狙いは支持率アップか!?
大統領、自らの手で公用車をリフレッシュ
こんにちは。G2連邦・大統領のPinkie高橋です。
果たして今まで、どれだけの方が私のコーナーに目を通してくださっていたのかわかりませんが、WEB版になっても続投することになりました。念のため言っておきますが125cc以下のネタしかありません。たまにタイトルを“ポチッ”としていただければ幸いです。(G2=原付二種)
我がG2連邦の公用車として日夜活躍中であるスペイシー100(2007年モデル)は、エンジン&ミッションオイル、タイヤといった消耗品以外に一切手を加えることなく、今まで電球すら切れたこともないノントラブルの“連邦思いの孝行バイク”であります。
財政に余裕があるのなら、シンガポール航空のように最新機種が発売される度に公費で乗り換え、ユーザー目線の実用レポートなんぞお届けしたいところなんですがね。
距離が増える毎に増々好調! といった感じのスペ100ですが、走行距離2万kmを目前に各部をリフレッシュしてやることになりました。
血税による国家財産でもあるスペ100は大統領専用車ということで特別仕様が施されていますが、セキュリティの関係上、スペックは公表されていません。
税金で賄われている公用車であることをいいことに、作業は全てバイク屋さんにお任せ。まだまだ使えるパーツまで余計に交換し、さらには水増し請求までしてもらい、お互いの懐を潤すなんてよく聞くハナシですが、私にはそんな悪事を働く裕紀Moto2クラス優勝おめでとうございます。同じ“タカハシ族”として誇りに思います!)、いや勇気はございません。
そこで、国民の血税を有効活用するため、私がリフレッシュ作業することになりました。
言うまでもなく、本来なら全てプロにお任せするのがベストです。整備に関してはズブの素人なので、自分で言うのもなんですが、作業工程はあくまで「大統領の選挙前のパフォーマンス」とお考えください。
自ら作業しながら撮影しているので、大統領が手を汚しているシーンはございませんが、一部作業を除き、本当に私ピンキーが行ったものです。
公休の土曜日午前中から作業を開始し、作業が全て完了したのは夜9時。慣れないことは時間がかかりますね。おかげで翌日も翌々日も太腿の裏側が筋肉痛で大変でした。
もちろん、全ての作業が順調に進んだワケではありません。
プーリー裏側のランププレートを間違った位置で組み付けたことで、エンジン掛けた瞬間、フツーでない音が発生! 危うく駆動系をぶっ壊すところでした。
血税を有効活用するどころか、余計な出費を招いたとしてリコール選挙に発展していたかも。
で、リフレッシュの効果は? というと、今までも特に問題なかったので、これといった変化は感じられず……、という何ともお粗末な結果に。
フツーに走るので、きっと問題もないでしょう。
今後、果たしてスペ100がどこまで壊れずに走ることができるのか、興味津々です!
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Pinkie高橋
[第1回|第2回]
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- 今回、リフレッシュで交換した部品はVベルト、ウェイトローラー〜
- プラグはシートとフロアの間にある、聞こえがイヤらしい「サービスホー〜
- およそ8000キロほど走った交換前のプラグ。本来は現行エイプ〜
- 続いて駆動系のリフレッシュ。キックアーム、騒音対策用と思われる〜
- ミッション・カバーの裏。向かって右が車両前側(クランク側)、左が後側〜< /li>
- こちらミッション・ケース本体側。プーリー、クラッチ(ドリブンフェース)の順番で外しましたが〜
- 交換前のベルト幅を、ノギスで計測してみところ17.5mm。後で調べて〜
- こちら、プーリー内の交換前ウェイトローラー。特に偏磨耗が見られ〜
- 続きまして、フロントフォークのオイルを交換してみました。本来なら〜
- フォークのトップのボルトを外し、中から2種類のスプリングと〜
- バネレートの異なるおのおの2種類のスプリングとワッシャー、トップボルトを〜
- ガレージに長期在庫されていた、純正と同じ10Wのオイルを入れることに〜
- キャリパーを外したついでにブレーキパッドも交換。言うまでなく〜