“ジメジメ高速
ヒトリジメ”
(2011.6.21更新)
季節は梅雨。だからジトジトと雨が降る毎日が続き、通勤や仕事の人以外はほとんどバイクには乗りません。
レインウェアを着るのが面倒なのと、外出先でも雨の雫が滴り落ちながら寒さも手伝って無口になります。
タバコを一服。ありゃ、ライターが湿っていて点火しない。こうなるとタバコを口にくわえたまま哲学者になるなんてことが多くなります。
通勤の人は生活の道具として、その多くはスクーターを愛用していますから足元は大して汚れませんし、リアにはGIVIあたりのBOXを装備していますので新聞紙やら段ボールなどを用意しておけば、着替えの際に裸足になれますから着替えもスムーズにおこなえます。
生活の知恵ですね。ロスタイム少々でアメニモマケズに元気よく出社しています。
先日の雨の日、急いでいたのとチト面倒だったのでクルマで都内に出動。いつものPが使えなかったので道路に停めて用事を済ませて戻ってきたら、ガビーン。駐車禁止違反で御用になりました。だから都内はヤダって言ったじゃんかー!
そうそう、6月20日から「ETC利用者の高速道路の休日1000円乗り放題」や「全国50区間の高速道路の無料化の社会実験」が終了いたしました。
代わって東北エリアの高速道路がトラックやバス、罹災証明書等が発行された被災者を中心に無料化されています。
ETC割引は従来の休日半額やら深夜割引に戻ったようですが、相変わらず複雑な体系のまま。
すべてが泥縄式に始まり、泥縄式に終了しました。各地で混乱したり、物流や人々の動線が変化しそうです。
無駄に遠くに行くことも少なくなり、高速道路上のサービスエリアの売店のバブルも一段落。一方で下道の賑わい(或は渋滞)が戻ってきます。
移動の際の手段も多少変化してフェリーや鉄道へのシフトも多くなりそうです。
一般国道や下道を走るクルマが増えることでバイク乗りや自転車はさらに注意力を要求されますので、これまで以上に注意が必要になるでしょう。
ちょっと元に戻すというのは簡単だと思われがちですが、人間というのは忘れやすい動物ですから修正は結構大変なハズ。
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■ハラ キュウゾウ
クルマでの移動は短距離利用が増加しそうですから、燃費向上をめざして節約運転に励むのでCO2排出量は減るでしょう。
バイクの場合はどうでしょうか。
今なら2輪用のETC機器の取り付けは空いてるでしょうし、中古品まで登場しています。
未装着で1000円乗り放題恩恵に預かれなかった人も、2輪用のETC機器導入で「休日半額」や「深夜割引」、首都高速で導入予定の距離別料金体系などに対応できます。
チリも積もれば山となるカモ。
「人生は逆ばり」ではないですが、おそらく交通量が減少する高速道路ですから、2輪車はこれまで以上に安全に快適に目的地をめざすことができるハズです。
対向車はナシ。今は2輪の最高速度は100km/h。しかも2人乗りもOK。居眠り運転だけは御法度ですが、被災地支援に通うのにも、関越道経由で新潟からフェリーに乗って北海道に上陸するにも高速道路はアリですので、予算配分と免許の点数を気にしながら我が道を往くのも手ですね。
とかなんとかいいながら、私の場合、愛車は125ですから下道しか進めません。
古いレーサーで参加しているイベントにはトランポで移動ですから、遠征は経費倍増ですからチト考えちゃってます。
いずれにしても今回の処置が東北エリアの復興活動に役に立てばと思いつつ、コロコロ変えるなよ、政治家のバカヤロー。
俺の払った義援金って灯油にもならずに行方不明じゃんかよー、セシウム増量中だぞ、ごらぁ、などとぼやきつつ梅雨明けを待つ今日この頃でございます。
- 「バイク屋潰すに刃物はいらぬ 雨の3日も降ればいい。」昔からの言い伝え? ですが、それじゃあ困るんでたまには儲けさせてやろうと出掛けたところ、7月から部品代を値上げするメーカーがあるとか。不況に震災余波に円高とイロイロなんでしょうけど、値下げした話っていうのは全然聞きません。雨が降ってるからと開き直って洗車しちゃいましたよ。除染効果も少しはあるかな〜